欠伸あくびをしながら ベランダ 眺ながめる
ビルに映うつった 陽ひが夢ゆめを語かたる
アスファルトの海うみ 紫苑しおんの蕾つぼみが
今日きょうも孤独こどくを 包つつみ込こむ
ah 鳥とりの囀さえずりよ oh 木々きぎの触ふれ合あいよ
空あき缶かん蹴けり飛とばし カランという音おとの 汽笛きてきが聞きこえた
“さよなら”も言いわずに 僕ぼくを放ほうり出だして
夢ゆめとか愛あいだとか まだ分わからなくて
変かわれない明日あしたへと 靴底くつぞこ引ひきずり ふらり揺ゆれる
陰かげり出だしたその手てを 掴つかむのは誰だれだ
暗くらがりの中なかで フィルム 流ながれる
ふざけた涙なみだ 零こぼれ滲にじみだす
ぬるい缶かんビール 湿しめった溜ため息いき
プスリと吐はいて 消きえてゆく
ah 儚はかない木漏こもれ日びよ oh 枯かれっ葉はの匂においよ
雨音あまおとが急きゅうに ポツッという音おとの チャイムを鳴ならした
“ありがとう”も言いえずに 僕ぼくは隠かくれ出だして
閉とざした理由りゆうさえ まだ分わからなくて
終おわれない明日あしただと 受うけ止とめられずに
ふらり揺ゆれる いつまでもずっと
“さよなら”も言いわずに 僕ぼくを放ほうり出だして
夢ゆめとか愛あいだとか まだ分わからなくて
変かわれない明日あしたへと 靴底くつぞこ引ひきずり ふらり揺ゆれる
陰かげり出だしたその手てを 掴つかむのは僕ぼくじゃない
咲さき始はじめた紫苑しおんも 枯かれてゆくよ
欠伸akubiをしながらwoshinagara ベランダberanda 眺nagaめるmeru
ビルbiruにni映utsuったtta 陽hiがga夢yumeをwo語kataるru
アスファルトasufarutoのno海umi 紫苑shionのno蕾tsubomiがga
今日kyouもmo孤独kodokuをwo 包tsutsuみmi込koむmu
ah 鳥toriのno囀saezuりよriyo oh 木々kigiのno触fuれre合aいよiyo
空aきki缶kan蹴keりri飛toばしbashi カランkaranというtoiu音otoのno 汽笛kitekiがga聞kiこえたkoeta
“さよならsayonara”もmo言iわずにwazuni 僕bokuをwo放houりri出daしてshite
夢yumeとかtoka愛aiだとかdatoka まだmada分waからなくてkaranakute
変kaわれないwarenai明日ashitaへとheto 靴底kutsuzoko引hiきずりkizuri ふらりfurari揺yuれるreru
陰kageりri出daしたそのshitasono手teをwo 掴tsukaむのはmunoha誰dareだda
暗kuraがりのgarino中nakaでde フィルムfirumu 流nagaれるreru
ふざけたfuzaketa涙namida 零koboれre滲nijiみだすmidasu
ぬるいnurui缶kanビbiールru 湿shimeったtta溜taめme息iki
プスリpusuriとto吐haいてite 消kiえてゆくeteyuku
ah 儚hakanaいi木漏komoれre日biよyo oh 枯kaれっrextu葉haのno匂nioいよiyo
雨音amaotoがga急kyuuにni ポツッpotsuxtuというtoiu音otoのno チャイムchaimuをwo鳴naらしたrashita
“ありがとうarigatou”もmo言iえずにezuni 僕bokuはha隠kakuれre出daしてshite
閉toざしたzashita理由riyuuさえsae まだmada分waからなくてkaranakute
終oわれないwarenai明日ashitaだとdato 受uけke止toめられずにmerarezuni
ふらりfurari揺yuれるreru いつまでもずっとitsumademozutto
“さよならsayonara”もmo言iわずにwazuni 僕bokuをwo放houりri出daしてshite
夢yumeとかtoka愛aiだとかdatoka まだmada分waからなくてkaranakute
変kaわれないwarenai明日ashitaへとheto 靴底kutsuzoko引hiきずりkizuri ふらりfurari揺yuれるreru
陰kageりri出daしたそのshitasono手teをwo 掴tsukaむのはmunoha僕bokuじゃないjanai
咲saきki始hajiめたmeta紫苑shionもmo 枯kaれてゆくよreteyukuyo