♪ラララ♪ 歌詞 カメレオ ふりがな付

諦あきらめかけた事こともあった
けれどこの夢ゆめだけは僕ぼくの前まえから消きえ去さってはくれなかった

いつか読よんだ本ほんにこんな一行いちぎょうが綴つづられていたんだ
「人ひとは生うまれたその瞬間しゅんかんから死しに向むかう不幸者ふこうしゃ」

大人おとなになって見みえるモノや感かんじられるモノが増ふえる度たび
子供こどものころに見みてた色彩画しきさいがはモノクロ画がになる

つまづいて 転ころび 膝ひざを擦すりむいていく度たび
その「痛いたみ」が心こころを臆病おくびょうにさせていく

けれど人生じんせいには片道切符かたみちきっぷしか無なくて 一駅前ひとえきまえに戻もどれる訳わけでもない
苦くるしくても歩あゆみを止とめない限かぎり トンネルの先さきは光ひかる

夢ゆめや希望きぼう お金かねが無ない それは寂さみしい事ことでは無なくて
何なにからも必要ひつようとされない方ほうが寂さみしい

何なにかに立たち向むかい「失敗しっぱいしたり負まけること」を恐こわがるよりも「何なにもしないこと」の方ほうが恐こわい

今いまなら言いえるさ「痛いたみ」や「傷きず」や「後悔こうかい」 それは未来みらいを強つよくする為ための財産ざいさん
「大嫌だいきらいな自分じぶん」を抱だきしめた時とき 「弱よわさ」が「強つよさ」に変かわる

僕ぼくらは生うまれた時とき 泣なくことだけしか知しらない幸しあわせ者ものだったのかもしれない
だから僕ぼくらがこの世界せかいにお別わかれをするその瞬間しゅんかんには
笑わらい方かたしか知しらない不幸者ふこうしゃで終おわってやれ!