夏木立なつこだち茂しげる青あおと 僕ぼくら揺ゆらめいた草くさいきれ
日々ひびを忘わすれ 夏なつを忘わすれ 終おわりを忘わすれて
ただただはしゃいだっけ
待まち合あわせはいつもの場所ばしょで 軽かるい約束やくそくで成なり立たった
草くさの匂におい 汗あせの匂におい 太陽たいようの匂においが
僕ぼくらをつないでいたんだ
忘わすれたふりして遊あそんだんだ
夢中むちゅうでなにかを探さがすようにして
不安ふあんや迷まよいを必死ひっしで隠かくして
僕ぼくらは笑わらいあった
伝つたえたかったことなら
きっとあの場所ばしょにあるから
いつの日ひか心こころから笑わらいあって
会あいに行いけるかな
昼下ひるさがりの蜃気楼しんきろうと 夕暮ゆうぐれ時どきの排気はいきガスは
晴はれのような 雨あめのような 曇くもりのような
あの頃ころの僕ぼくらそのものさ
疲つかれたふりして考かんがえてた
いつか僕ぼくらも離はなれてゆくんだ
近ちかい未来みらいに目めをふさぐように
大声おおごえではしゃいだんだ
からっぽだった僕ぼくらには
ポケットにも うすい財布さいふにも
広ひろげてみたこの手ての中なかにも
何なにもなかったよね
待まち合あわせたあの場所ばしょに置おいてきたものを探さがすけど
見みつからなくて 僕ぼくらは大人おとなになるんだね
伝つたえたかったことなら
きっとあの場所ばしょにあるから
いつの日ひか心こころから正直しょうじきに話はなせたらいいな
離はなれてゆくそれぞれが
この胸むねの奥おくにあるものを
かかえながらこぼれないように
こぼれないように歩あるいてゆく
いつの日ひか
また笑わらいあおうぜ
夏木立natsukodachi茂shigeるru青aoとto 僕bokuらra揺yuらめいたrameita草kusaいきれikire
日々hibiをwo忘wasuれre 夏natsuをwo忘wasuれre 終oわりをwariwo忘wasuれてrete
ただただはしゃいだっけtadatadahasyaidakke
待maちchi合aわせはいつものwasehaitsumono場所basyoでde 軽karuいi約束yakusokuでde成naりri立taったtta
草kusaのno匂nioいi 汗aseのno匂nioいi 太陽taiyouのno匂nioいがiga
僕bokuらをつないでいたんだrawotsunaideitanda
忘wasuれたふりしてretafurishite遊asoんだんだndanda
夢中muchuuでなにかをdenanikawo探sagaすようにしてsuyounishite
不安fuanやya迷mayoいをiwo必死hisshiでde隠kakuしてshite
僕bokuらはraha笑waraいあったiatta
伝tsutaえたかったことならetakattakotonara
きっとあのkittoano場所basyoにあるからniarukara
いつのitsuno日hiかka心kokoroからkara笑waraいあってiatte
会aいにini行iけるかなkerukana
昼下hirusaがりのgarino蜃気楼shinkirouとto 夕暮yuuguれre時dokiのno排気haikiガスgasuはha
晴haれのようなrenoyouna 雨ameのようなnoyouna 曇kumoりのようなrinoyouna
あのano頃koroのno僕bokuらそのものさrasonomonosa
疲tsukaれたふりしてretafurishite考kangaえてたeteta
いつかitsuka僕bokuらもramo離hanaれてゆくんだreteyukunda
近chikaいi未来miraiにni目meをふさぐようにwofusaguyouni
大声oogoeではしゃいだんだdehasyaidanda
からっぽだったkarappodatta僕bokuらにはraniha
ポケットpokettoにもnimo うすいusui財布saifuにもnimo
広hiroげてみたこのgetemitakono手teのno中nakaにもnimo
何naniもなかったよねmonakattayone
待maちchi合aわせたあのwasetaano場所basyoにni置oいてきたものをitekitamonowo探sagaすけどsukedo
見miつからなくてtsukaranakute 僕bokuらはraha大人otonaになるんだねninarundane
伝tsutaえたかったことならetakattakotonara
きっとあのkittoano場所basyoにあるからniarukara
いつのitsuno日hiかka心kokoroからkara正直syoujikiにni話hanaせたらいいなsetaraiina
離hanaれてゆくそれぞれがreteyukusorezorega
このkono胸muneのno奥okuにあるものをniarumonowo
かかえながらこぼれないようにkakaenagarakoborenaiyouni
こぼれないようにkoborenaiyouni歩aruいてゆくiteyuku
いつのitsuno日hiかka
またmata笑waraいあおうぜiaouze