燃もえ落おちる塔トゥア 弔とむらいの鐘かね
終おわることない 剣つるぎの Da Capo
白しろい百合踏ゆりふみ 赤あかい薔薇咲ばらさく
荒あれ果はてた庭にわ 1429ミルキャトルサンバンヌフ
無力むりょくの王太子チャールズ 暗愚あんぐの家臣かしん
国くにの終焉おわりに 為なす術すべも持もたず
嘆なげきの民たみと 最後さいごの砦とりで
囲かこみ笑わらうは異国いこく の侵略者アングレー
歴史れきしは 何時いつも 必然ひつぜんで
奇跡きせきを けれど 人ひとは求もとめる
聴きけ少女しょうじょよ 天使の声をボクスアンジュローム
なぜ私わたし? なぜ立たてと?
問とう言葉ことば 飲のみ込こみ
少女しょうじょは 髪かみと涙落なみだおとす
この腕うでで 戦たたかえと
ただ声こえが 命めいずる
私わたしを呼よぶ 炎ほのお
男装だんそうの騎士きし 神かみの道化師どうけし
戦たたかい控ひかえ嘲笑わらった 騎士たちはシュバリエ
前行まえゆく旗はたに 励はげます旗はたに
少女しょうじょを愛あいし 剣つるぎを捧ささげた
嫉妬しっとの王とチャールズ 惰弱だじゃくの家臣かしん
王位おういを得うれば 少女おもちゃは投なげ捨すて
憐あわれむ民たみは されど少女しょうじょを
恩寵おんちょうの日ひを 永遠とわに語かたり継つぐ
祖国そこくを 護まもる 戦たたかいに
騎士たちは集シュバリエつどい 旗はたを見上みあげた
見みよ少女しょうじょよ あれが オルレアンだ
火ひに撃うたれ 引ひき裂さかれ
焼やきついた傷跡きずあと
泣なき声ごえは 上あげても逃にげない
声嗄こえからげ 旗掲はたかかげ
抗あらがえるのならば
闇やみを照てらせ 炎ほのお
神様かみさま いつかは
あの村むらに 帰かえって
あなたに 愛あいされ
木陰こかげ 眠ねむれますか
血ちを流ながし 地ちに踏ふまれ
実みもつけず 散ちる花はな
少女しょうじょは ただ唇くちびるを噛かむ
踏ふみ込こんだ 庭にわの奥おく
茨いばらに傷きずついて
絡からめ囚とらわれ
運命うんめいに 摘つみ取とられ
萎しおれてく 百合ゆりなら
せめて人ひとの 記憶飾きおくかざりたい
見みた夢ゆめが 未来図みらいずが
購あがなえるのならば
私包わたしつつめ 炎ほのお
燃moえe落oちるchiru塔twua 弔tomuraいのino鐘kane
終oわることないwarukotonai 剣tsurugiのno Da Capo
白shiroいi百合踏yurifuみmi 赤akaいi薔薇咲barasaくku
荒aれre果haてたteta庭niwa 1429mirukyatorusanbannufu
無力muryokuのno王太子châruzu 暗愚anguのno家臣kashin
国kuniのno終焉owaりにrini 為naすsu術subeもmo持moたずtazu
嘆nageきのkino民tamiとto 最後saigoのno砦toride
囲kakoみmi笑waraうはuha異国ikoku のno侵略者angurê
歴史rekishiはha 何時itsuもmo 必然hitsuzenでde
奇跡kisekiをwo けれどkeredo 人hitoはha求motoめるmeru
聴kiけke少女syoujoよyo 天使の声をbokusuanjurômu
なぜnaze私watashi? なぜnaze立taてとteto?
問toうu言葉kotoba 飲noみmi込koみmi
少女syoujoはha 髪kamiとto涙落namidaoとすtosu
このkono腕udeでde 戦tatakaえとeto
ただtada声koeがga 命meiずるzuru
私watashiをwo呼yoぶbu 炎honoo
男装dansouのno騎士kishi 神kamiのno道化師doukeshi
戦tatakaいi控hikaえe嘲笑waraったtta 騎士たちはsyubarie
前行maeyuくku旗hataにni 励hageますmasu旗hataにni
少女syoujoをwo愛aiしshi 剣tsurugiをwo捧sasaげたgeta
嫉妬shittoのno王とchâruzu 惰弱dajakuのno家臣kashin
王位ouiをwo得uればreba 少女omochaはha投naげge捨suてte
憐awaれむremu民tamiはha されどsaredo少女syoujoをwo
恩寵onchouのno日hiをwo 永遠towaにni語kataりri継tsuぐgu
祖国sokokuをwo 護mamoるru 戦tatakaいにini
騎士たちは集syubarietsudoいi 旗hataをwo見上miaげたgeta
見miよyo少女syoujoよyo あれがarega オルレアンorureanだda
火hiにni撃uたれtare 引hiきki裂saかれkare
焼yaきついたkitsuita傷跡kizuato
泣naきki声goeはha 上aげてもgetemo逃niげないgenai
声嗄koekaらげrage 旗掲hatakakaげge
抗aragaえるのならばerunonaraba
闇yamiをwo照teらせrase 炎honoo
神様kamisama いつかはitsukaha
あのano村muraにni 帰kaeってtte
あなたにanatani 愛aiされsare
木陰kokage 眠nemuれますかremasuka
血chiをwo流nagaしshi 地chiにni踏fuまれmare
実miもつけずmotsukezu 散chiるru花hana
少女syoujoはha ただtada唇kuchibiruをwo噛kaむmu
踏fuみmi込koんだnda 庭niwaのno奥oku
茨ibaraにni傷kizuついてtsuite
絡karaめme囚toraわれware
運命unmeiにni 摘tsuみmi取toられrare
萎shioれてくreteku 百合yuriならnara
せめてsemete人hitoのno 記憶飾kiokukazaりたいritai
見miたta夢yumeがga 未来図miraizuがga
購aganaえるのならばerunonaraba
私包watashitsutsuめme 炎honoo