石河コウヘイの記事一覧

ひとつの旅の終わりは、新しい旅のはじまり ―「journey」から読み解く赤い公園の現在と未来

赤い公園、というバンドを知ったのは5年前。実家の近くにある高校の卒業生たちがメジャーデビューしたと聞いたのが最初だった。なんでも、中心人物の津野米咲(Gt)がすべての作曲を手がけており、ギター1本であっという間に曲をこしらえてしまうという。

女の子はいつだってヒーロー ―吉澤嘉代子「月曜日戦争」の描くヒーロー像とは?

男の子はヒーローにあこがれる。 いや、正確に言うなら男の子はみんなヒーローだ。敵と戦うロボットや変身してすごいパワーを出す超人たち。男の子が思い描くヒーローはなりたい未来の自分だ。 女の子もヒーローにあこがれる。それはいつか会ったあの人。

これこそバンアパ!集大成にして進化した最新形を聴かせる8thアルバム『Memories to Go』を全曲紹介!!

the band apart(以下、バンアパ)。荒井岳史(Vo、Gt)、川崎亘一(Gt)、木暮栄一(Ds)、原昌和(Ba)の4人組が奏でる音楽を一言で言い表すのは難しい。 シティポップにも通じる都会的で洗練されたセンスやヒップホップを通過したファンクテイストあふれるリズム、パンクロック的な疾走感にリフやギターソロにみられるメタルの要素…。

Suchmosの「STAY TUNE」はディスっているだけじゃない!歌詞に隠されたその真意を探る

Stay tune in 東京 Friday night ホンダのCMで耳にするあの曲。 一度聴いたら忘れられないキャッチーなサビを聞けば、誰もが2016年に星野源「恋」やRADWIMPS「前前前世」と並んでもっともダウンロードされた曲のことだとわかるだろう。 Suchmos「STAY TUNE」。

雨が映し出す10年代の風景 ―カバーで聴く新世代のスタンダード

雨がちな季節です。雨にちなんだ曲といえば切ないラブソングを想像しますが、会えないからこそストレートに心情を歌う曲が多いように思います。 ここでは10年代を代表するアーティストがカバーしたこれからのスタンダードとなる曲を通して雨が意味するものとその背景を探ります。

Suchmos 「THE KIDS」淀んだ日常をかきまぜろ!と俺たちを鼓舞しているのだ

横浜の街から現れた6人組が日本中を席巻している。 今年の1月に発売された2ndアルバム「THE KIDS」はロングセラーを続け、各地のフェスでメインステージをつとめる彼らからはすでに風格すら感じさせる。ツアーファイナルとなった4月27日には自分たちのレーベル「F.C.L.S.」発足を発表。Suchmosの送り出すアーティストが日本の音楽シーンを変えていくだろうことは想像にかたくない。