何なにもかもが眠ねむる
水みずの底そこの街まちで
僕ぼくは一人ひとりきり彷徨さまよう
止とまったままの時計とけい
君きみの秘密ひみつの箱はこ
何なにが入はいっている?
大事だいじそうに抱かかえ込こんで
時々ときどきのぞいている
にじんでく淡あわいひこうき雲ぐも
目めを細ほそめ……
冷つめたい冬ふゆの前まえの
束つかの間まの日向ひなたに
猫ねこは丸まるくなって眠ねむる
僕ぼくも夢ゆめの中なかへ
なまぬるい風かぜが僕ぼくの髪かみを
揺ゆらしてる……
はるか遠とおくの方ほうで
君きみの声こえが聞きこえる
くり返かえし僕ぼくを呼よんでいる
それは夢ゆめか現うつつか
夢ゆめか現うつつか
何naniもかもがmokamoga眠nemuるru
水mizuのno底sokoのno街machiでde
僕bokuはha一人hitoriきりkiri彷徨samayoうu
止toまったままのmattamamano時計tokei
君kimiのno秘密himitsuのno箱hako
何naniがga入haiっているtteiru?
大事daijiそうにsouni抱kakaえe込koんでnde
時々tokidokiのぞいているnozoiteiru
にじんでくnijindeku淡awaいひこうきihikouki雲gumo
目meをwo細hosoめme……
冷tsumeたいtai冬fuyuのno前maeのno
束tsukaのno間maのno日向hinataにni
猫nekoはha丸maruくなってkunatte眠nemuるru
僕bokuもmo夢yumeのno中nakaへhe
なまぬるいnamanurui風kazeがga僕bokuのno髪kamiをwo
揺yuらしてるrashiteru……
はるかharuka遠tooくのkuno方houでde
君kimiのno声koeがga聞kiこえるkoeru
くりkuri返kaeしshi僕bokuをwo呼yoんでいるndeiru
それはsoreha夢yumeかka現utsutsuかka
夢yumeかka現utsutsuかka