"オワラセテシマイタイ"
今日きょうもまた目めを伏ふせる
形かたちもなく 溶とけてゆく
いたずらに意味いみのない残像ざんぞうを重かさねてる
そこに何なにが生うまれるの?
深ふかく 沈しずめていた
心こころ 殺ころさずに
嘘うそで 飾かざり続つづけたの
そんな私わたしいらない
金糸雀かなりあ色いろに揺ゆれる 光ひかりは雲くもの彼方かなたに
紡つむぎだす糸いとは 優やさしく明日あすを誘さそう
結むすんだ未来みらいには 明あかるい陽ひが射さす
そう信しんじていたいの
あきれるほどに
"モドリタイ?""もどれない..."
羨うらやんで 傷きずつけた
それで何なにを守まもれるの?
そっと 空むなしさ溢あふれた
いつも 繰くり返かえし
まるで つぎはぎのような
毎日まいにちはいらない
薄うす花色はないろに滲にじむ 根拠こんきょのないプライドは
シャボン玉だまのように 弾はじけてはすぐに消きえる
痛いたみで気きづいたの 前まえに進すすむこと
立たち止どまることさえも
恐おそれはしない
青墨あおずみ色いろに映はえる 満みちた月つきが照てらし出だす
悲かなしみの向むこう その先さきを知しりたいの
私わたしらしさなんて わからないけれど
自由じゆうにありのままで
朱色あかいろの一筋ひとすじが 夜空よぞらに射さし込こむように
世界せかいの輪郭りんかく 描えがき踊おどり出だしてゆく
柔やわらかに広ひろがる ぬくもり感かんじて
色鮮いろあざやかに染そまる
八月はちがつの空そら
"オワラセテシマイタイowaraseteshimaitai"
今日kyouもまたmomata目meをwo伏fuせるseru
形katachiもなくmonaku 溶toけてゆくketeyuku
いたずらにitazurani意味imiのないnonai残像zanzouをwo重kasaねてるneteru
そこにsokoni何naniがga生uまれるのmareruno?
深fukaくku 沈shizuめていたmeteita
心kokoro 殺koroさずにsazuni
嘘usoでde 飾kazaりri続tsuduけたのketano
そんなsonna私watashiいらないiranai
金糸雀kanaria色iroにni揺yuれるreru 光hikariはha雲kumoのno彼方kanataにni
紡tsumuぎだすgidasu糸itoはha 優yasaしくshiku明日asuをwo誘sasoうu
結musuんだnda未来miraiにはniha 明akaるいrui陽hiがga射saすsu
そうsou信shinじていたいのjiteitaino
あきれるほどにakireruhodoni
"モドリタイmodoritai?""もどれないmodorenai..."
羨urayaんでnde 傷kizuつけたtsuketa
それでsorede何naniをwo守mamoれるのreruno?
そっとsotto 空munaしさshisa溢afuれたreta
いつもitsumo 繰kuりri返kaeしshi
まるでmarude つぎはぎのようなtsugihaginoyouna
毎日mainichiはいらないhairanai
薄usu花色hanairoにni滲nijiむmu 根拠konkyoのないnonaiプライドpuraidoはha
シャボンsyabon玉damaのようにnoyouni 弾hajiけてはすぐにketehasuguni消kiえるeru
痛itaみでmide気kiづいたのduitano 前maeにni進susuむことmukoto
立taちchi止doまることさえもmarukotosaemo
恐osoれはしないrehashinai
青墨aozumi色iroにni映haえるeru 満miちたchita月tsukiがga照teらしrashi出daすsu
悲kanaしみのshimino向muこうkou そのsono先sakiをwo知shiりたいのritaino
私watashiらしさなんてrashisanante わからないけれどwakaranaikeredo
自由jiyuuにありのままでniarinomamade
朱色akairoのno一筋hitosujiがga 夜空yozoraにni射saしshi込koむようにmuyouni
世界sekaiのno輪郭rinkaku 描egaきki踊odoりri出daしてゆくshiteyuku
柔yawaらかにrakani広hiroがるgaru ぬくもりnukumori感kanじてjite
色鮮iroazaやかにyakani染soまるmaru
八月hachigatsuのno空sora