【ライブレポート】15周年を迎えた女性の憧れの的であり続ける倖田來未のツアーファイナル！【UtaTenライブレポート】

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12月6日、さいたまスーパーアリーナにてKODA KUMI 15TH ANNIVERSARY LIVE「THE ARTIST」のファイナルが開催された。イルミネーションが光る寒空の下、UtaTenも取材に行ってまいりましたので、その様子をご覧ください！

開演前から客席がスクリーンに映し出される遊び心満載のコンテンツで盛り上がり、SEの「TURN DOWN FOR WHAT」で 会場が一体になったところでド派手に登場となるかと思いきや、バラードの新曲「NO ME WITHOUT YOU」という選曲に驚かされる。後に、「一番最初にファンに伝えたい想いを歌いたかった」とこの曲を選んだ理由を語った。

タイトめのロングドレスで登場した倖田だったが、2曲目で裾部分を剥ぎ取りショートパンツ姿になったり一瞬の間にバスローブ姿になったりと全編を通して10着ものセンスある衣装を披露するところがやはりファッションリーダーとしても女性を魅了する理由の一つなのだろう。また、その高いエンターテイメント性は毎度ファンをも驚かせる。



4曲目「WON'T BE LONG 〜Red Cherry Ver〜」では1人乗りのゴンドラに乗りアリーナを大きく一周し、前半からサービス満載で会場も大いに盛り上がったが、この曲を終えると倖田は一旦捌けてしまい、スクリーンに機材トラブルのため一時中断の旨が映し出される。が、この異例の事態にも肩を落としたりしないファン達はくぅちゃんコールで再び彼女が現れるのを待った。

再開後、一度披露した3曲を再び披露するがファンは倖田を元気づけるように1回目にも増した盛り上がりで彼女を迎えた。
9曲目には自身初となるオリコン1位を獲得した「you」、「Moon Crying」に「Brave」などと中盤はバラードを力強く歌い上げた倖田。年々深みを増す低音の響きと、独特のしっかりしたビブラートを惜しみもなく披露し涙を流すファンも少なくなかった。




そして後半警告音が鳴り響き、紫のタイトスーツ姿の倖田が登場、ダンスナンバーを披露。19曲目「TABOO」ではダンサー5人と共にセグウェイに乗ってサイバーなイメージのパフォーマンスで会場を楽しませた。

「Poppin' love cocktail feat.TEEDA」で会場が一体となって歌ったり踊ったりしたラストから、アンコールではデビュー曲「TAKE BACK」も披露。
MCではデビューから今までの道のりを振り返り、「くじけそうになった時もあったけど、みんなが居たから今の自分がいます。」「ステージからの景色を見たくて気づいたら15年、これからも倖田來未の歌を通してみんなの背中を押せるような、みんなが笑顔になれるような歌を歌い続けていきたいと思います。」と涙ながらに新たな決意を語った。




15周年にふさわしい内容と、毎度ファンも驚かすような挑戦を繰り返す姿は倖田を愛するたくさんの人の背中を押したに違いない。

来年3月から始まる47都道府県ツアーでも彼女の新たな挑戦に期待すると共に、時に悩みながらもがむしゃらに頑張る彼女を応援し続けたい。



TEXT:愛香