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タイトル 歌い出し

反芻

背景を侵食する舌先 首筋へ這わせては嬲る様に耳朶を緩やか食す 砂嵐が褥に咲く艷を投影して 身悶え喘ぐ吐息を塞ぎ

枯れ木に花を咲かせ 艶の十五夜を彩る 飄に舞踊る 現忘れ塵芥

空蝉

叫ぶのは眩し過ぎる短命の最中… 舞えど…舞えど…されども見えぬ日出彼方 叫ぶのは心ノ臓が泪流せぬから… 逃れ…逃れ…されども迫る儚き此方此方

悦ト鬱

あれから幾日が経つのでしょう… 心はもうその形を留める事など出来ないのです からからから…と回る赤い風の音が唯一私を現に縛る手枷

転生輪廻

何時の間にやら此処に堕とされ 溺れかけの命を抱きかかえて 生温い手に引かれて ただ列を成し歩むだけ

ただ生きるだけでどれ程傷付き痛みを抱えようとも 朱い情は枯れた 溢れ吹き出すは手垢に塗れた人間色 彼岸

無垢

一つ、二つ、三つ、四つと 終わる事の無い始まり ぽたり ぽたり 滴る其れを

私ハ傀儡、猿轡ノ人形

瘡蓋を剥ぎ取る 丁寧に 破れない様に 指でなぞる 「私」を確かめるかの如く

さぁさ、首を括りあそばせ 生まれ落ちたあの日が思い出せないから 叫ぶ心の臓は偽りの無い声を上げ 向かい見つめ合うその両目は己が姿が見えているか 痛む先へ足を踏み入れ御対面

野箆坊

「嗚呼、何時も見ている筈の私の顔が思い出せない。 此れは誰で、彼れは誰で、其れは誰で、私は誰で...。」 音の無い言の葉を貪っては喰い散らかした 吐き出す真っ赤な嘘

月下美人

此処は桃源郷 眼綴じ蹲る 「見ず」 「言わず」

朔宵

かァごめ かァごめのなか 誰そ彼の朱に落つ 踊る祭り囃 噎せ返る人垣

朧月夜

幼心に突き刺さり抜けず腐り始めた歪な影 幼き日眼裏に返しても イタイイタイ 浅き夢と見る事も出来ずに深みに嵌る歪な影 幾夜心変わりを重ねても

情ノ華

産声を奏で仰ぐその掌 何を求めるか 何も求めぬのか 誰とも解らぬ影を追い

九尾

飢えを忍び肥えた愛に舌舐めずり 一つ二つ巡る刻を指折り数え 幼い姿 孕む色欲

叫声

止まったまま脆く儚く壊れてしまうことを拒めずにいた 僕は僕を守るために僕を捨てようとしていた 立ち止まり…そして振り返り… 迷いに絡め取られ…また、立ち止まる…

紅椿

ほぅら 御出ませ 鬼さん此方 手の鳴る方へ さぁさ

鬼祭

今、目覚め始めた鼓動が ほら…脈を打って 現に溶けて消えて行くのは異端の鬼 有り触れている歪から誰もが目を背け

宵月

今、風に舞い落ちる狂の縁 じわり…染み入るのは朱の艶 行き場を無くし…のらりくらり… 彷徨い…やがて喰らい尽くす

丑刻参

温風に揺らぎ張り付きし頬の 乱れ髪ゆらぁり目隠し 糸車かたりかたり紡ぎ音も途絶え 引いても応えぬ手繰り虚

眩暈

ぐるぐるぐると掻き混ぜられた様に自分自身が最早見えない 貴方は貴方?僕もまたアナタ?気が付けば剥がされていく彼方… 「実」が「虚」を喰らう 僕に何かを求めている事は解っていたけど解らないふりをしてた

軈て移らふ愛は 此の掌に何を残せませふ 傍らにて微睡む 甘ゐ睦言は燗の温み

春時雨

未だに暁を覚えずに微睡みの中 ぽつりぽつりがしとしとへ移ろう虚ろ 褪せ行く時の中 ただ立ち止まり蹲る

妖語

今にして思えば全てが愚の骨頂に何も相違無く 信じる心の無意味さを味わえどソレは限りなく無味 順風満帆にも見えた…泥に塗れているとも知らず 幸の温もりに浮かれてた…冷めた澱みに沈むとも知らず

朱花艶閃

「もう幾つ寝ると…」 さ乱れ染めにし我ならなくに 滲む朱宵は花一匁

屡流

始まりに気付かぬまま それは終わりの瞬間 欲が抑を覚えず 真っ逆様に昇る

腐海

今日も今日とて 泥濘む腐乱日和 夥多夥多 螺旋遊戯 うようよ

涙唄

重ね重ね色付く浮世の中 漆黒の拒絶に酔う僕は 君の影を追い掛け…己が影に飲まれて 重ね重ね色付く浮世の中

紫蝕 -再録-

人混みが蠢いて 其処には感情も無く 矯声 嘆声 奇声

見セ掛ケノ飴ト自己満足ノ鞭-再録-

泣き濡らしてみても 泣き腫らしてみても それでもまだ泣ける位の恋物語だったのに 貴方が変えてしまった…

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