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Goodbye holiday、故郷を思うナンバーに涙。どれだけ歳を重ねても、消えないモノ

正統派歌モノロックバンド、Goodbye holiday。 児玉一真(Vo, G)、大森皓(G)、福山匠(B)、山崎晃平(Dr)のメンバーからなる4人組バンド。 心に訴えかける強い言葉が多いが、それでも聞き入ってしまうのは、耳に残るポップなメロディのなせる業だろう。
正統派歌モノロックバンド、Goodbye holiday
児玉一真(Vo, G)、大森皓(G)、福山匠(B)、山崎晃平(Dr)のメンバーからなる4人組バンドだ。
2008年に広島で結成され活動を開始、2011年には拠点を東京へ移し現在、彼らの音楽はミニアルバムで3枚発売されている。

そんな彼らが一番大切にしていることは、歌詞を伝えること
これは、作詞作曲も務める児玉一真がGoodbye holidayというグループを作った時から、目指してきたものである。
その言葉通りに彼らが世に送り出す曲はメッセージ性があり、心に訴えかける強い言葉が多いが、それでも聞き入ってしまうのは、耳に残るポップなメロディのなせる業だろう。
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中でも2014年8月13日に発売された3枚目のミニアルバム「FLAG」は、過去の2作以上に曲の内容も、込められた想いも段違いなモノになっている。
この「旗」という意味の「FLAG」。これは、ここまでの自分達を1回区切り、もっともっとバンドとして大きくなって上を目指していきたいという、彼らの決意表明の旗を掲げる意味が込められている。

前作「はじまりの唄」から着々と知名度を伸ばしてきている彼らにとっても、特別な1枚と言える「FLAG」
その収録曲の中に、「蛍」というナンバーがある。
この曲は、ポップなメロディに切なさを帯びた、Goodbye holidayの十八番とも言えるナンバーの一つで、このミニアルバムの最後を飾る故郷への思いを綴った内容である。

Goodbye holiday 「蛍」
――――

夕暮れもう陽は落ちて茜の空へ
どこかで揺れる風鈴の調べ
縁側に並んで座ってあなたと見た
蛍の光一つ二つ思い出していた

どれだけ歳を重ね言葉忘れても
心のすぐ傍聞こえる声
蛍の様な小さな光だとしても
今もまだこの場所で燈してる

――――

思いを馳せる故郷は聴く人によってそれぞれ違う上、蛍を見たことがない人だっているかもしれない。
それでも、このナンバーを聞くと故郷を思い出さずにいられないのは、誰もが誰かと一緒に過ごした思い出があるからだ。
また、最後まで聴くと「蛍」というキーワードがただ郷愁を誘うだけではなく、「光」という捉え方もできる。
「光」を象徴するのは様々だが、共通するのは歌詞にもある様に、どれだけ歳を重ねても消えることなく、ずっと自分を照らしてくれる何かだ。

これを聴いて知らず知らずの内に涙が零れていたとしたら、それはきっと自分の中に「光」を見つけた証拠だ。
心のすぐ傍にある「光」はこれからもずっと、あなたを照らしてくれる。

この曲に興味を持ったら是非、PVも一緒に観て欲しい。
一人前のカメラマンを目指す青年を主人公に、歌詞を表したドラマ仕立てとなっているPVは、主人公と歌詞がぴったりリンクしているので「蛍」の作り上げる世界に聴く以上に入りやすい。

▽Goodbye holiday / 蛍


今まで、インディーズで活躍してきた彼らだが今年7月、ついにメジャーデビューを果たすことが決まっている。
7月8日リリース、メジャーデビューシングル「革命アカツキ」
この曲で新たな革命を起こすことになるのか、今後も彼らの活躍から目が離せない。
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TEXT:空屋まひろ

Goodbye holiday 掲載歌詞の一覧へ
【蛍】の歌詞ページ
【革命アカツキ】の歌詞ページ

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