母ははが歌うたった あの歌うたが
黄昏たそがれの街まち 聞きこえたら
溢あふれ流ながれる 切せつなさに
何処どこかに隠かくれて しまいたい
生意気なまいき盛ざかりに 手てを焼やかせ
父ちちの分ぶんまで 殴なぐられて
今頃いまごろ詫わびる ことがある
両手りょうてを合あわせる ことがある
オモニ 僕ぼくを叱しかって もいちど
オモニ 夢ゆめと故郷こきょう 引ひき替かえに
オモニ オモニ 雪ゆきの中なかの 母ははよ
父ちちが死しんだ それからは
悲かなしむ暇ひまも ない暮くらし
後うしろ指ゆびなど さされずに
そんな言葉ことばが 滲にじみてくる
苦労くろうにゴツゴツ 荒あれた手てで
弁当べんとうこさえて くれたっけ
今頃いまごろ詫わびる ことがある
両手りょうてを合あわせる ことがある
オモニ 僕ぼくに教おしえて ください
オモニ ひとり残のこる 寂さびしさの
オモニ オモニ 涙なみだどこへ 母ははよ
オモニ 僕ぼくを叱しかって もいちど
オモニ 夢ゆめと故郷こきょう 引ひき替かえに
オモニ オモニ 雪ゆきの中なかの 母ははよ
オモニ オモニ 夢ゆめの中なかの...オモニ!
母hahaがga歌utaったtta あのano歌utaがga
黄昏tasogareのno街machi 聞kiこえたらkoetara
溢afuれre流nagaれるreru 切setsuなさにnasani
何処dokoかにkani隠kakuれてrete しまいたいshimaitai
生意気namaiki盛zakaりにrini 手teをwo焼yaかせkase
父chichiのno分bunまでmade 殴naguられてrarete
今頃imagoro詫waびるbiru ことがあるkotogaaru
両手ryouteをwo合aわせるwaseru ことがあるkotogaaru
オモニomoni 僕bokuをwo叱shikaってtte もいちどmoichido
オモニomoni 夢yumeとto故郷kokyou 引hiきki替kaえにeni
オモニomoni オモニomoni 雪yukiのno中nakaのno 母hahaよyo
父chichiがga死shiんだnda それからはsorekaraha
悲kanaしむshimu暇himaもmo ないnai暮kuらしrashi
後ushiろro指yubiなどnado さされずにsasarezuni
そんなsonna言葉kotobaがga 滲nijiみてくるmitekuru
苦労kurouにniゴツゴツgotsugotsu 荒aれたreta手teでde
弁当bentouこさえてkosaete くれたっけkuretakke
今頃imagoro詫waびるbiru ことがあるkotogaaru
両手ryouteをwo合aわせるwaseru ことがあるkotogaaru
オモニomoni 僕bokuにni教oshiえてete くださいkudasai
オモニomoni ひとりhitori残nokoるru 寂sabiしさのshisano
オモニomoni オモニomoni 涙namidaどこへdokohe 母hahaよyo
オモニomoni 僕bokuをwo叱shikaってtte もいちどmoichido
オモニomoni 夢yumeとto故郷kokyou 引hiきki替kaえにeni
オモニomoni オモニomoni 雪yukiのno中nakaのno 母hahaよyo
オモニomoni オモニomoni 夢yumeのno中nakaのno...オモニomoni!