立たち昇のぼる煙けむりが一ひとつ一ひとつ
交まじり合あい 香かおりが増ふえる
儚はかない熱ねつが痛いたく 目めに染しみた
気きづけば君きみの姿すがたは霞かすむ
言葉ことばをかけるのはやめておくよ
焼やけ付つく音おとがダルいから
立たち昇のぼる煙けむりが一ひとつ一ひとつ
込こみ上あげ混まじり合あう感情かんじょう
溶とけあえば過去かこが透すける
絡からみつく時間じかんが二ふたつに別わかれ 空そらへと泳およぐ
失うしなったフィルター 吸すい込こんだ渇かわいた声こえ
舌したの上うえで弾はじけ飛とんで もう前まえを向むいた
くすぶり続つづけるのが今いまだとしても
いつか落おちた灰はいさえ一緒いっしょになればいい
立たち昇のぼる煙けむりが一ひとつ一ひとつ
変かわってく人ひとだけ見送みおくる
離はなれてくこともあるさ
染しみ付ついた色いろを
優やさしく撫なでれば
あの頃ころの青あおい日々ひびだけが
指先ゆびさきに伝つたわった
立たち昇のぼる煙けむりが一ひとつ一ひとつ
変かわらない想おもいを包つつんでいく
交まじり合あい 香かおりが増ふえる
立taちchi昇noboるru煙kemuriがga一hitoつtsu一hitoつtsu
交maじりjiri合aいi 香kaoりがriga増fuえるeru
儚hakanaいi熱netsuがga痛itaくku 目meにni染shiみたmita
気kiづけばdukeba君kimiのno姿sugataはha霞kasuむmu
言葉kotobaをかけるのはやめておくよwokakerunohayameteokuyo
焼yaけke付tsuくku音otoがgaダルdaruいからikara
立taちchi昇noboるru煙kemuriがga一hitoつtsu一hitoつtsu
込koみmi上aげge混maじりjiri合aうu感情kanjou
溶toけあえばkeaeba過去kakoがga透suけるkeru
絡karaみつくmitsuku時間jikanがga二futaつにtsuni別wakaれre 空soraへとheto泳oyoぐgu
失ushinaったttaフィルタfirutaー 吸suいi込koんだnda渇kawaいたita声koe
舌shitaのno上ueでde弾hajiけke飛toんでnde もうmou前maeをwo向muいたita
くすぶりkusuburi続tsuduけるのがkerunoga今imaだとしてもdatoshitemo
いつかitsuka落oちたchita灰haiさえsae一緒issyoになればいいninarebaii
立taちchi昇noboるru煙kemuriがga一hitoつtsu一hitoつtsu
変kaわってくwatteku人hitoだけdake見送miokuるru
離hanaれてくこともあるさretekukotomoarusa
染shiみmi付tsuいたita色iroをwo
優yasaしくshiku撫naでればdereba
あのano頃koroのno青aoいi日々hibiだけがdakega
指先yubisakiにni伝tsutaわったwatta
立taちchi昇noboるru煙kemuriがga一hitoつtsu一hitoつtsu
変kaわらないwaranai想omoいをiwo包tsutsuんでいくndeiku
交maじりjiri合aいi 香kaoりがriga増fuえるeru