穏おだやか広ひろがる 初夏しょかの日差ひざし
雨振あめふり願ねがったのに 晴はれてしまった
あの日ひと同おなじ「晴はれ」だけれど
心こころのどしゃぶり 止やみそうにない
歩あるきなれた道みち
ふたり思おもい出でのこの道みち
胸苦むねくるしくて
「もう終おわりよ」君きみが言いった
繋つないでいた手震てふるえる
いつか来くると わかってたのに
僕ぼくは何なにも言いえずに
二人ふたりの絆きずなはあまりに脆もろく
遠とおくでじゃれ合あう 幸しあわせなふたり
僕ぼくらはいつから 違ちがったのだろう
君きみにあげた指輪ゆびわ
いつからつけなくなったの?
わからないよ
永遠えいえんだと信しんじていた
幸しあわせだと信しんじていた
いつからだろう 君きみの笑顔えがお
寂さみしそうで 辛つらかった
あの日ひ 空そらに咲さいたあの花火はなびに
ふたりの 永遠えいえんの幸しあわせを誓ちかった
花火はなびは とてもとてもとても美うつくしく
まるで 寄より添そった僕ぼくらのようで
輝かがやく花火はなびはもう消きえた
終おわりたくない 言葉ことばが出でない
思おもい出でばかり流ながれる
繋つないでいた手てが離はなれて
君きみが振ふり返かえる
「もう時間じかんね」歩あるき出だした
君きみの頬ほほは濡ぬれていて
「ありがとう」と そう言いえたら
どれだけよかっただろう
最後さいごの言葉ことばは風かぜの中なか
穏odaやかyaka広hiroがるgaru 初夏syokaのno日差hizaしshi
雨振amefuりri願negaったのにttanoni 晴haれてしまったreteshimatta
あのano日hiとto同onaじji「晴haれre」だけれどdakeredo
心kokoroのどしゃぶりnodosyaburi 止yaみそうにないmisouninai
歩aruきなれたkinareta道michi
ふたりfutari思omoいi出deのこのnokono道michi
胸苦munekuruしくてshikute
「もうmou終oわりよwariyo」君kimiがga言iったtta
繋tsunaいでいたideita手震tefuruえるeru
いつかitsuka来kuるとruto わかってたのにwakattetanoni
僕bokuはha何naniもmo言iえずにezuni
二人futariのno絆kizunaはあまりにhaamarini脆moroくku
遠tooくでじゃれkudejare合aうu 幸shiawaせなふたりsenafutari
僕bokuらはいつからrahaitsukara 違chigaったのだろうttanodarou
君kimiにあげたniageta指輪yubiwa
いつからつけなくなったのitsukaratsukenakunattano?
わからないよwakaranaiyo
永遠eienだとdato信shinじていたjiteita
幸shiawaせだとsedato信shinじていたjiteita
いつからだろうitsukaradarou 君kimiのno笑顔egao
寂samiしそうでshisoude 辛tsuraかったkatta
あのano日hi 空soraにni咲saいたあのitaano花火hanabiにni
ふたりのfutarino 永遠eienのno幸shiawaせをsewo誓chikaったtta
花火hanabiはha とてもとてもとてもtotemototemototemo美utsukuしくshiku
まるでmarude 寄yoりri添soったtta僕bokuらのようでranoyoude
輝kagayaくku花火hanabiはもうhamou消kiえたeta
終oわりたくないwaritakunai 言葉kotobaがga出deないnai
思omoいi出deばかりbakari流nagaれるreru
繋tsunaいでいたideita手teがga離hanaれてrete
君kimiがga振fuりri返kaeるru
「もうmou時間jikanねne」歩aruきki出daしたshita
君kimiのno頬hohoはha濡nuれていてreteite
「ありがとうarigatou」とto そうsou言iえたらetara
どれだけよかっただろうdoredakeyokattadarou
最後saigoのno言葉kotobaはha風kazeのno中naka