鉄てつの臭においが染しみ付ついた、手ての平ひらの赤黒あかぐろい傷きず
冴さえた光ひかりを掴つかみ取とる様ように
三日月みかづきの夜よるに気付きづいて、さっきまで壁かべを抱だいてた
転ころがる景色けしき 人形にんぎょうの様ように
もう何なにも、もう何なにも、見みえなくて…
こんなにも、こんなにも、碧あおくて…
痛いたくて、痛いたくて、眠ねむれない…
撒まき散ちらす楔輝くさびかがやく
孤独こどくで、孤独こどくで、乾かわいてく…
時間じかんが私わたしを追おいこす
口紅剥くちべにはがれた唇くちびる
白しろくて骨ほねが見みえそうよ
夜空よぞらに雷鳴乱舞らいめいおどると
カナリヤ カゴの中なかで叫さけぶ
澄すみきった透明とうめいな世界せかいで
壊こわれた嘘うそをつき通とおせ
歪ゆがんでゆく夜空よぞらに、弱よわい愛あいの歌うた
遠とおく離はなれてた原子達げんしたちを呼よぶよ……
汚よごれた無数むすうの星達ほしたちは、生なまぬるい風かぜの中なかで揺ゆれる
こんなにも、こんなにも、静しずかな翼つばさに残のこってた露つゆ
モナリザ微笑ほほえむ廊下ろうかで
新あたらしい、碧あおい月つきの詩うた
氷こおりが溶とけてく泉いずみで
哀かなしいワルツ踊おどりましょう
鉄tetsuのno臭nioいがiga染shiみmi付tsuいたita、手teのno平hiraのno赤黒akaguroいi傷kizu
冴saえたeta光hikariをwo掴tsukaみmi取toるru様youにni
三日月mikadukiのno夜yoruにni気付kiduいてite、さっきまでsakkimade壁kabeをwo抱daいてたiteta
転koroがるgaru景色keshiki 人形ningyouのno様youにni
もうmou何naniもmo、もうmou何naniもmo、見miえなくてenakute…
こんなにもkonnanimo、こんなにもkonnanimo、碧aoくてkute…
痛itaくてkute、痛itaくてkute、眠nemuれないrenai…
撒maきki散chiらすrasu楔輝kusabikagayaくku
孤独kodokuでde、孤独kodokuでde、乾kawaいてくiteku…
時間jikanがga私watashiをwo追oいこすikosu
口紅剥kuchibenihaがれたgareta唇kuchibiru
白shiroくてkute骨honeがga見miえそうよesouyo
夜空yozoraにni雷鳴乱舞raimeiodoるとruto
カナリヤkanariya カゴkagoのno中nakaでde叫sakeぶbu
澄suみきったmikitta透明toumeiなna世界sekaiでde
壊kowaれたreta嘘usoをつきwotsuki通tooせse
歪yugaんでゆくndeyuku夜空yozoraにni、弱yowaいi愛aiのno歌uta
遠tooくku離hanaれてたreteta原子達genshitachiをwo呼yoぶよbuyo……
汚yogoれたreta無数musuuのno星達hoshitachiはha、生namaぬるいnurui風kazeのno中nakaでde揺yuれるreru
こんなにもkonnanimo、こんなにもkonnanimo、静shizuかなkana翼tsubasaにni残nokoってたtteta露tsuyu
モナリザmonariza微笑hohoeむmu廊下roukaでde
新ataraしいshii、碧aoいi月tsukiのno詩uta
氷kooriがga溶toけてくketeku泉izumiでde
哀kanaしいshiiワルツwarutsu踊odoりましょうrimasyou