日暮ひぐれの色いろは優やさしく
欠かけた景色けしき 照てらしてくれる
透すき通とおる影かげから心こころが溶とけ出だして
ぬくもりを確たしかめた右手みぎてが
震ふるえるあなたに気付きづいた
壊こわれていく世界せかいを嘆なげかないで
失なくしたなら もう一度いちど
砂すなから掬すくいあげて
やがて全すべて過すぎ去さったとしても
ひとしずくの光ひかりは残のこる
流ながれる水みずを堰せき止とめ 映うつるものを暈ぼかす指先ゆびさき
濁にごしたらはじめに何なにが沈しずむのでしょう
歪ゆがんだ視界しかいの果はて 溺おぼれる
いつかは堕おちていくのだから
すれ違ちがう心こころを預あずけ わたしを感かんじて…
契ちぎられた約束やくそくは
たやすく意味いみなくすけれど
忘わすれていく言葉ことばよりも強つよく
てのひらに絆きずなは残のこる
もしあなたが世界せかいを続つづけるなら
欠片かけらでいい わたしを風かぜから掬すくいあげて
いつか道みちを別わかつときが来きても
あなたを想おもう光ひかりは残のこる
日暮higuれのreno色iroはha優yasaしくshiku
欠kaけたketa景色keshiki 照teらしてくれるrashitekureru
透suきki通tooるru影kageからkara心kokoroがga溶toけke出daしてshite
ぬくもりをnukumoriwo確tashiかめたkameta右手migiteがga
震furuえるあなたにeruanatani気付kiduいたita
壊kowaれていくreteiku世界sekaiをwo嘆nageかないでkanaide
失naくしたならkushitanara もうmou一度ichido
砂sunaからkara掬sukuいあげてiagete
やがてyagate全subeてte過suぎgi去saったとしてもttatoshitemo
ひとしずくのhitoshizukuno光hikariはha残nokoるru
流nagaれるreru水mizuをwo堰seきki止toめme 映utsuるものをrumonowo暈boかすkasu指先yubisaki
濁nigoしたらはじめにshitarahajimeni何naniがga沈shizuむのでしょうmunodesyou
歪yugaんだnda視界shikaiのno果haてte 溺oboれるreru
いつかはitsukaha堕oちていくのだからchiteikunodakara
すれsure違chigaうu心kokoroをwo預azuけke わたしをwatashiwo感kanじてjite…
契chigiられたrareta約束yakusokuはha
たやすくtayasuku意味imiなくすけれどnakusukeredo
忘wasuれていくreteiku言葉kotobaよりもyorimo強tsuyoくku
てのひらにtenohirani絆kizunaはha残nokoるru
もしあなたがmoshianataga世界sekaiをwo続tsuduけるならkerunara
欠片kakeraでいいdeii わたしをwatashiwo風kazeからkara掬sukuいあげてiagete
いつかitsuka道michiをwo別wakaつときがtsutokiga来kiてもtemo
あなたをanatawo想omoうu光hikariはha残nokoるru