丸まるく見開みひらいた目めと決けっして沈しずまない太陽たいよう 僕ぼくの行ゆく先さきを想像そうぞうしてみる
遠とおのく雨あめの憂うれいをもう薫かおる夏なつの匂においに 託たくして僕ぼくは夏なつに包つつまれてく
朝あさもやを駆かけ抜ぬけて来きた道みちは 遠とおく遥はるか続つづくそれは海うみの様ように何なにもかもを飲のみ込こむ
目めもくらむ程ほどの太陽たいようは僕ぼくらを容赦ようしゃなく照てらし続つづけ やがて褐色かっしょくの肌はだになる
触ふれる指ゆびを解ほどくのはまだ早はやいみたい ぎこちなさの残のこる会話かいわをしたりして
ふいに気付きづき夕日ゆうひを見みて君きみは何なにを思おもう 波なみのざわめき 風かぜのささやき
火照ほてった頬ほほに染しみ込こむ
丸まるく見開みひらいた目めと決けっして沈しずまない太陽たいよう 僕ぼくの行ゆく先さきを想像そうぞうしてみる
遠とおのく雨あめの憂うれいをもう薫かおる夏なつの匂においに 託たくして僕ぼくは夏なつに包つつまれてく
長ながく伸のびるその影かげに静しずかにキスして やがて次第しだいに訪おとずれるだろう満天まんてんの 星空ほしぞらを待まつ
夕凪ゆうなぎは時ときとして胸むねを打うつ鼓動こどうや微かすかな呼吸こきゅうでさえ この耳みみに届とどかせる
簡単かんたんな言葉ことばにだって躊躇ためらいながらの声こえ 確信かくしんに迫せまる言葉ことばとは触ふれないし
もどかしさに押おし黙だまって僕ぼくは何なにを思おもう 過すぎたあの夏なつ これからの夏なつ
二人ふたりを照てらす月明つきあかり
いったい僕ぼくらの未来みらいはどんくらいのスパンでもって 絡からんでんだ?なんて 想像そうぞうしてみる
この夏なつに生うまれる恋こいが永遠えいえんの時間じかんとなって 二人ふたりの内うちに色いろを添そえれたらいい
少すこし冷つめたい水みずをすくいました
泪なみだに似にた味あじに気付きづく僕ぼくは 蘇よみがえる記憶きおくにだって何なんの抵抗ていこうも抱いだかない
季節きせつは廻まわる 季節きせつは廻まわる 同おなじ砂すなの上うえ
軽かるく流ながしちゃった声こえもいつだって聞きいていたいよ 素直すなおな想おもいが脳裏のうりをよぎる
ありふれる恋こいの原形げんけいも形変かたちかえてくように 二人ふたりの恋こいは夏なつに包つつまれてく
小ちいさな恋こいよ いつしか花はなになれ
丸maruくku見開mihiraいたita目meとto決kextuしてshite沈shizuまないmanai太陽taiyou 僕bokuのno行yuくku先sakiをwo想像souzouしてみるshitemiru
遠tooのくnoku雨ameのno憂ureいをもうiwomou薫kaoるru夏natsuのno匂nioいにini 託takuしてshite僕bokuはha夏natsuにni包tsutsuまれてくmareteku
朝asaもやをmoyawo駆kaけke抜nuけてkete来kiたta道michiはha 遠tooくku遥haruかka続tsuduくそれはkusoreha海umiのno様youにni何naniもかもをmokamowo飲noみmi込koむmu
目meもくらむmokuramu程hodoのno太陽taiyouはha僕bokuらをrawo容赦yousyaなくnaku照teらしrashi続tsuduけke やがてyagate褐色kassyokuのno肌hadaになるninaru
触fuれるreru指yubiをwo解hodoくのはまだkunohamada早hayaいみたいimitai ぎこちなさのgikochinasano残nokoるru会話kaiwaをしたりしてwoshitarishite
ふいにfuini気付kiduきki夕日yuuhiをwo見miてte君kimiはha何naniをwo思omoうu 波namiのざわめきnozawameki 風kazeのささやきnosasayaki
火照hoteったtta頬hohoにni染shiみmi込koむmu
丸maruくku見開mihiraいたita目meとto決kextuしてshite沈shizuまないmanai太陽taiyou 僕bokuのno行yuくku先sakiをwo想像souzouしてみるshitemiru
遠tooのくnoku雨ameのno憂ureいをもうiwomou薫kaoるru夏natsuのno匂nioいにini 託takuしてshite僕bokuはha夏natsuにni包tsutsuまれてくmareteku
長nagaくku伸noびるそのbirusono影kageにni静shizuかにkaniキスkisuしてshite やがてyagate次第shidaiにni訪otozuれるだろうrerudarou満天mantenのno 星空hoshizoraをwo待maつtsu
夕凪yuunagiはha時tokiとしてtoshite胸muneをwo打uつtsu鼓動kodouやya微kasuかなkana呼吸kokyuuでさえdesae このkono耳mimiにni届todoかせるkaseru
簡単kantanなna言葉kotobaにだってnidatte躊躇tameraいながらのinagarano声koe 確信kakushinにni迫semaるru言葉kotobaとはtoha触fuれないしrenaishi
もどかしさにmodokashisani押oしshi黙damaってtte僕bokuはha何naniをwo思omoうu 過suぎたあのgitaano夏natsu これからのkorekarano夏natsu
二人futariをwo照teらすrasu月明tsukiaかりkari
いったいittai僕bokuらのrano未来miraiはどんくらいのhadonkurainoスパンsupanでもってdemotte 絡karaんでんだndenda?なんてnante 想像souzouしてみるshitemiru
このkono夏natsuにni生uまれるmareru恋koiがga永遠eienのno時間jikanとなってtonatte 二人futariのno内uchiにni色iroをwo添soえれたらいいeretaraii
少sukoしshi冷tsumeたいtai水mizuをすくいましたwosukuimashita
泪namidaにni似niたta味ajiにni気付kiduくku僕bokuはha 蘇yomigaeるru記憶kiokuにだってnidatte何nanのno抵抗teikouもmo抱idaかないkanai
季節kisetsuはha廻mawaるru 季節kisetsuはha廻mawaるru 同onaじji砂sunaのno上ue
軽karuくku流nagaしちゃったshichatta声koeもいつだってmoitsudatte聞kiいていたいよiteitaiyo 素直sunaoなna想omoいがiga脳裏nouriをよぎるwoyogiru
ありふれるarifureru恋koiのno原形genkeiもmo形変katachikaえてくようにetekuyouni 二人futariのno恋koiはha夏natsuにni包tsutsuまれてくmareteku
小chiiさなsana恋koiよyo いつしかitsushika花hanaになれninare