【ライブレポート】東京女子流が、5月の新*定期ライブに描いたのは、さまざまな恋の物語。

 6月20日に最新シングル『kissはあげない』の発売も控えている東京女子流。彼女たちが、「その日にしか見れない毎公演見逃し厳禁な内容をお届け」する新*定期ライブを、5月よりMt.RAINIER HALL 渋谷 PLEASURE PLEASUREでズタート。その第一回目となったのが、5月26日(土)に二部制で行われた「EPISODE-1 ~キスひとつくらいあげる~」と「EPISODE-2 ~やっぱりkissはあーげないっ~」。ここでは、「EPISODE-1 ~キスひとつくらいあげる~」の模様をお伝えしたい。

2018年6月2日


この記事の目次
  1. ・ライブのテーマは、「恋」
  2. ・人にバレたらやばい恋
  3. ・赤いサイリウムの光は心模様
  4. ・すべては月のきまぐれのせい????
  5. ・小悪魔な魅力を注ぎ込む...
  6. ・セットリスト
  7. ・東京女子流 Profile

ライブのテーマは、「恋」


 今回のライブのテーマは、ずばり「恋」。東京女子流の中にある「恋にまつわる楽曲」の中でも、今の自分たちに似合う表情を中心にセレクト。彼女たちなりの視点で、「いろんな恋にまつわる物語」を届けてくれた。

 ライブは、『predawn』へ導かれ、一人一人が歌い踊りながらステージへ姿を現す形で幕を開けた。しっとりとしたエレクトロなサウンドの上で4人の歌声とハーモニーが折り重なれば、ふわりふわりと揺れ動くように彼女たちが躍りだす。

とても軽やかな、でも、何かが動き出そうとする期待感を抱かせる始まり。場内を埋めつくした観客たちも、4人の歌声と踊りへ早くも釘付け状態だ。「君と輝く夢を見てたい」、そんな夢心地な気持ちが胸にワクワクとした期待を抱かせる。

演奏は次第に躍動を増してゆく。エレクトロでスウィートな『鼓動の秘密』に乗せ、4人は思わせぶりな、どこか大人の色気を漂わせ、満員の観客たちへ誘いをかけてきた。華麗に、軽やかに歌い躍る姿に心がグッと惹きつけられる。まるで恋を仕掛けるように、甘えた香りも匂わせ歌う彼女たち。その仕種と誘いをかける歌声に、胸のドキドキが早鐘を打ちだした。


 可憐な様と甘えたそぶりを魅力に、優しく誘う4人。楽曲が進むごと、心模様とシンクロするように歌の熱を上げたのが『たぶん、ずっと好き』。ソフィスティケイトでスタイリッシュなEDMサウンドのうえで、甘えた素振りも見せながら4人は歌いかけてきた。その優しい挑発に、気持ちが射抜かれてゆく。なんて甘い衝動だ。さりげない大人の色気漂う仕種もたまらない!!!!


  シャキシャキっとしたギターサウンドを合図に、ソウルフルでパーティ感満載なブラスミュージックが鳴り響く。ファンキーで軽やかな『恋愛エチュード』に乗せ、4人は満面の笑顔を浮かべ、この瞬間を、ここに生まれたパーティな香りを思いきり身体中へまぶし、軽やかに歌い踊り続けていた。とてもお洒落?!。でも、そのスタイルもまた今の東京女子流に似合う歌のパーティドレスだ。

人にバレたらやばい恋

「ついに新*定期ライブがスタートしました。しょっぱなからみなさんのたくさんの歓声や手拍子、とても嬉しかったです。一部はですね、可愛らしい東京女子流の恋の曲たちを集めたセトリにしてみました」と語ったのは、庄司芽生。

「キスひとつくらいあげると言うくらいだから、彼女はデレてるんでしょうね」「女の子が、これって恋なんだと気づく様を歌うとき、ひとみの頭の中の世界観を想像してたんですよ」と中江友梨が言えば、新井ひとみは「恋に夢見てる女の子を想像しながら歌ってた」という感想も述べていた。

「頭から純粋な恋愛の女の子の気持ちを歌ってきましたけど、恋ってそれだけじゃなく、中には上手くいかない恋もあったり、ちょっと禁断と言いますか、人にバレたらやばい恋もあるじゃないですか」「でも、次の曲は純粋な恋の歌です」という会話も繰り広げつつ、次の楽曲のときのペンライトの使用方法を山邉未夢がアドバイスしたうえで、ライブは次のブロックへ。

赤いサイリウムの光は心模様

「みんなの恋の気持ちをペンライトに灯して心一つにしてください」(新井ひとみ)の声を受け、流れだしたアコギの旋律。その優しい音に乗せ、4人が美しいハーモニーを描きだした。歌ったのが、カバー曲の『Love like candy floss』。4人は、切ない想いを空へ舞い上げるように歌いだす。何処か甘えたり、すねた仕種も加えながら、彼女たちは心の奥に秘めた恋心を吐露するように歌いかける。「みなさんいきますよ」の山邉未夢の声に合わせ、会場中に灯った赤いサイリウムの光。それは、4人の心模様を投影しているようだった。

恋に嘘は付き物!?。攻めた演奏の上で、「なんで君に恋してしまったんだろう」と挑発するように東京女子流は『Lair』を歌いだした。巧みにファルセットヴォイスも交え、あえて弱さを隠し、何処か強気な女性の姿を、4人は躍動的なダンスに乗せ描きだす。間奏では、セクシーなパフォーマンスも登場。挑発する大人の女性という一面も垣間見た気分だ。

華やかで情熱的な『Partition Love』に乗せ、4人は妖艶な仕種も交え、情熱的な世界へ満員の観客たちを招き入れた。一つ一つの動きが、とてもエモーショナル。彼女たちの艶な誘惑へ触発され、思いきり4人の胸の内へ飛び込んでいきたい。そんな気分を覚えるほど、とても躍動した魅惑的な歌とダンスパフォーマンスを東京女子流は見せてくれた。


「いろいろな恋を歌ってきました」「いろんな恋を女の子は知ってしまったんですね」「なんか想像しちゃうよね」「でも、経験ないからよくわかんない」など、歌った感想を会話する4人。

今回のタイトル話になったとき、メンバーを代表し、新井ひとみが「kiss一つくらいはあーげる」と言いながら投げキッスをプレゼント。その投げキッスが強烈過ぎたせいか、「今のkissは強烈だった」「いいChuをいただきました」「ブチューとすごいよね」などの会話もメンバー内で飛び交っていたことも報告しておこう。
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