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【インタビュー】「グルーヴを届ける」ライブをするバンド:BRADIO、2017年最後の野外ライブで熱くなろう! (1/2)

関西秋の最大級の野外フェス「BRUSH UP KANSAI 2017」。11/5に行われるこのイベントにスペシャルゲストとして参加するBRADIOがイベントへの思いを語ってくれました。

BRUSH UP KANSAI 2017とは?

11月5日(日)に大坂城野外音楽堂で開催されるイベント「BRUSH UP KANSAI 2017」は、「関西の次世代アーティスト&ダンサー&パフォーマーを発掘する!!というテーマを掲げたフェス」と記されたように、このイベントへは次の時代を担う逸材と期待を向けたアーティスト/ダンサー/パフォーマーたちが数多く登場。
さらに、彼ら彼女らの未来を応援しようとBEVERLY/BRADIO/PENGUIN RESEARCHがゲストとして出演、その、スペシャルゲストの中からBRADIOが登場。「BRUSH UP KANSAI 2017」出演へ向けての想いや、デビューシングル『LA PA PARADISE』の魅力について熱く語ってくれた。

スペシャルゲスト:BRADIOインタビュー

熱いダンスミュージックを軸にしたステージの中、その時間帯の風景に似合うエモーショナルな表情もBRADIOが届けられたらなと画策しています。

--11月5日に大坂城野外音楽堂で行われるイベント「BRUSH UP KANSAI 2017」へBRADIOはスペシャルゲストとして登場。イベントへの出演に際し、ぜひメッセージをいただきたいなと思います。


大山:まずは、呼んでいただきありがとうございます。僕ら、今年も多くの野外フェスへ出演してきたように野外ライブや大きなイベントが大好きなんで、今回の「BRUSH UP KANSAI 2017」へ出演することをとても楽しみにしています。しかも、季節は秋…で、いいんですよね。

--晩秋の時期ではありますが、秋で問題ないと思います。

大山:今の時期は今日撮影した衣装姿でライブを行えば、今年の夏もこのスーツ姿でライブを続けてきたように、ホント暑いステージ経験を重ねてきたんですけど。今は気候的に涼しければ、ロケーションも良いから心地好く楽しめそうです。きっと会場のボルテージも上がっているだろうし、僕らがさらに場内の熱気を上げてやるつもりだから、とても楽しみにしています。

--夏フェスでは、ずっとスーツ姿でライブをやっていたんですか?

大山:そうです。毎回汗だくでやってました。けっしてスーツにこだわっているわけではなく、その都度の衣装があるように、それを毎回着ている形なんですけど。今年の夏は、たまたまスーツ姿でした(笑)。

真行寺:僕ら夏の野外ライブの経験はあっても、秋の野外ライブ経験はないんで、ちょっと肌寒さを感じる中、身体も気持ちも熱くなるライブを演りたいなと思っています。何より、BRADIO自体が「音楽を通し魂から熱くさせる」ことを目指しているバンド。熱くなれるライブを通し、初めてBRADIOへ触れる人たちも含め、みなさんを楽しませたいなと思っています。

酒井:今回のイベント、普段の僕らのライブに足を運んでる人たちとは異なるファンたちも多いと思います。だからこそ、出演する以上はしっかり爪痕を残して帰ろうと思ってる。個人的に寒さが苦手なんで、もし寒かったら、熱くなれるライブを届けるので一緒に熱くなりましょう。

田邊:今年、野外ライブを行うのは、この日が最期の機会。今年の音楽フェスへの出演で培った熱い経験をこの日も表現出来たらなと思っているのはもちろん、BRADIOの出演は夕暮れ時になりそうな噂も聞いてるので、熱いダンスミュージックを軸にしたステージの中、その時間帯の風景に似合うエモーショナルな表情も届けられたらなと画策しています。その辺もぜひ楽しみにしていてください。

BRADIOのスタイルに迫る


「グルーヴを届ける」スタイルはBRADIOにとって一つのこだわりとしてあることなんでしょうね。

--BRADIOと言えばSOUL/FUNK/R&Bなどルーツミュージックを軸に据えた踊れるパーティバンドという印象があります。みなさん、いわゆるブラックミュージック好きな方々なのでしょうか?

大山:それぞれの音楽的な入り口やルーツはバラバラです。BRADIOは「ソウルミュージックのバンドを演ろうよ」と言って集まったバンドではなく、純粋に音楽やバンドが好きな4人が集まり、それぞれに好きな音楽を追求していく中、いわゆるグルーヴミュージックが今の自分たちへ一番フィットした形なんです。

--BRADIOの持ち味は、生バンドだからこそ生まれる最強のグルーヴにあるなと感じています。

真行寺:メンバーそれぞれにいろんな楽曲を聞いてきたように、今でもいろんなジャンルの音楽が好きなんですけど、一番は、そういう要素を自分たちなりのポップミュージックへ落とし込みたいということ。4人とも、セッションした中で生まれるグルーヴが大好きなように、ライブではとくにグルーヴを届けたい気持ちを強く持っている。そう考えたら、「グルーヴを届ける」というスタイルはBRADIOにとって一つのこだわりとしてあることなんでしょうね。

--デビューシングルの『LA PA PARADISE』にもグルーヴが活きてれば、歌詞やフレーズなどへもいろんなルーツミュージックの要素を詰め込んでいません?

真行寺:『LA PA PARADISE』へ反映した音楽には僕らのリアルタイムというよりも、もっと上世代な、自分たちの両親が好んで聞いてたような音楽性も取り込んでいます。僕ら自身、親の影響からそういう音楽や歌謡曲も好きで聞いてきたし、遡ってルーツ音楽を聞くのも好んでいるように、グルーヴミュージックでありルーツミュージックをリスペクトや楽曲の持つ遊び心として『LA PA PARADISE』へ反映させた面はあります。とくにうちの楽器隊は「先陣に習え」じゃないけど、過去に生まれたいろんな音楽を巧みに自分らの中で昇華しては、BRADIOへ反映してゆくことを楽しんでいる。その辺も巧みに投影していますからね。

酒井:そういうリスペクト心って、自分らの消化次第で十分オリジナルの要素にも、クスッとさせる遊び心にもなっていく。『LA PA PARADISE』で例えるなら、ABメロに登場するラッパ(ホーンズ)は2010年代のフュージョンファンクの匂いを感じさせれば、サビメロで響いてくるのは、まさに70年代のアース・ウィンド・アンド・ファイアみたいな感じだったりもする。いわゆる昔の音楽にこだわりを持って再現するのではなく、いろんな時代の要素を自由に取り込み消化しながら、自分たちの色に反映してゆくことをBRADIOは楽しんでいる。それをしっかり反映出来たのが『LA PA PARADISE』なんです。

田邊:BRADIOはリズム隊の生み出すグルーヴが重要な鍵を握れば、そこをどう活かせるかが勝負のバンドだと思ってる。今回の『LA PA PARADISE』では、古き良き音楽スタイルを軸に据えながら、そこへ新しい要素も加え作りあげていった。それこそが、BRADIOというバンドの面白さだなと自分たちでも思っていることなんで。

--しかもキャッチーでメロウで口付さみやすい歌なのも、『LA PA PARADISE』のポイントだなと感じています。さきほど「自分たちなりのポップミュージックへ落とし込みたい」という発言がありました。BRADIOとしては、ポップミュージックをいかに追求するかも大切な軸にしていることなのでしょうか?

大山:そもそも僕ら自身、幼少期の頃から聞いてきたのが日本のポップミュージック。具体的に言うなら、90年代の日本のポップソングを当たり前に聞いてれば、そこに影響も受けてきた。そのうえで、親の影響も含めルーツミュージックを探ってきた連中なんです。しかも僕らは90年代のポップミュージックに含まれているグルーヴを好きで探求していく中、その時代のミュージジャンが聞いてきたルーツミュージックのことを知り、それらを聞きながら当たり前のように自分たちの中へ消化もしてきた。その結果が、今へ繋がっている面もあるんですけど。やはり根底にあるのは、あくまでもポップスなんですよね。

--同時に、グルーヴミュージックにも譲れないこだわりがある?

大山:グルーヴミュージックへのこだわりは譲れない…わけでもなければ、ファンクだロックだポップスだというこだわりもない。どんなスタイルの音楽にもかならずグルーヴがあるように、僕ら4人ともそこへ純粋に陶酔していれば、自然と追求してしまうのが「どれだけ気持ちいいグルーヴを持った音楽を届けられるか」ということなんです。

酒井:どれだけ気持ちいいグルーヴを追求できるかという気持ちは、確かに強いね。

大山:曲調やスタイルが何であれ、聞いてて気持ちの良い音楽を作りたい気持ちは、いつも強く持っています。

次ページ : 最後尾のお客さんまでしっかり熱の伝わるライブを!

日常の世界(Rule)に、素敵な時間・空間のイメージを加え(Do Image On)、良き変化(Break)を与えるがバンド名の由来であり「日常に彩りを加えるエンターテインメント」をコンセプトに結成された真行寺貴秋(Vo)、大山聡一(G)、酒井亮輔(B)からなるファンキーなバンド BRADIO。 『音楽って素晴らしい···

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