フェス大人気バンド! KEYTALKの『MONSTER DANCE』踊りたくなるサウンドの秘密

今年も夏フェスの季節が終わろうとしている。秋の気配にどことなく淋しい気持ちになるが、「芸術の秋」にはまた新たな音楽イベントが目白押し。今年特に引っ張りだこなのが、下北沢発の四人組ロックバンド・KEYTALKだ。

2016年9月3日


この記事の目次
  1. ・KEYTALK Profile


今年も夏フェスの季節が終わろうとしている。
秋の気配にどことなく淋しい気持ちになるが、「芸術の秋」にはまた新たな音楽イベントが目白押し。夏フェスやこれからの季節の音楽イベントで注目を集めている若手バンドは数あれど、今年特に引っ張りだこなのが、下北沢発の四人組ロックバンド・KEYTALKだ。

KEYTALKは昨今の邦楽ロックの主流である4つ打ちのダンスロックサウンドが特徴的なバンド。ベースボーカルの首藤義勝とギターボーカルの寺中友将による、パワフルで安定感のあるボーカルが楽曲を勇ましく彩っている。
そんな彼らの楽曲の中でもフェスで大人気なのが、2014年に発売された『MONSTER DANCE』



鋭利でキャッチーなギターリフから展開されるこの曲は、鼓膜を激しく揺さぶるようなアツさとノリの良いテンポ感から「踊り出さずにはいられなくなる」と評判だ。しかし、その理由は単純に「ノリの良さ」だけではない。

実はこの楽曲、最近の邦楽ロックの中でも特殊な点が多い。まずは、KEYTALKの最大の特徴である男性ツインボーカル。最近の若手邦楽ロックバンドのトレンドとして、凛として時雨やシナリオアートのような男女ツインボーカルがあるが、男性同士のツインボーカルを全面に押し出しているバンドはKEYTALKの他に類を見ない。

声質の高低差を活かした男女ボーカルの美しさとは異なる、男性ふたりによるボーカルだからこその力強いグルーブが、この楽曲特有の「アツさ」を更に際立たせている

また、テンポチェンジの多さも特徴的な点のひとつだ。1番サビの後、2番サビの後、更には大サビの前にまで施された大胆な転調が、予測のつかない展開を作り出して楽曲をより一層個性的なものにしている。
言ってしまえば、一曲の中に三曲ぐらいの要素が詰め込まれているような感覚にさせられるのだ。

更に、楽曲の印象的な部分である「サビ」がふたつある、いわゆる「二段サビ」の手法をとっているのも珍しい点だ。

"踊れ踊れさあさあ踊れ
騒げ騒げさあさあ騒げ"

"(monster dance!!)踊れや騒げや
(ya ya ya!!)朝が来るまで
(monster dance!!)激しい胸騒ぎ
最高のsixth senseでdance dance dance!!"


このふたつのサビが畳み掛けるように続く構成になっている。

では、何故こんなにも「変わった」楽曲であるにも関わらず、初めて聴いた人でも「ノれる」「踊りたくなる」と言われるのだろうか?

その最大の秘密は、「歌謡曲っぽさ」にある。

「歌謡曲」と言う言葉を聞くと、歌詞やメロディが覚えやすく歌いやすい、と言うようなイメージが湧くと思う。複雑な転調や展開が特徴的なこの楽曲には、実はそんな「歌謡曲」の要素が巧妙に仕掛けられているのだ。

まず、メロディのひとつひとつがキャッチーで覚えやすい点。リズムの変わる各パート毎にメロディも全く変わるのだが、そのどれもがとても覚えやすく、耳に残るものになっている。更に何処か演歌を思わせるようなブルースっぽさもあり、ついつい口ずさんでしまうような魅力がある。

更に、そんな覚えやすいメロディにきっちりフィットする、一文一文がキャッチフレーズのような歌詞。

"「熱い熱いよ熱すぎる 僕にはちょっと早すぎる」
「(How to!!)もっとすごいの教えて
(No No!!)そんなんじゃどうってことないよ
(Give me!!)もっとすごいの教えて
(Six six!!)sixth senseでさようなら」"


このような語感とゴロの良いフレーズがそこかしこに散りばめられているため、一度聴いたら耳にこびりついて離れない程のキャッチーさを演出しているのだ。歌詞の中には「君と論理? 倫理? 感情? 許せばOK!」「進め 歌いながらナイアガラ」のようなナンセンスな言葉遊びも挟み込まれ、その中毒性のあるビート感を更に際立たせている。

KEYTALKの他の楽曲にも見られるこのような特徴のルーツは、作詞作曲を手掛けたベースボーカルの首藤が「桑田佳祐の影響を受けている」と公言しているところからも察せられるだろう。

『MONSTER DANCE』を聴いていると歌い踊り出したくなる最大の理由は、私達日本人の感性に自然とフィットする歌詞やメロディなのだ。

MVを見るとわかるように、この楽曲には振り付けもついているので覚えれば更にライブが楽しくなるかもしれない。何であれ難しい事はひとまず置いといて、一緒に歌って踊ってみては?



TEXT:五十嵐 文章

KEYTALK Profile

<プロフィール>
2009年7月に小野武正 (ギター&コーラス)、首藤義勝 (ボーカル&ベース)、寺中友将 (ボーカル&ギター)、八木優樹(ドラム&コーラス)で結成。 2013年11月20日シングル「コースター」でビクターエンタテインメントのレーベルGetting Betterよりデビュー。
 2014年3月12日2ndシングル「パラレル」のリリース、オリコンウィークリー初登場10位、過去最高位をマークし、2nd Fullアルバム「OVERTONE」を5月21日リリース。オリコンウィークリー初登場13位、それに伴う全国19公演「OVERTONE TOUR 2014」も即完と好状況でツアーをスタートし全公演大盛況でツアーは終了。10月22日リリース3rdシングル「MONSTER DANCE」、12月17日LIVE DVD「OVERTONE TOUR 2014 at AKASAKA BLITZ」 をリリース。
2015年3月04日4thシングル「FLAVOR FLAVOR」、4月29日5thシングル「桜花爛漫」、5月20日には待望の3rdアルバム「HOT!」をリリースしALBUMはオリコンウィークリー初登場4位、全国10カ所11公演即完でスタートした『KEYTALKのHOTをMOTTOワンマンツアー』も大盛況で終了。10月28日に実施される初の日本武道館単独公演に向け9月30日に初のミュージックビデオ集「MUSIC VIDEO COLLECTION 2010-2015」、10月14日に6thSINGLE「スターリングスター」をリリースした。10月28日初の武道館単独公演は1万1千人を動員し大盛況で終幕することができた。
2016年3月02日KEYTALK 初の日本武道館単独公演DVD&Blu-ray&CD『KEYTALKの武道館で舞踏会 ~shall we dance?~』、4月13日7thシングル「HELLO WONDERLAND」、5月18日8thシングル「MATSURI BAYASHI」と3か月連続リリースした。11月23日には9thシングル「Love me」リリース。
2017年1月25日10thシングル「ASTRO」リリース、更にTBSニューイヤー駅伝2017 テーマソング、熊本城マラソン2017 大会公式テーマソング「Oh!En!Ka!」が1月1日配信リリース、3月15日待望の4thアルバム「PARADISE」のリリースした。アルバムはオリコン・ウィークリーチャート(3/27付)初登場2位。好調な状況の中、11thシングル「黄昏シンフォニー」を6月7日にリリースする。同曲は4月19日よりスタートする深夜ドラマ『3人のパパ』の主題歌。彼らとしてドラマ主題歌の書き下ろしは初となる。
常に話題を振りまき、勢いが止まらないKEYTALKに各方面から更なる注目が集まっている。


■配信情報
iTunes Store https://itunes.apple.com/jp/artist/keytalk/id379200450
レコチョク http://recochoku.jp/artist/2000036963/
mora http://mora.jp/artist/373465/all
AWA、LINE MUSIC、Apple Musicなど主要定額制音楽ストリーミングサービスでも一部楽曲配信中

■KEYTALK 横浜アリーナ公演 ※正式イベントタイトルは未定です。
公演日/ 2017年9月10日(日)
場所/ 横浜アリーナ
時間/ OPEN 16:00 START 17:00
チケット料金 前売り/¥5,400

■ツアーインフォメーション
「KEYTALK爆裂疾風ツアー2017 〜みんなの街でパラリラパパパラダイス〜」
2017.5.27(土) OPEN 17:00 / START 18:00 高松festhalle
2017.5.28(日) OPEN 17:30 / START 18:00 松江AZTiC canova
2017.6.03(土) OPEN 17:30 / START 18:00 高知X-pt.
2017.6.04(日) OPEN 17:30 / START 18:00 松山 W Studio RED
2017.6.10(土) OPEN 17:30 / START 18:00 HEAVEN'S ROCK UTSUNOMIYA VJ-2
2017.6.11(日) OPEN 17:00 / START 18:00 高崎club FLEEZ
2017.6.17(土) OPEN 17:30 / START 18:00 盛岡CLUB CHANGE WAVE
2017.6.18(日) OPEN 17:30 / START 18:00 郡山HIPSHOT JAPAN
2017.6.24(土) OPEN 17:00 / START 18:00 福岡スカラエスパシオ
2017.6.25(日) OPEN 16:00 / START 17:00 福岡スカラエスパシオ
2017.6.28(水) OPEN 18:00 / START 19:00 CLUB CITTA’ KAWASAKI
2017.7.02(日) OPEN 16:00 / START 17:00 Zepp Sapporo
2017.7.08(土) OPEN 17:00 / START 18:00 新潟LOTS
2017.7.09(日) OPEN 17:00 / START 18:00 仙台PIT
2017.7.12(水) OPEN 18:00 / START 19:00 Zepp Tokyo
2017.7.13(木) OPEN 18:00 / START 19:00 Zepp Tokyo
2017.7.16(日) OPEN 16:45 / START 17:30 BLUE LIVE HIROSHIMA
2017.7.17(月・祝) OPEN 16:00 / START 17:00 BLUE LIVE HIROSHIMA
2017.7.28(金) OPEN 18:00 / START 19:00 Zepp Nagoya
2017.7.30(日) OPEN 17:00 / START 18:00 Zepp Osaka Bayside


■YouTubeリンク
<KEYTALK/2017年3月15日4thアルバム「PARADISE」トレイラー!>
https://youtu.be/SZFdUv8X8Hs
<「Summer Venus」MUSIC VIDEO>
https://youtu.be/SkGhyHGH3-g
<初回限定盤A付属DVDダイジェストトレイラー>
https://youtu.be/JRSM7nOGo6g
<初回限定盤B付属DVDダイジェストトレイラー>
https://youtu.be/yk5o4zpNrzo
<KEYTALK – ミュージックビデオ特集>
https://www.youtube.com/playlist?list=PLYl8TUn3GuVFV8yRiSkvH5TKX8y_7C3TF
<KEYTALK - 「ASTRO」MUSIC VIDEO>
https://youtu.be/4TBP_rhDRmY
<KEYTALK - 「Love me」MUSIC VIDEO>
https://www.youtube.com/watch?v=e_byVlqFAis


《YouTube番組》 KEYTALK TV(不定期)
《オフィシャルHP》 http://www.keytalkweb.com/
《オフィシャルfacebook》 https://www.facebook.com/KEYTALKofficial
《Twitter》 Offcial(@KEYTALKtweet)
《Getting Better Records HP》 http://www.jvcmusic.co.jp/gbr/

蜘蛛と蝶の物語。槇原敬之『Hungry…

ただの挿入歌どころではない!『Wish…