星野源を聴いて、あなたも「夢の外へ」



昨年は大河ドラマ、連ドラ、そして二度目の紅白出場とめざましい活躍をみせた星野源。主演を果たした「逃げ恥」は社会現象にもなり、たくさんの人たちに「星野源」の名前が知れ渡った年でした。

昨年もたくさんの人に聴かれた星野源の曲、その歌詞には彼の人となりが存分に現れていますよね。逃げ恥の恋ダンスで一躍有名になった「恋」という楽曲に、こんな歌詞があります。


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意味なんか
ないさ暮らしがあるだけ
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人生に意味はない。ただ暮らしがあるだけ。
「こんな日々に意味はあるの?」「なんのために生きているんだろう?」と考えすぎてしまうこと、ありませんか?

でも、それはあなたの頭の中だけのことなんです。現実をみると、そこにはただ暮らしがあるだけだよ、と、星野源はさらりと歌っています。この歌詞と似たフレーズが、星野源が2012年に歌った楽曲「夢の外へ」に存在します。

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夢の外へ連れてって
ただ笑う顔を見させて
この世は光 映してるだけ
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この世は光 映してるだけ。
少し専門的なことをいいますが、私たちは、光の屈折で色を認識しています。私たちが今見ている世界は、光が映っているだけなのです。

もちろん、星野源がこの歌詞で言いたいのは、そういうことではありません。世の中は、私たちが考えるより、もっとシンプルなんだよ、ということなんだと思います。


私たちは、どのようにして世界を見ていると思いますか?
不安や悩みを抱えているとき、反対にうれしいことがあったとき、世界はどんな見え方をしているでしょう。感情に押し流されて、世界が歪んでしまっている、なんてことはないでしょうか。


そういう状況になったとき、前述の歌詞を思い出してみてください。この世は光を映しているだけなんだ、自分の悩みなんてたいしたことではないな、と思えるのではないでしょうか。
歌詞のちょっとしたところに現れた、星野源の人生哲学です。

さて、「夢の外へ」というタイトル、これはどういう意味なのでしょう。「夢の中へ」ではありません。「外へ」です。

これはそのまま、「夢を外へ出そう」という意味。自分の頭の中で考えている妄想を、計画やアイデアを実現させようよ、ということなのです。

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夢の外へ連れてって
頭の中から世界へ
見下ろす町を歩き出せ
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ずっとやりたいと思っているのに、実現できずにいることが、あなたにもありませんか?夢の中にあるものを外へ。

この曲をきいて、頭のなかにためこんでいた夢を外へ出してみませんか?もうすぐバレンタイン。好きな相手に、思い切って告白するのもいいですね。


星野源が大ブレイクする前に歌っていたこの曲。
この曲のメッセージを一番実行したのは、ほかならぬ星野源本人だったのかもしれませんね。



TEXT:遠居ひとみ

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