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Stevie Wonder

Stevie Wonder（スティービー・ワンダー）は、1950年5月13日生まれ、アメリカの歌手、キーボード奏者。22回のグラミー受賞歴を誇り、もはや説明不要なほど偉大な音楽界の巨匠。ほかにも作曲家、音楽プロデューサーなど音楽家としてマルチに活躍している。

1950年にミシガン州で生まれ、保育器内の過量酸素が原因で視力を失うという悲劇に見舞われる。しかし、幼少期からピアノやハーモニカなどの楽器を操る神童として、盲目とはまるで思えない天賦の才を発揮していた。

11歳の時、モータウン社長のベリー・ゴーディーの前で演奏し、その場で契約を掴んだ。1963年にアルバム「Fingertips」でデビューを果たし、若干13歳にして全米No.1ヒットの獲得という偉業を達成する。以降、ヒットに恵まれない時期もあったが、リリースを続けるうちに徐々にヒット曲を連発するようになる。

1970年代から現在にかけて、「Superstiton」「Sir Duke」「Isn’t She Lovely」など数々の世界的ヒット曲を輩出している。同時に、キーボードをはじめ多数の楽器を自在に操り、演奏や曲作りを行う独自のスタイルも確立している。日本では現在も多くのCMソングなどに起用され、聞き馴染みの曲が多いことでも有名である。

ロックの殿堂入りを果たし、ローリングストーン誌の「歴史上最も偉大なシンガー100人」にも選ばれているスティービー・ワンダー。その音楽スタイルはいまも数多くのミュージシャンに影響を与えている。