第参期BiS始動!!「カッコいいからBiSになった」 (2/2)




汗臭さ、泥臭さがBiS

──今まで知らなかった自分、出てきそう?

ネオ・トゥリーズ:出てくる、気がします。

マナコ・チー・マナコ:私が好きになったBiSが、汗臭さとか泥臭さを感じるBiSだったんです。普通のアイドルって、フローラルの香りがするようなイメージがあるじゃないですか(一同笑)。


──わかりやすい、いい匂いがしそうってことね。

マナコ・チー・マナコ:はい(笑)。でもBiSは違う。過酷なイベントとか、いざこざがあるときとか、ちゃんと裏側が見えるんですよ。そういう汗臭く、泥臭く、頑張っているのがわかる。フローラルの匂いで隠さずに、出してる。そこがカッコいいなと思ってて。自分たちも、ちゃんと裏までさらけ出せるようなカッコ良さを持っていたいです。

チャントモンキー:私も泥臭いところがカッコいいと思うんですけど、みんな言っているので、他のことを。衣装が全体的に黒っぽくて、カッコいい衣装が多いなと。今回とか、後ろに、Bi××hとか書いてあるし。普通、ありえないじゃないですか(笑)。衣装まで攻めていってる感じが、カッコいいなと思います。


──アイドルって、日本語に直訳すると「偶像」じゃないですか。皆さんの場合、偶像じゃなくて、生もの、生物って感じですね。

5人:あぁ、そうですね。



──では、アルバム『Brand-new idol Society』について伺いましょう。これ、どの曲も「ライブでやるの大変そう…」っていう。


5人:あはははは(笑)。

イトー・ムセンシティ部:それは思いましたね。どうしよう。やるしかないっていう。

マナコ・チー・マナコ:やるしかないですよね(笑)。

チャントモンキー:似てる曲が1曲もなくて。1曲1曲が、すごく濃いアルバムですよね。

マナコ・チー・マナコ:おもちゃ箱みたいで。1枚目の自己紹介としてのアルバムにはぴったりだな、と。6曲目までは、ストレートな曲、メッセージ性の曲が多いんですけど、7曲目以降は、メンバー作詞の曲も入って来て、遊び心もある。8曲目の「absolutely meeeeee!!」なんか、めっちゃアイドルっぽい明るい曲なのに、このアルバムに入ってると異質に聴こえる。そこがすごく面白いし、カッコいいなと思うし。


──「absolutely meeeeee!!」は、アルバムの中で、1番歌詞が怖い。

5人:あははははは(爆笑)。

イトー・ムセンシティ部:気づいちゃいましたか(笑)。



──理解できない怖さ、みたいな、この歌詞の主人公、近くに居て欲しくない。

マナコ・チー・マナコ:そういう歌詞で、めっちゃ明るくてアイドル曲って、それだけでも異質なのに(笑)。バンドサウンドの中にあると、余計、異質さが目立ってアクセントになってるんですよね。


メンバーが作詞にも挑戦!!

──『1,2,3!!!』は、ネオ・トゥリーズさんの作詞(共作)ですね。

ネオ・トゥリーズ:カッコいい歌詞を作りたいなと思って。書きためていた中から単語をどんどんつけていったんですけど。


──確かに。単語ひとつひとつみると、可愛らしい言葉とかないですもんね。

ネオ・トゥリーズ:はい。そういうのは排除したかったので、カッコいい言葉を意識して作っていきました。




──『ナンデスカ?』の作詞はトギーさん。

トギー:歌詞は、自分が言いたい事を書くんですけど、これは「大人に騙されちゃだめだよ」って内容。自分へも向けた曲です。「気を付けよう」っていう意味も込めて。


──「teacher teacher teacher」は、イトー・ムセンシティ部が歌詞を担当(共作)。

イトー・ムセンシティ部:この歌詞を書いた時、まだ新潟に住んでいて。「何を書こうかなって」思いながら、田んぼを見ていたんです。それで「この田んぼとももうお別れか」と思ったら、歌詞が浮かんできて。これは、パッと聞くと恋愛ソングに聴こえるんですけど、じつは、先生と生徒の田植えの授業のことなんですね(笑)。


──え、そうなの? 何それ、面白すぎる(笑)。

イトー・ムセンシティ部:皆さんにも、面白がっていただけるかな、と。聴いて楽しんでもらって、今言った、歌詞の意味を知って、2度楽しんでもらえるといいなと思います。


──「strawberry girl」は、マナコさんの作詞(共作)。エロいですね。

マナコ・チー・マナコ:ははは(笑)。そうなってしまいましたね(笑)。


──言葉を選ばないで言うと、エログロ。でもエロさと怖さって、絶対に一緒に在るものだと思うんですよね。

マナコ・チー・マナコ:そう思います。なんか……この歌詞は、好きなモノが出てしまったという(笑)。清純派アイドルが主人公なんですけど、それをぶち壊してしまおう、みたいな曲なんですね。自分が真面目に優等生で生きて来たんで、心のどこかで悶々としてて、変えたいなと思ってて。そこを清純派アイドルに投影して書いた。歌詞の中の「なぶり殺せ」を全員で歌っているんですよ。そこがカルトっぽくて、すごくカッコいいなと思ってます。


──これを書いたことで、自分は変われたと思う?

マナコ・チー・マナコ:うーん……まだ変われてはないですね。


──BiSの活動の中で、この歌詞くらいに変わりたいていう願望はある?

マナコ・チー・マナコ:あります。すごく変わりたい。変わらなくちゃいけないと思う。




──ライブやツアーも控えてます。

イトー・ムセンシティ部:楽しみでもあるんですけど、正直、この5人で、まだライブをやったことがないので、不安もあって。本当に、どうなるかわからないんですけど。でも課題はたくさん見つかると思うので。そこをクリアしながら、どんどんいいものにしていきたいです。



Text 伊藤亜希
Photo 岸豊

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