薄暗うすぐらい教室きょうしつでアナタとふたり 言葉探ことばさがせないまま夕日ゆうひに染そまる
それぞれ別々べつべつの道みちを行ゆくから もう会あえなくなること本当ほんとうは知しっていた
アナタの声こえ 少すこしかすれる 僕ぼくは耳みみをふさぐ
校庭こうていに散ちるサクラの花はなが静しずかに泣ないた
夜空飾よぞらかざる花火はなびがアナタを照てらす 幼おさなさ残のこる横顔よこがお 眩まぶしかった
祭まつりが終おわった後あとの夏なつの短みじかさを あの頃ころのふたりはまだ知しらなかった
おぼろ月夜つきよに馳はせた恋こいは 行ゆく宛あてもないまま
微熱びねつを帯おびて ただ寄より添そって やがて朝あさが来きた
アナタの目めを見みることも出来できないままで
僕ぼくはうつ向むいていた 長ながく伸のびた影法師かげぼうし
最後さいごの言葉ことばは風かぜの中なか 遠とおい記憶きおくの中なか
校庭こうていに散ちるサクラの花はなが静しずかに泣ないた
薄暗usuguraいi教室kyoushitsuでdeアナタanataとふたりtofutari 言葉探kotobasagaせないままsenaimama夕日yuuhiにni染soまるmaru
それぞれsorezore別々betsubetsuのno道michiをwo行yuくからkukara もうmou会aえなくなることenakunarukoto本当hontouはha知shiっていたtteita
アナタanataのno声koe 少sukoしかすれるshikasureru 僕bokuはha耳mimiをふさぐwofusagu
校庭kouteiにni散chiるruサクラsakuraのno花hanaがga静shizuかにkani泣naいたita
夜空飾yozorakazaるru花火hanabiがgaアナタanataをwo照teらすrasu 幼osanaさsa残nokoるru横顔yokogao 眩mabuしかったshikatta
祭matsuriがga終oわったwatta後atoのno夏natsuのno短mijikaさをsawo あのano頃koroのふたりはまだnofutarihamada知shiらなかったranakatta
おぼろoboro月夜tsukiyoにni馳haせたseta恋koiはha 行yuくku宛ateもないままmonaimama
微熱binetsuをwo帯oびてbite ただtada寄yoりri添soってtte やがてyagate朝asaがga来kiたta
アナタanataのno目meをwo見miることもrukotomo出来dekiないままでnaimamade
僕bokuはうつhautsu向muいていたiteita 長nagaくku伸noびたbita影法師kageboushi
最後saigoのno言葉kotobaはha風kazeのno中naka 遠tooいi記憶kiokuのno中naka
校庭kouteiにni散chiるruサクラsakuraのno花hanaがga静shizuかにkani泣naいたita