一度いちど担かついだ 苦労くろうの荷物にもつ
放ほうり出だせるか 半端はんぱのままで
男おとこ・いのちはヨー 一枚いちまい札ふだだ
愚痴ぐちをこぼせば 汚点しみになる
えん歌うた一代いちだいハァーッ 男節おとこぶし
指ゆびが触ふれれば その手てを肩かたに
廻まわしたいのが 人情にんじょうなのに
憎にくかないからヨー 始末しまつにこまる
女おんなごころの ひとしずく
えん歌うた一代いちだいハァーッ 男節おとこぶし
口くちはたてまえ 涙なみだは本音ほんね
浮世うきよしがらみ 切紙細工きりかみさいく
どうせ後あとへはヨー 引ひく気きはないが
腹はらにしみるぜ 向むかい風かぜ
えん歌うた一代いちだいハァーッ 男節おとこぶし
一度ichido担katsuいだida 苦労kurouのno荷物nimotsu
放houりri出daせるかseruka 半端hanpaのままでnomamade
男otoko・いのちはinochihaヨyoー 一枚ichimai札fudaだda
愚痴guchiをこぼせばwokoboseba 汚点shimiになるninaru
えんen歌uta一代ichidaiハァhaaーッxtu 男節otokobushi
指yubiがga触fuれればrereba そのsono手teをwo肩kataにni
廻mawaしたいのがshitainoga 人情ninjouなのにnanoni
憎nikuかないからkanaikaraヨyoー 始末shimatsuにこまるnikomaru
女onnaごころのgokorono ひとしずくhitoshizuku
えんen歌uta一代ichidaiハァhaaーッxtu 男節otokobushi
口kuchiはたてまえhatatemae 涙namidaはha本音honne
浮世ukiyoしがらみshigarami 切紙細工kirikamisaiku
どうせdouse後atoへはhehaヨyoー 引hiくku気kiはないがhanaiga
腹haraにしみるぜnishimiruze 向mukaいi風kaze
えんen歌uta一代ichidaiハァhaaーッxtu 男節otokobushi