空そらを見上みあげる時とき
兵隊へいたいは遠とおい故郷こきょうを思おもう
空そらを見上みあげる時とき
女生徒じょせいとはお下さげを結ゆう
空そらを見上みあげる時とき
小ちいさな命いのちが交差点こうさてんで奪うばわれる
空そらを見上みあげる時とき
優やさしさの意味いみを僕ぼくは知しらない
空そらを見上みあげる時とき
鳥とりたちは一斉いっせいに囀さえずり
空そらを見上みあげる時とき
昼顔ひるがおは生うまれた瞬間ときの中なかへ
空そらを見上みあげる時とき
大地だいちは荘厳そうごんなうねりを諌いさめ
空そらを見上みあげる時とき
母親ははおやが唐突とうとつに電話でんわをよこす
空そらを見上みあげる時とき
海岸かいがんを走はしった記憶きおくが過よぎり
空そらを見上みあげる時とき
子供こどもらは蟻ありの群むれを潰つぶす
空そらを見上みあげる時とき
老人ろうじんは死期しきを悟さとり
空そらを見上みあげる時とき
羊飼ひつじかいはロマンチックな台詞せりふを諳そらんずる
空そらを見上みあげる時とき
銀河ぎんがは変かわらず輝かがやいて
空そらを見上みあげる時とき
すべての命いのちは微風そよかぜに触ふれる
空そらを見上みあげる時とき…
空そらを見上みあげる時とき
空soraをwo見上miaげるgeru時toki
兵隊heitaiはha遠tooいi故郷kokyouをwo思omoうu
空soraをwo見上miaげるgeru時toki
女生徒joseitoはおhao下saげをgewo結yuうu
空soraをwo見上miaげるgeru時toki
小chiiさなsana命inochiがga交差点kousatenでde奪ubaわれるwareru
空soraをwo見上miaげるgeru時toki
優yasaしさのshisano意味imiをwo僕bokuはha知shiらないranai
空soraをwo見上miaげるgeru時toki
鳥toriたちはtachiha一斉isseiにni囀saezuりri
空soraをwo見上miaげるgeru時toki
昼顔hirugaoはha生uまれたmareta瞬間tokiのno中nakaへhe
空soraをwo見上miaげるgeru時toki
大地daichiはha荘厳sougonなうねりをnauneriwo諌isaめme
空soraをwo見上miaげるgeru時toki
母親hahaoyaがga唐突toutotsuにni電話denwaをよこすwoyokosu
空soraをwo見上miaげるgeru時toki
海岸kaiganをwo走hashiったtta記憶kiokuがga過yoぎりgiri
空soraをwo見上miaげるgeru時toki
子供kodomoらはraha蟻ariのno群mureをwo潰tsubuすsu
空soraをwo見上miaげるgeru時toki
老人roujinはha死期shikiをwo悟satoりri
空soraをwo見上miaげるgeru時toki
羊飼hitsujikaいはihaロマンチックromanchikkuなna台詞serifuをwo諳soraんずるnzuru
空soraをwo見上miaげるgeru時toki
銀河gingaはha変kaわらずwarazu輝kagayaいてite
空soraをwo見上miaげるgeru時toki
すべてのsubeteno命inochiはha微風soyokazeにni触fuれるreru
空soraをwo見上miaげるgeru時toki…
空soraをwo見上miaげるgeru時toki