私わたしの唄うたは雨あめのよう
傘かささす人ひとは濡ぬらせない
それでも あなたの傘かさの上うえ
濡ぬれておくれと ふりしきる
人ひとを愛あいしたり 憎にくんだり
呪のろった事ことさえある私わたし
おじけづいた やさしさが
しみじみ悲かなしく 思おもえます
私わたしの唄うたは砂すなのよう
あなたが強つよくにぎる程ほど
あなたの指ゆびから落おちてゆく
海うみのなごりを呟つぶやいて
私watashiのno唄utaはha雨ameのようnoyou
傘kasaさすsasu人hitoはha濡nuらせないrasenai
それでもsoredemo あなたのanatano傘kasaのno上ue
濡nuれておくれとreteokureto ふりしきるfurishikiru
人hitoをwo愛aiしたりshitari 憎nikuんだりndari
呪noroったtta事kotoさえあるsaearu私watashi
おじけづいたojikeduita やさしさがyasashisaga
しみじみshimijimi悲kanaしくshiku 思omoえますemasu
私watashiのno唄utaはha砂sunaのようnoyou
あなたがanataga強tsuyoくにぎるkunigiru程hodo
あなたのanatano指yubiからkara落oちてゆくchiteyuku
海umiのなごりをnonagoriwo呟tsubuyaいてite