すっころんだオレは
アタマを強つよく打うって
意識いしき不明ふめいとなり
少すこし死しんでみました
なんとオレはベッドの上うえの上うえ
天井てんじょうに近ちかい空中くうちゅうにいるのだ
そこから家族かぞくの悲かなしむ姿すがたを見みてる
みんなの声こえはやがて遠とおくなりて
オレは高たかいところにのぼっていく
天てんにものぼる心地ここちのよさで...
光ひかりの輪わの中なかを何度なんども何度なんどもくぐり
苦痛くつうも恐怖きょうふもないよろこびの
世界せかいが見みえはじめた
体感たいかんしてるこの世界せかいを
見みたことないのに 知しってるのは
なぜだろう
そう思おもったとき オレは帰かえってきてた
ベッドの上うえに 帰還きかんしたオレは
生いきかえってわかったことがひとつある
この頭脳ずのうの中なかの機能きのうについて...
これはヒトの中なかに
生うまれながらにして持もつプログラムだと
ヒトが死しぬ時ときに働はたらくのさ
最後さいごの快楽かいらくなのだ
だが果はたして
あの具体的ぐたいてきな体感たいかんは
脳のうの中なかだけの出来事できごとなのなのか
オレはたしかに部屋へやの上うえを
とんでいた
すっころんだオレは
アタマを強つよく打うって
生せいと死しの間あいだをさまよい
少すこし死しんでみました
少すこし死しんでみました
すっころんだsukkorondaオレoreはha
アタマatamaをwo強tsuyoくku打uってtte
意識ishiki不明fumeiとなりtonari
少sukoしshi死shiんでみましたndemimashita
なんとnantoオレoreはhaベッドbeddoのno上ueのno上ue
天井tenjouにni近chikaいi空中kuuchuuにいるのだniirunoda
そこからsokokara家族kazokuのno悲kanaしむshimu姿sugataをwo見miてるteru
みんなのminnano声koeはやがてhayagate遠tooくなりてkunarite
オレoreはha高takaいところにのぼっていくitokoroninobotteiku
天tenにものぼるnimonoboru心地kokochiのよさでnoyosade...
光hikariのno輪waのno中nakaをwo何度nandoもmo何度nandoもくぐりmokuguri
苦痛kutsuuもmo恐怖kyoufuもないよろこびのmonaiyorokobino
世界sekaiがga見miえはじめたehajimeta
体感taikanしてるこのshiterukono世界sekaiをwo
見miたことないのにtakotonainoni 知shiってるのはtterunoha
なぜだろうnazedarou
そうsou思omoったときttatoki オレoreはha帰kaeってきてたttekiteta
ベッドbeddoのno上ueにni 帰還kikanしたshitaオレoreはha
生iきかえってわかったことがひとつあるkikaettewakattakotogahitotsuaru
このkono頭脳zunouのno中nakaのno機能kinouについてnitsuite...
これはkorehaヒトhitoのno中nakaにni
生uまれながらにしてmarenagaranishite持moつtsuプログラムpuroguramuだとdato
ヒトhitoがga死shiぬnu時tokiにni働hataraくのさkunosa
最後saigoのno快楽kairakuなのだnanoda
だがdaga果haたしてtashite
あのano具体的gutaitekiなna体感taikanはha
脳nouのno中nakaだけのdakeno出来事dekigotoなのなのかnanonanoka
オレoreはたしかにhatashikani部屋heyaのno上ueをwo
とんでいたtondeita
すっころんだsukkorondaオレoreはha
アタマatamaをwo強tsuyoくku打uってtte
生seiとto死shiのno間aidaをさまよいwosamayoi
少sukoしshi死shiんでみましたndemimashita
少sukoしshi死shiんでみましたndemimashita