甲斐ゆいか、舞台で躍動「のぼうの城」ならぬ『びぼうの城、落ちず』 (2/2)



「女優・甲斐ゆいか」としての活動

──甲斐さんはソロアイドルの活動と並行して女優としても活動をされていますが、ライブデビューとほぼ同時期の2017年6月に初舞台を踏まれたそうですね。

甲斐:はい、『ここは私の家だって!』っていう舞台でした。

──もともと演技には興味があったんですか?

甲斐:演技には憧れはあったんですけど、最初は歌をやっていきたいなと思っていました。でも事務所の演技レッスンを受けていくうちに演技がすごい楽しくなって、歌と同じくらい演技もやりたくなったので、今は両方とも本気でやっていきたいなと思っています。

▲演技レッスンを受ける甲斐さん

──これまでの活動を振り返ると、ソロアイドルと女優のどちらのお仕事のほうが思い出に残っていますか?

甲斐:やっぱり女優のほうで、舞台って稽古の期間とかも含めてひとつの作品を作るまでに時間をかけるじゃないですか? なのでどの作品もすごい記憶に残ってるんですけど、初舞台の『ここは私の家だって!』と2作品目の『その男、武蔵につき』が両方とも血のりを使ったんですよ。手から血が出る役だったんですけど、2作品目のときにはファンの方から「手から血が出る役が似合う」って言われました(笑)

──なるほど……。ちょっと共感できます。

甲斐:ふふ(笑)。3作品目の『降臨ハーツ』では血のりとかはなかったんですけど、戦国武将の陸奥宗光の役だったので、「戦い」っていう意味では近かったなって思います。

──今まで出演した舞台には「時代劇もの」が多いんですね。11月に公演される『びぼうの城、落ちず』も時代劇ですが、どんな作品になりそうですか?

甲斐:『のぼうの城』を題材としたお話なんですけど、そこに出てくる「甲斐姫」にスポットを当てたお話になっていて、笑えるシーンも感動できるシーンもあったり、あとマジックも舞台に採り入れられていて変わった演出も入っているので、面白い作品になるんじゃないかなと思います。私はその甲斐姫の役をやらせていただくんですけど、そのお姫様がすごい男勝りで武芸も強くて、今回も殺陣があって戦うんですよ。まだ細かくは決まってないんですけど、台本にも「傷だらけの甲斐が……」とか書いてあるので、もしかしたら今回も血のりが来るかもって思ってます(笑)

──『びぼうの城、落ちず』では、女優の朝比奈叶羽(あさひなかなう)さんとのダブルキャストになっているそうですが、そのことについて何か思うことはありますか?

甲斐:前回の舞台でもダブルキャストで殺陣をやる役だったんですけど、そのときは結構自分のなかで比較してしまって、「どうしよう」って落ち込んじゃうときもありました。今稽古が始まって1ヶ月くらい経ったんですけど、殺陣については朝比奈さんは経験があるのでそこはすごい比較してしまいますし、お芝居についてもライバル視してしまうこともあるんですけど……。

でもあんまり考えないようにって言ったら変ですけど、甲斐ゆいかとして自分なりに甲斐姫を演じたいなと思って、「自分は自分だ!」と思ってやろうと決めています。

『びぼうの城、落ちず』


──朝比奈さんとはプライベートでも仲がいいんですか?

甲斐:はい。昨日も稽古だったんですけど、すごい優しくて一緒に夜ご飯を食べに行ったりしてくれました。

▼『びぼうの城、落ちず』でダブルキャスト、甲斐さんと仲良しの朝比奈さん

──甲斐さんは舞台の制作を担当している「劇団一世一代時代組」さんとも交流をされてて、ときどき「ゴミ拾い侍」という活動にも参加されているそうですね。

甲斐:はい。自分たちの見られる意識といいますか、パフォーマンス力を磨くために毎週日曜日にゴミ拾いを行ってて、私も今年の1月から参加をさせていただいています。

──その「ゴミ拾い侍」の活動では、着物姿でゴミ拾いをされているそうですね。

甲斐:そうです。ゴミ拾い侍さんはデニム生地の着流しを着て侍の格好でやっているんですけど、私は着物を着てやっています。



──「ゴミ拾い侍」を見た人はどんな反応をしていますか?

甲斐:「何だろう?」とか気になってくださった方が多くて、最近は結構Twitterでその「ゴミ拾い侍」さんの動画が拡散されててちょっと話題になりました。最近は「ゴミ拾い侍だ!」とか「Twitterで見たことがある」って話しかけられるようになって、一緒に写真を撮ったりとかもしています。

──良い活動ですね。では舞台『びぼうの城、落ちず』に対する意気込みや見どころを教えてください。

甲斐:今回は殺陣が結構あって全体的にパフォーマンスが多くて、あと甲斐姫が「東国一の美貌の姫」って言われているのでそこはちょっとプレッシャーがあるんですけど(笑)、そのお姫様が戦うっていうのが見どころだと思います。

あと甲斐姫はずっと男勝りなわけじゃなくて、お話のなかで性格も変わっていくんですよ。今回の舞台ではそこをどう演じ分けたらいいんだろうって今悩み中なんですけど、ぜひ甲斐姫が変わっていく様を皆さんにも見ていただきたいなと思います。

▲殺陣の演技

──「男勝り」ということは、舞台で大きな声を出したりとかもするんですか?

甲斐:そうですね。今は稽古のなかで「男勝り」を練習するために、演出家さんに「1回『笑ってんじゃねえよ!!』とか叫んでからセリフを言ってみて」って言われたりしてますし、あと本番ではたぶんしないと思うんですけど、稽古中に舌打ちをしたり、あぐらを組んだりとかもしています(笑)

──それは普段の「甲斐ゆいか」さんとのギャップがあって面白そうですね。

甲斐:そうですね、そこは結構違うと思います(笑)

──では最後に、「ソロアイドル」「女優」としてのそれぞれの今後の目標を教えてください。

甲斐:今後の目標は、やっぱり今は歌もお芝居も両方とも同じくらいやりたいなっていう気持ちが強くて、両立って難しいと思うんですけど。アイドルとしては今はまだ知名度が低いので、まずはたくさんの人に知ってもらってワンマンライブが出来るようになるくらい有名になって、ソロでもワンマンライブを成功できるようにしたいです。

お芝居では、いろんな人に役を通じていろんなことを感じてもらいたいですし、今は舞台だけをやっているんですけど、将来的には映像作品とかにも挑戦していきたいなと思っています。お芝居での最終的というか一番の目標はアカデミー賞の新人女優賞を獲ることなので、これからもっと本格的に取り組んでいきたいなと思っています。


「ソロアイドル」「女優」として活動を続ける甲斐ゆいかから、これからも目が離せない。



TEXT:鎌形剛
PHOTO:横田真子

甲斐ゆいか 最新情報

公演情報
劇団一世一代時代組 特別公演
『びぼうの城、落ちず』


【日程】2018年11年8日〜11日
【劇場】シアター代官山

【あらすじ】
「百を超す北条の城は鎧袖一触で落ちて行った・・だが、たったひとつだけ、落ちなかった城がある・・」
「小田原城が落ちたのに落ちなかった城があるというのですか?」
「蓮の沼に浮かんだ水の城・・・なんとも言えぬ美しさじゃった・・・」​
「そんなに美しい城だったのですか・・・?」

“摩訶不思議” “奇々怪々”な 時代組イリュージョンの城門が、色と艶に満ちた一座によって今、開かれる!

【スケジュール】
11月8日(木)
①18:00〜(Wキャスト:甲斐ゆいか)

11月9日(金)
❷18:00〜(Wキャスト:朝比奈叶羽)

11月10日(土)
❸11:30〜(Wキャスト:朝比奈叶羽)
④17:30〜(Wキャスト:甲斐ゆいか)

11月11日(日)
⑤11:00〜(ダブルキャスト:甲斐ゆいか)
❻16:00〜(ダブルキャスト:朝比奈叶羽)

※各ステージ受付開始は45分前
劇場入場は30分前となります。

【チケット】
◎前売り:一般4,500円
学生(高校生まで)2,000円

◎当日:一般5,000円
学生(高校生まで)2,500円

【特設ホームページ】
https://www.isseiichidai.com/bibounoshiro-ochizu

甲斐ゆいか Profile

誕生日:1999年3月6日
出身地:山梨県
血液型:A型
サイズ:H165.5 B74 W58 H86 S25
趣味:切り絵・ショッピング
特技:一人あやとりをしながら、日本国憲法前文の暗唱

▶Twitter
https://twitter.com/yuikakai_ue

▶ココだけメール
https://kdm.utaten.com/artist/show/396

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