暁靄ぎょうあいを衝ついて 剣つるぎを振ふってたら
紅あかい花はなびらが 眉まゆに落おちてきた
冴さえた白刃はくじんが 触ふれたのか
宥ゆるして呉くれよ 名なもない花はなよ
腹はらを斬きる剣つるぎが 花はなを散ちらすのか
凍こおりつくような 剣つるぎを持もつ俺おれの
胸むねにじんとくる 侘わびしさは
解わかっちゃ嘘うそだ 夜明よあけの月つきよ
暁あかつき靄もやに吠ほえて 剣つるぎを振ふりながら
辛つらい人ひとの子この 恋こいを斬きりたさに
俺おれは恥はずかし 哭ないている
嗤わらって呉くれよ 梢こずえの百舌鳥もずよ
暁靄gyouaiをwo衝tsuいてite 剣tsurugiをwo振fuってたらttetara
紅akaいi花hanaびらがbiraga 眉mayuにni落oちてきたchitekita
冴saえたeta白刃hakujinがga 触fuれたのかretanoka
宥yuruしてshite呉kuれよreyo 名naもないmonai花hanaよyo
腹haraをwo斬kiるru剣tsurugiがga 花hanaをwo散chiらすのかrasunoka
凍kooりつくようなritsukuyouna 剣tsurugiをwo持moつtsu俺oreのno
胸muneにじんとくるnijintokuru 侘waびしさはbishisaha
解wakaっちゃtcha嘘usoだda 夜明yoaけのkeno月tsukiよyo
暁akatsuki靄moyaにni吠hoえてete 剣tsurugiをwo振fuりながらrinagara
辛tsuraいi人hitoのno子koのno 恋koiをwo斬kiりたさにritasani
俺oreはha恥hazuかしkashi 哭naいているiteiru
嗤waraってtte呉kuれよreyo 梢kozueのno百舌鳥mozuよyo