心斎橋 歌詞 さだまさし ふりがな付

夢ゆめを見みてた 桜さくらの樹きの下したを
ある日ひ二人ふたり 通とおり抜ぬけた時とき ふと
あなた急きゅうに 別わかれを告つげたまま
心斎橋しんさいばしの向むこうへ 消きえてしまう夢ゆめ

人ひとは誰だれも こうして何なにかに
怯おびえるように 暮くらすものかしら
幸しあわせな程ほど 不安ふあんを捜さがして
明日あした降ふるかも知しれない雨あめのことを
悲かなしんでる 実じつは

嘘うそをついた この恋こいを守まもる為ために
あの人ひとなら 許ゆるしてくれると思おもうけど

悲かなしいことに 慣なれ過すぎた人ひとは
始はじめから全すべて あきらめているものかしら
心斎橋しんさいばしを 笑顔えがおでこちらへ
渡わたってくるあなたみてたら 涙なみだが
何故なぜか止とまらない

信しんじてみる 桜さくらの樹きの下したを
今夜こんや二人ふたり 歩あるいてみよう
あなたの笑顔えがお
信しんじてみよう