さすらいの 果はてに淋さびしく
立たち寄よる街まちの 白しろい花はなよ
ただゆきずりの 女おんなだけど
あの可愛かわいさが 胸むねのどこかに
いまも浮うかんで つらい俺おれさ
ほろ苦にがい モカの香かおりに
想おもいが残のこる 二人ふたりだった
みじかい春はるが 過すぎるとき
この北国きたぐにの 恋こいも終おわると
顔かおをかくして 泣ないたおまえ
アカシヤの 花はながこぼれて
静しずかな街まちに 俺おれはひとり
逢あうはずだった 一年いちねんの
月日つきひは流ながれ 雲くもの彼方かなたに
可愛かわいいおまえを 偲しのぶだけさ
さすらいのsasuraino 果haてにteni淋sabiしくshiku
立taちchi寄yoるru街machiのno 白shiroいi花hanaよyo
ただゆきずりのtadayukizurino 女onnaだけどdakedo
あのano可愛kawaiさがsaga 胸muneのどこかにnodokokani
いまもimamo浮uかんでkande つらいtsurai俺oreさsa
ほろhoro苦nigaいi モカmokaのno香kaoりにrini
想omoいがiga残nokoるru 二人futariだったdatta
みじかいmijikai春haruがga 過suぎるときgirutoki
このkono北国kitaguniのno 恋koiもmo終owaるとruto
顔kaoをかくしてwokakushite 泣naいたおまえitaomae
アカシヤakashiyaのno 花hanaがこぼれてgakoborete
静shizuかなkana街machiにni 俺oreはひとりhahitori
逢aうはずだったuhazudatta 一年ichinenのno
月日tsukihiはha流nagaれre 雲kumoのno彼方kanataにni
可愛kawaiいおまえをiomaewo 偲shinoぶだけさbudakesa