1. 歌詞検索UtaTen
  2. コラム&特集
  3. J-POP
  4. 水曜日のカンパネラ

圧倒的な個性の中に見え隠れする水曜日のカンパネラの「日常」の中の「非日常性」

一度聞いたら忘れられないユニット名の『水曜日のカンパネラ』。

個性が溢れでる、"水曜日のカンパネラ"


一度聞いたら忘れられないユニット名の「水曜日のカンパネラ」。「水曜日に打合せをすることが多かったから」というのが語源であるとされているが、その他にも諸説あるということで定かではないらしい。

そして活動を支えるメンバーとして“サウンドプロデュース”担当のKenmochi Hidehumiや“何でも屋”担当のDir.Fがいるが、ステージに立つのはボーカル担当のコムアイだけで、

そのコムアイも高校時代にキューバを旅したり今は鹿の解体の習得中かと思えば、「ヤフオク!」のCMに出演したり…と強烈な個性を持つアーティストなのである。

2012年にYouTube上で作品を発表して以来、テクノやハウスを基盤としたサウンドが持つ独特の世界観でコアな音楽ファンを獲得し続けている水曜日のカンパネラの作品には、シュールで少しとっつきにくい印象を受けるかも知れない。

しかし彼女たちの楽曲に取り上げられているのは昔話の『桃太郎』であったり歴史上の人物である『千利休』であったり、日本人ならなじみのある、または一度は耳にしたことがある人物や事柄であることが多く、そのサウンドとのギャップにハマッてしまう人が続出しているのだ。

その中で今回紹介したいのが、4月にリリースされたEP『トライアスロン』に収録の『ディアブロ』。「ディアブロ」と言えばスペイン語で「悪魔」を意味するのだが…

ディアブロ


----------------
いい湯だね いい湯だね
手の指の皮がふやけるね
いい湯だね いい湯だね
ほどほどにしないとのぼせるね
≪ディアブロ 歌詞より抜粋≫
----------------

そう、『ディアブロ』の「ブロ」は「お風呂」を意味していたのだ。(笑)

浮遊感が漂う「非日常」溢れるサウンドに乗せて歌われている私たちの毎日に欠かせない「日常」のお風呂。この対比が水曜日のカンパネラを彼女らたらしめている理由ではないだろうか。

「俺の親父の そのまた前の前の前の前の前から継いだこの竈」から始まる畳み掛けるようなラップのあたりからは、まるでサウンドと言葉の波が一気に押し寄せてくるような感覚を覚えながらも、「スティング来店 ポリスが入浴 イングリッシュマンインニユーヨーク」といったダジャレによる言葉遊びがあったり、

「シャワーを出しっぱなしにする奴 サウナのテレビのチャンネル変える奴」に「人の迷惑を考えろ みんなで楽しく風呂入ろ」と大衆浴場でのマナーを盛り込んでみたり、個性的なサウンドとは裏腹に、親近感すら沸いてくる楽曲になっているのだ。

●ディアブロ / MV


中毒性にご注意!


「日常の中の非日常」がごちゃ混ぜになったこの楽曲を聴くと、お風呂にずっと浸かっているとどこか違うに世界に行ってしまいそうになる気分を思い起こさせる。そんな感覚を味わうことが出来るのも、『ディアブロ』もしくは「水曜日のカンパネラ」の中毒性から抜け出せなくなる理由の1つかも知れない。

これからの活躍が注目される水曜日のカンパネラ、今年の夏には「ROCK IN JAPAN FES.」や「SUMMER SONIC」などの大型フェスへ出演した。

まだ水曜日のカンパネラのライブに行ったことがない人も、ぜひ実際に足を運んで彼女たちの「日常の中の非日常」な世界を体感してみては?どっぷりと浸かってヤミツキになってしまうかも!?

TEXT:Y.Fuku

2013年からコムアイを主演とするユニットとして始動。メンバーはコムアイ(主演)、ケンモチヒデフミ(音楽)、Dir.F(その他)の3人だが、表に出るのは主演のコムアイのみとなっている。 2014年11月に発売した 『私を鬼ヶ島に連れてって』に収録されている楽曲「桃太郎」がWEBやラジオを中心に話題と···

この特集へのレビュー

この特集へのレビューを書いてみませんか?

この特集へのレビューを投稿

  • ※レビューは全角500文字以内で入力してください。
  • ※誹謗中傷はご遠慮ください。
  • ※ひとつの特集に1回のみ投稿できます。
  • ※投稿の編集・削除はできません。
UtaTenはreCAPTCHAで保護されています
プライバシー - 利用契約