風になれ 歌詞 馬場俊英 ふりがな付

ゴミ捨すて場ばにフォークギター 乗のり捨すてたままの壊こわれた自転車じてんしゃ
生うまれた街まちを遠とおく離はなれて 君きみが行いく 今年ことしの春はる

詰つめ込こむだけ詰つめ込こんだ 思おもいを隠かくして通とおりを歩あるけば
誰だれもわかってくれないと言いう でも僕ぼくに君きみの何なにがわかるだろう

心こころのボタンひとつ外はずして 人ひとを認みとめて 素直すなおになれ
道みちを選えらんで立たち止どまるより 明日あした そのドアを開あけたなら

青あおく 青あおく 吹ふく風かぜになれ 次つぎの季節きせつを怖こわがらないで
強つよく 強つよく 信しんじてみたい まだ頼たよりない日差ひざしを浴あびて
遠とおくまで 旅たびする風かぜになれ

傷きずついてうつむいても 君きみは君きみらしく 正直しょうじきに生いきて
なにを求もとめて なにを探さがして この街まちに君きみはやって来きただろう?

肩肘かたひじを張はり歩あるいてみても 人ひとを憎にくんで生いきてみても
愛あいされたくて 頑張がんばりたくて わかっているのにできなくて

青あおく 青あおく 吹ふく風かぜになれ 次つぎの季節きせつを怖こわがらないで
春はるよ 春はるよ サクラの花はなよ 今年ことしもそっと教おしえて欲ほしい
花はなびらが散ちって 愛あいが咲さくまで

遠とおく 遠とおく 吹ふく風かぜになれ 悩なやみ抜ぬいた日々ひびが羽根はねになる
青あおく 青あおく 信しんじていたい 愛あいを探さがして 夢ゆめを運はこんで
ひとすじの 優やさしい風かぜになれ

遠とおくまで 旅たびする風かぜになれ