なめらかな皮膚ひふの下したに
膨ふくれあがりゆくような、
違和感いわかんを育そだてながら 始末しまつに困こまる
…可愛かわいいから
たった一秒戻いちびょうもどせぬ世界せかい
現実げんじつに跪ひざまづいて
-目眩めまいを起おこす満月まんげつの日ひ
それ以上開いじょうひらかないで
貫つらぬくとき 光ひかりを見みたんだ
“真まっ赤かに滴したたる涙なみだ”
…ほら、何度なんどでも正ただしく
夜よは明あけるよ
「普通ふつうのいい子こだった…」と、
隣人りんじんは証言しょうげんした
パパも、ママも地ちに塗まみれ
ニュースの視聴率しちょうりつを上あげた
あの子こは今日きょうも希望きぼうを謳うたう
真実しんじつに唾つばを吐はいて
―目眩めまいを起おこす満月まんげつの日ひ
ねぇ、僕ぼくをいたぶって
喘あえぐ声こえはいばらの道みちが
広ひろがり続つづけていても…
ほら、窓辺まどべには女神めがみが
透すけているよ
―目眩めまいを起おこす満月まんげつの日ひ
不器用ぶきように泣なけたなら、
あの時ときもし許ゆるしていたら、
誰だれかに寄より掛かかれたら…
何なにも知しらない身体からだで
夜よは、明あけたの?
なめらかなnamerakana皮膚hifuのno下shitaにni
膨fukuれあがりゆくようなreagariyukuyouna、
違和感iwakanをwo育sodaてながらtenagara 始末shimatsuにni困komaるru
…可愛kawaiいからikara
たったtatta一秒戻ichibyoumodoせぬsenu世界sekai
現実genjitsuにni跪hizamaduいてite
-目眩memaiをwo起oこすkosu満月mangetsuのno日hi
それsore以上開ijouhiraかないでkanaide
貫tsuranuくときkutoki 光hikariをwo見miたんだtanda
“真maっxtu赤kaにni滴shitataるru涙namida”
…ほらhora、何度nandoでもdemo正tadaしくshiku
夜yoはha明aけるよkeruyo
「普通futsuuのいいnoii子koだったdatta…」とto、
隣人rinjinはha証言syougenしたshita
パパpapaもmo、ママmamaもmo地chiにni塗mamiれre
ニュnyuースsuのno視聴率shichouritsuをwo上aげたgeta
あのano子koはha今日kyouもmo希望kibouをwo謳utaうu
真実shinjitsuにni唾tsubaをwo吐haいてite
―目眩memaiをwo起oこすkosu満月mangetsuのno日hi
ねぇnee、僕bokuをいたぶってwoitabutte
喘aeぐgu声koeはいばらのhaibarano道michiがga
広hiroがりgari続tsuduけていてもketeitemo…
ほらhora、窓辺madobeにはniha女神megamiがga
透suけているよketeiruyo
―目眩memaiをwo起oこすkosu満月mangetsuのno日hi
不器用bukiyouにni泣naけたならketanara、
あのano時tokiもしmoshi許yuruしていたらshiteitara、
誰dareかにkani寄yoりri掛kaかれたらkaretara…
何naniもmo知shiらないranai身体karadaでde
夜yoはha、明aけたのketano?