人ひとはやくざと 言いうけれど
うけた情なさけは 忘わすれない
ましてお前まえの 真心まごころは
包丁ほうちょうひとつが 道連みちづれの
俺おれは流ながれの 根ねなし草ぐさ
男心おとこごころは 錆さびやせぬ
なんでやさしく してくれる
しょせん実みのらぬ 恋こいなのに
そんなお前まえが いじらしい
酒さけを相手あいてに 嘆なげくけど
なんで男おとこが 泣なくものか
顔かおで笑わらって 胸むねで泣なく
背せなに描えがいた 緋ひぼたんが
俺おれの自慢じまんの 心意気こころいき
花はなの命いのちさ 人生じんせいは
こらえこらえて たえぬいて
たまりかねたら 唐獅子からじしが
一生いっしょう一度いちどの 嵐あらし呼よぶ
人hitoはやくざとhayakuzato 言iうけれどukeredo
うけたuketa情nasakeはha 忘wasuれないrenai
ましておmashiteo前maeのno 真心magokoroはha
包丁houchouひとつがhitotsuga 道連michiduれのreno
俺oreはha流nagaれのreno 根neなしnashi草gusa
男心otokogokoroはha 錆saびやせぬbiyasenu
なんでやさしくnandeyasashiku してくれるshitekureru
しょせんsyosen実minoらぬranu 恋koiなのにnanoni
そんなおsonnao前maeがga いじらしいijirashii
酒sakeをwo相手aiteにni 嘆nageくけどkukedo
なんでnande男otokoがga 泣naくものかkumonoka
顔kaoでde笑waraってtte 胸muneでde泣naくku
背seなにnani描egaいたita 緋hiぼたんがbotanga
俺oreのno自慢jimanのno 心意気kokoroiki
花hanaのno命inochiさsa 人生jinseiはha
こらえこらえてkoraekoraete たえぬいてtaenuite
たまりかねたらtamarikanetara 唐獅子karajishiがga
一生issyou一度ichidoのno 嵐arashi呼yoぶbu