静しずかに降ふる雪ゆき 花はなびら哀かなし
いとしいおまえの 黒髪くろかみよ
運命さだめに流ながされ 別わかれたけれど
今いまでも 忘わすれられない
儚はかなない 恋こいを
ふたりで歩あるいた 白樺しらかば道みちを
ひとりで辿たどれば ただ涙なみだ
帰かえらぬおもかげ せつない胸むねが
冷つめたい 夜露よつゆに濡ぬれて
恋こいしさ つのる
離はなれて生いきても 心こころはひとつ
この世よでひとりの 妻つまだから
身みを切きる寒さむさに 耐たえられるのか
この手てに 抱だきしめたいよ
いのちが 燃もえる
静shizuかにkani降fuるru雪yuki 花hanaびらbira哀kanaしshi
いとしいおまえのitoshiiomaeno 黒髪kurokamiよyo
運命sadameにni流nagaされsare 別wakaれたけれどretakeredo
今imaでもdemo 忘wasuれられないrerarenai
儚hakanaないnai 恋koiをwo
ふたりでfutaride歩aruいたita 白樺shirakaba道michiをwo
ひとりでhitoride辿tadoればreba ただtada涙namida
帰kaeらぬおもかげranuomokage せつないsetsunai胸muneがga
冷tsumeたいtai 夜露yotsuyuにni濡nuれてrete
恋koiしさshisa つのるtsunoru
離hanaれてrete生iきてもkitemo 心kokoroはひとつhahitotsu
このkono世yoでひとりのdehitorino 妻tsumaだからdakara
身miをwo切kiるru寒samuさにsani 耐taえられるのかerarerunoka
このkono手teにni 抱daきしめたいよkishimetaiyo
いのちがinochiga 燃moえるeru