繰くり返かえした弱よわささえ 愛いとしく思おもえた
ぼんやり窓まどの外そと 眺ながめた月つき
すれ違ちがったその夜よるは もう泣なかないでと
寄より添そう感触かんしょくに 未来みらいを委ゆだねた
あなたは十六夜いざよい 忘わすれかけた恋こい
霞かすむ声こえに照てらされて
思おもい出では彼方かなたへ 消きえてゆく
染そまって彷徨さまよって まだ叶かなわぬ思おもい
現実げんじつと夢ゆめの狭間はざま おぼろに火照ほてらされて
あなたは十六夜いざよい 通とおり過すぎる恋こい
ほつれかけた糸いとに触ふれて
優やさしい顔かおをしないで
わたしはさざ波なみ ひとりぼっちの愛あい
瞳ひとみの奥おくで幻想げんそうは 儚はかなく惹ひかれあって
手てと手てを重かさね 二人ふたりは
夜よるの海うみの色いろに見惚みとれた
あなたは十六夜いざよい 忘わすれかけた恋こい
霞かすむ声こえに照てらされた 思おもい出では渦巻うずまいて
あなたは十六夜いざよい 通とおり過すぎた恋こい
ほつれかけた心こころに触ふれて もう離はなさないで
そして広ひろい空そらへ 羽はばたいてゆく
繰kuりri返kaeしたshita弱yowaささえsasae 愛itoしくshiku思omoえたeta
ぼんやりbonyari窓madoのno外soto 眺nagaめたmeta月tsuki
すれsure違chigaったそのttasono夜yoruはha もうmou泣naかないでとkanaideto
寄yoりri添soうu感触kansyokuにni 未来miraiをwo委yudaねたneta
あなたはanataha十六夜izayoi 忘wasuれかけたrekaketa恋koi
霞kasuむmu声koeにni照teらされてrasarete
思omoいi出deはha彼方kanataへhe 消kiえてゆくeteyuku
染soまってmatte彷徨samayoってtte まだmada叶kanaわぬwanu思omoいi
現実genjitsuとto夢yumeのno狭間hazama おぼろにoboroni火照hoteらされてrasarete
あなたはanataha十六夜izayoi 通tooりri過suぎるgiru恋koi
ほつれかけたhotsurekaketa糸itoにni触fuれてrete
優yasaしいshii顔kaoをしないでwoshinaide
わたしはさざwatashihasaza波nami ひとりぼっちのhitoribotchino愛ai
瞳hitomiのno奥okuでde幻想gensouはha 儚hakanaくku惹hiかれあってkareatte
手teとto手teをwo重kasaねne 二人futariはha
夜yoruのno海umiのno色iroにni見惚mitoれたreta
あなたはanataha十六夜izayoi 忘wasuれかけたrekaketa恋koi
霞kasuむmu声koeにni照teらされたrasareta 思omoいi出deはha渦巻uzumaいてite
あなたはanataha十六夜izayoi 通tooりri過suぎたgita恋koi
ほつれかけたhotsurekaketa心kokoroにni触fuれてrete もうmou離hanaさないでsanaide
そしてsoshite広hiroいi空soraへhe 羽haばたいてゆくbataiteyuku