三月さんがつのしらけた道みち
子猫こねこがどこかで鳴ないて
麻色あさいろの上着うわぎを脱ぬいだら
あの子こが笑わらってみせたよ
桜舞さくらまい落おちる
坂道さかみちは昼下ひるさがり
おもえらく
僕ぼくら風かぜに吹ふかれて
狭せまい裏路地うらろじぬけたら
人気ひとけもなく広ひろがるグラウンド
瀬戸際せとぎわの今いまは
すべて忘わすれていたいよ
桜散さくらちる後あとの
港みなとには船ふねが着つく
おもえらく
僕ぼくら遊あそび疲つかれて
季節きせつを止とめて
君きみはいつも陽気ようきな顔かおで
逃にげたよ
桜散さくらちり
舞まい上あがる
片道かたみちの船ふねが出でる
おもえらく
僕ぼくら帰かえりそびれて
桜散さくらちり
舞まい上あがる
坂道さかみちは昼下ひるさがり
おもえらく
僕ぼくら風かぜに吹ふかれて
三月sangatsuのしらけたnoshiraketa道michi
子猫konekoがどこかでgadokokade鳴naいてite
麻色asairoのno上着uwagiをwo脱nuいだらidara
あのano子koがga笑waraってみせたよttemisetayo
桜舞sakuramaいi落oちるchiru
坂道sakamichiはha昼下hirusaがりgari
おもえらくomoeraku
僕bokuらra風kazeにni吹fuかれてkarete
狭semaいi裏路地urarojiぬけたらnuketara
人気hitokeもなくmonaku広hiroがるgaruグラウンドguraundo
瀬戸際setogiwaのno今imaはha
すべてsubete忘wasuれていたいよreteitaiyo
桜散sakurachiるru後atoのno
港minatoにはniha船funeがga着tsuくku
おもえらくomoeraku
僕bokuらra遊asoびbi疲tsukaれてrete
季節kisetsuをwo止toめてmete
君kimiはいつもhaitsumo陽気youkiなna顔kaoでde
逃niげたよgetayo
桜散sakurachiりri
舞maいi上aがるgaru
片道katamichiのno船funeがga出deるru
おもえらくomoeraku
僕bokuらra帰kaeりそびれてrisobirete
桜散sakurachiりri
舞maいi上aがるgaru
坂道sakamichiはha昼下hirusaがりgari
おもえらくomoeraku
僕bokuらra風kazeにni吹fuかれてkarete