緑みどり変かわらぬ この町まちに
君きみの姿すがたは あるだろか
桜さくら たんぽぽ 桃ももの花はな
幼おさない君きみの 顔かおの色いろ
あゝああ 匂においも青あおい山やまの駅えき
母ははと暮くらした あの家いえは
君きみと遊あそんだ 夢ゆめのあと
いろり 自転車じてんしゃ 庭にわの井戸いど
想おもい出でひとつ 呼よんでみる
あゝああ 涙なみだでしみる山やまの駅えき
汽車きしゃが帰かえりを 告つげるまで
しばし偲しのぼう 面影おもかげを
おさげ 草笛くさぶえ 国訛くになまりり
あの日ひの君きみが 目めに浮うかぶ
あゝああ 夕日ゆうひに染そまる山やまの駅えき
緑midori変kaわらぬwaranu このkono町machiにni
君kimiのno姿sugataはha あるだろかarudaroka
桜sakura たんぽぽtanpopo 桃momoのno花hana
幼osanaいi君kimiのno 顔kaoのno色iro
あゝaa 匂nioいもimo青aoいi山yamaのno駅eki
母hahaとto暮kuらしたrashita あのano家ieはha
君kimiとto遊asoんだnda 夢yumeのあとnoato
いろりirori 自転車jitensya 庭niwaのno井戸ido
想omoいi出deひとつhitotsu 呼yoんでみるndemiru
あゝaa 涙namidaでしみるdeshimiru山yamaのno駅eki
汽車kisyaがga帰kaeりをriwo 告tsuげるまでgerumade
しばしshibashi偲shinoぼうbou 面影omokageをwo
おさげosage 草笛kusabue 国訛kuninamariりri
あのano日hiのno君kimiがga 目meにni浮uかぶkabu
あゝaa 夕日yuuhiにni染soまるmaru山yamaのno駅eki