alcott 最新アルバム「YELL」、7年間の苦しい思いもハヤシライスも想像させる歌詞の魅力とは!【インタビュー】

5/3に初の全国流通アルバムをリリースするalcott。結成7年の息の合ったトリオが作り出す音楽は、聴く人へビジョンを映し出す。そんな彼らにアルバムに込めた想いをお聞きしました。

2017年6月9日

Interview

愛香


この記事の目次
  1. ・alcottについて
  2. ・ニューアルバム『YELL』
  3. ・歌詞に“桜”が出てこない『さくらの麓』
  4. ・新録曲のレコーディング秘話
  5. ・最後に…
  6. ・プレゼント応募について
  7. ・alcott 最新情報
  8. ・RELEASE
  9. ・ライブ情報
  10. ・alcott Profile
  11. ・INFOMATION

alcottについて

——早速ですが、バンドの紹介と自己紹介をお願いできますか?


貴田宰司(以下、貴田):同じ大学で出会って2010年に結成しましたalcottです。バンドを組んで7年目になります。


——バンドとして一番見てもらいたいところ、他とは違うっていうポイントは?

貴田:歌詞は注目してほしいポイントかなって思います。あとは幅広い楽曲が多いのでそういうところにも注目して見ていただけたらなと思います。


——作詞作曲はともに貴田さんがされているということですけど、どの曲にも共通して意識していることとかってございますか?

貴田:終着点っていうのは意識していますね。歌詞の落とし所というか。迷いながら書いていたとしても最終的に1つのテーマの答えっていうのは出さないといけないなっていう風には考えています。


——なるほど。

貴田:全ての曲の中で僕なりの答えを出しているつもりです。


——曲の振り幅も見所とおっしゃっていましたが、このアルバムでも同じ人が書いた曲とは思えないくらい歌詞もメロディーも振り幅が広すぎて驚きました。

貴田:嬉しいです!


——これだけ幅広い歌詞を書かれていますが、貴田さんが1つの曲を書き始めるきっかけって何なんでしょう?

貴田:だいたい実体験です。例えば4曲目の『あたしのせいだと言えるように』は、人のせいばっかりにしていたら恨みしか残らないけど、自分のせいにできた時は成長に変わると思えるようになった実体験から生まれた曲ですね。


——では、“こういう曲を書こう”って書き始めるよりは、何か思った時、感じた時に書き始めることの方が?

貴田:そうですね、思った時に書くことが多いので、日頃からストックとしてメモ書きしておきますね。


——今回のアルバム製作期間はどのくらいだったんですか?

貴田:これは7年の集大成ですね。最後の曲が出来たのはかなり直前です。
前回のツアーを経て出来た曲もあります。


——1番古い曲は?

貴田:『ポップコーンウーマンに捧ぐ』ですかね、ずっとライブでやっていますしね。


——『ポップコーンウーマンに捧ぐ』のような感じの曲がもともと得意とされているんですか?

貴田:最初は暗い地味な曲しか作れなかったんですよ(笑)、世に出したものからは今のように変わっていましたけど!


——アレンジは内田さんが?


内田将之(以下、内田):みんなでやってますね!

貴田:うっちーが中心になって、キーマン的な感じでやってます。


——ではみなさんの音楽性のルーツについて聞かせてください。

貴田:僕は最初弾き語りから入りましたね、ゆずとかコブクロとかMr.Childrenとか。そこが根っこにありますね。


——ではご自身が音楽を始められた時も弾き語りから?

貴田:そうですね!友達に教えてもらって。


——内田さんはいかがですか?

内田:僕はもともと母親がクラシックのピアノ教室をしていたんで、子供の頃から母親が教えるクラシックの曲を横の部屋で聞いていました。そこから僕はギターを始めてバンドも組んで。よく聞いていたのはSPECIAL OTHERSさんとか歌のないインストバンドが多かったですね。


——なるほど。谷さんは?


谷里志(以下、谷):僕はもともとギターやっていたんですよ。ゆず・コブクロも好きだし弾き語りもやっていて、ユニット組んで路上ライブとかもやっていたんですけど..

貴田:なんてユニット名だっけ?

谷:もずくっていう…(笑)。それでソロギターに憧れてソロギターをずっとやっていたんですけど高校生の頃にバンドブームが来た時に僕らの高校でめちゃくちゃ流行ったマキシマムザホルモンの影響でベースに憧れて大学の軽音サークルでもベースをやってました。僕らの今の音楽に通ずるところで言ったらRADWIMPSとかも好きでしたね。

貴田:3人の共通点は多いのかなって思いますね。


——結成から7年、6枚目のアルバムを今回リリースされるということでタイアップやパワープレイもたくさん獲得されていますが、今バンドとして勢いがあるなっていう実感は?

貴田:少しずつですがありますね!これをどんどん確信に変えていきたいです。

内田・谷:あるんかい!

貴田:この流れに乗らないとね、やっぱり。


ニューアルバム『YELL』



——そんな中での今回のアルバム、どんな1枚になっているのかご紹介お願いします。

貴田:シンプルに分かりやすく、聞いてくれるリスナーの背中を押せるようなアルバムだっていうことで『YELL』っていうタイトルにしました。


——応援歌が詰まっているような?

貴田:そうですね、どの曲を聴いても色々な形で支えられているような気持ちになってもらえるんじゃないかと思いますね。


——曲順はどのように決められたんですか?

貴田:いっぱい悩みましたね。一番最初は『さくらの麓』で最後は『わがままを1つ』っていうのだけ決めて、あとはパズルみたいな感じで起承転結を意識して詰めていった感じですね。


——最初と最後はどうしてその2曲にされたんですか?

貴田:やっぱり曲の内容ですかね。『さくらの麓』のアンサーソングとして『わがまま1つ』があるんで。


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