聞きこえてくるのは鳥とりの歌うた?
いいえそれは森もりの鳴なき声ごえ
輝かがやいているのは月つきの光ひかり?
いいえそれは燃もえる炎ほのおよ
かつて「母かあさん」と呼よんだ人ひと
暖炉だんろの中なかで灰はいへと変かわり
後あとに残のこった「始はじまりの罪つみ」
僕ぼくらの手てで七ななつに分わけた
「色欲しきよく」は花はな
「悪食あくじき」は種たね
「傲慢ごうまん」は石いし
「嫉妬しっと」は泉いずみ
「怠惰たいだ」は風かぜ
「強欲ごうよく」は土つち
そして
「憤怒ふんぬ」は森もり
舞まい上あがれ七ななつの罪つみ
偽いつわりの母ははから生うまれた穢けがれ
回まわれ廻まわれ世界せかいよ
この悪あしき大罪たいざい
清きよめてよ
禁断きんだんの果実かじつの手てで
世界せかいに放はなたれた七ななつの罪つみ
森もりを守まもるエルドの樹きは
全すべての回収かいしゅうを友ともに頼たのむ
「退屈たいくつしのぎになるならそれも構かまわない」
「どうせ時間じかんは無限むげんにあるし」
嗤わらう魔道師まどうし
愛あいする人ひとを失うしない
大事だいじなものを壊こわしたその果はてに
与あたえられた悠久ゆうきゅうは
彼女かのじょにとって空虚くうきょでしかない
全すべてを手てに入いれ
そして失うしなった魔道師まどうしは
何なにを望のぞむ?
何なにを求もとめる?
時ときの果はてに…
一人ひとりの女おんなから生うまれて育はぐくまれ
七ななつに裂さかれた罪つみのストーリー
時ときを超こえる魔女まじょの酔狂すいきょうな気きまぐれ
森もりから始はじまる時の物語クロノ・ストーリー
聞kiこえてくるのはkoetekurunoha鳥toriのno歌uta?
いいえそれはiiesoreha森moriのno鳴naきki声goe
輝kagayaいているのはiteirunoha月tsukiのno光hikari?
いいえそれはiiesoreha燃moえるeru炎honooよyo
かつてkatsute「母kaaさんsan」とto呼yoんだnda人hito
暖炉danroのno中nakaでde灰haiへとheto変kaわりwari
後atoにni残nokoったtta「始hajiまりのmarino罪tsumi」
僕bokuらのrano手teでde七nanaつにtsuni分waけたketa
「色欲shikiyoku」はha花hana
「悪食akujiki」はha種tane
「傲慢gouman」はha石ishi
「嫉妬shitto」はha泉izumi
「怠惰taida」はha風kaze
「強欲gouyoku」はha土tsuchi
そしてsoshite
「憤怒funnu」はha森mori
舞maいi上aがれgare七nanaつのtsuno罪tsumi
偽itsuwaりのrino母hahaからkara生uまれたmareta穢kegaれre
回mawaれre廻mawaれre世界sekaiよyo
このkono悪aしきshiki大罪taizai
清kiyoめてよmeteyo
禁断kindanのno果実kajitsuのno手teでde
世界sekaiにni放hanaたれたtareta七nanaつのtsuno罪tsumi
森moriをwo守mamoるruエルドerudoのno樹kiはha
全subeてのteno回収kaisyuuをwo友tomoにni頼tanoむmu
「退屈taikutsuしのぎになるならそれもshinogininarunarasoremo構kamaわないwanai」
「どうせdouse時間jikanはha無限mugenにあるしniarushi」
嗤waraうu魔道師madoushi
愛aiするsuru人hitoをwo失ushinaいi
大事daijiなものをnamonowo壊kowaしたそのshitasono果haてにteni
与ataえられたerareta悠久yuukyuuはha
彼女kanojoにとってnitotte空虚kuukyoでしかないdeshikanai
全subeてをtewo手teにni入iれre
そしてsoshite失ushinaったtta魔道師madoushiはha
何naniをwo望nozoむmu?
何naniをwo求motoめるmeru?
時tokiのno果haてにteni…
一人hitoriのno女onnaからkara生uまれてmarete育hagukuまれmare
七nanaつにtsuni裂saかれたkareta罪tsumiのnoストsutoーリriー
時tokiをwo超koえるeru魔女majoのno酔狂suikyouなna気kiまぐれmagure
森moriからkara始hajiまるmaru時の物語kurono・sutôrî