1. 歌詞検索UtaTen
  2. ニュース
  3. 音楽ニュース

【ライブレポート】オリンピックより暑い夏!総勢16組参戦の大型アイドルフェスiDOL on-lineレポート!(4/4)


待望の大型イベント開幕!


タレントのりゅうちぇると高見奈央が司会を務めるラジオ番組「りゅうちぇると高見奈央のiDOL on-line」が、ラジオの枠を飛び越え、7月22日(木・祝)にZepp Haneda Tokyoにて「iDOL on-line SUPER SUMMER FESTIVAL2021 POWERED BY UtaTen」を開催した。

司会には、ラジオでパーソナリティーを務めている高見奈央が担当。NAVIGATORにちゃあぽん(西脇彩華)も参加。

出演したのは、OS☆U/神宿/煌めき☆アンフォレント/KiREI/神使轟く、激情の如く。/純情のアフィリア/戦国アニマル極楽浄土/Task have Fun/東京女子流/虹色の飛行少女/Non¬Fiction/放課後プリンセス/#ババババンビ/夢みるアドレセンス/リルネード/Luce Twinkle Wink☆と16組のアイドルたち。この日の模様をブロックごとにレポートでお届けします。

▼レポート第3段はこちら

トークコーナー


 最後のトークコーナーに登場したのが、放課後プリンセス、Luce Twinkle Wink☆、神使轟く、激情の如く。、神宿の4組。
まずは放課後プリンセスの関根ささらが、「夏の失敗談」として「昨年の夏にインスタグラムが乗っ取られるという悲しい想い出がある」ことを語ってくれた。

Luce Twinkle Wink☆からは、桧垣果穂と咲本美桜が「夏の失敗談」として、「ツアーファイナルの沖縄公演を終えた翌々日に、浮輪を買って海で楽しもうとしていたら、浮輪が風に飛ばされ、遊泳区域を超えた先まで飛んでいってしまって悲しかった」と語っていた。

 神使轟く、激情の如く。の「夏の失敗談」として、三笠エヴァが「日本武道館のワンマンが決まったときにめちゃくちゃテンションが上がって、その報告をしにおかんに電話しに駆けだしたら、壁にぶつかって顔面を怪我した」と語っていた。

神宿の羽島みきは、「夏の失敗談」として「とうもろこしのかき揚げを作ろうとしたら、とうもろこしのパンケーキが出来た」話をしてくれた。


放課後プリンセス


今年8月で結成10周年を迎える放課後プリンセス。力強いビートが響きだす。放課後プリンセスのライブは、自分たちの生きざまを示すように「プリンセスの定義」を高らかに歌いながらスタート。気持ちを一つにした5人の歌声が、力強く胸に響いてきた。それだけ彼女たちは思いを一つにぶつけてたということ。笑みを浮かべ、この場で歌い躍ることを楽しんでいた姿も印象的だ。夢や思いをたくさん詰め込んだ歌に触れていると、気持ちが嬉しく騒ぎだす。

「バカだね」が流れだしたとたん、さらに気持ちが騒ぎだした。力強く駆けだす楽曲の上で、メンバーたちは愛らしい姿で一体化したダンスを見せながら、この空間にドリーミーな世界を作りだしてゆく。見ている人たちの心が華やぐパフォーマンスだ。アイドルたちが舞台の上で歌い躍ることで生まれる、胸をドキッとさせるときめき。その姿を、放課後プリンセスは「バカだね」を通して見せていった。


続いて披露したのが、かぐや姫をテーマにした、美しく壮麗な世界観から幕開けながら、歌が始まったとたんに一気に感情を爆発させる熱情曲の「輝夜に願いを」。切ない思いと情熱的な表情を巧みに使い分けながら、彼女たちは揺れる心模様を歌声に乗せぶつけていった。秘めた情熱を思いきり曝け出すように表現。揺れ動く気持ちが強いほど、放課後プリンセスのライブもまた気持ちを揺さぶるドラマを作りあげてゆく。

キラキラとした音色が会場中へ響きだす。放課後プリンセスらしいピュアな輝きを持った正統派アイドルナンバー「制服シンデレラ」の登場だ。メンバーたちは真っ直ぐな気持ちのままに、チャーミングな歌声で観客たちに想いを届けていた。その姿へ眩しさを覚えるのも、彼女たちが本気でアイドルという人生を謳歌しているからだ。夢見るロマンチックな世界に身を投じ、その理想に染まりきる。その姿に、見ている側も胸を熱くしてゆく。そして…。

最後に放課後プリンセスは、長くライブの中へ熱狂を描き続けてきた「ジュリエット~君を好きな100の理由~」をプレゼント。放課後プリンセスと言えば、やはりこの歌だ。好きという気持ちをこんなにも真っ直ぐな気持ちで告げられたら、ハートがドキドキしっぱなしだ。この歌へ触れるたび、ロミオとジュリット気分に浸れるのがたまらなく嬉しい。まさにこの日も、放課後プリンセスは正統派らしいライブを見せてくれた。
【写真】放課後プリンセスのライブ写真を全て見る


Luce Twinkle Wink☆


 心地好く跳ねた演奏の上、ちょっと気取ったお洒落モードで、1.2.STEP!!。まるでミュージカルの一場面へそのまま飛び込んだような姿を、Luce Twinkle Wink☆は「Shall we Luce?」を通して描き出した。Luce Twinkle Wink☆には、キラキラとした青春の輝きを覚える楽曲がとても似合う。間奏では、ミュージカル劇で見せるようなダンスステップもみんなで披露。Luce Twinkle Wink☆のライブは、まるで夢にあふれた爽やかな青春劇のよう。彼女たちの動きを追いかけていたら、何時の間にか舞台上の彼女たちと共演してゆく気持ちに染まっていた。

輝きを振りまくように、Luce Twinkle Wink☆が次に届けたファンタスティックな物語が「1st Love Story」。メンバーたちは物語を彩るキャストになり、心ときめく話を演じてゆく。舞台上に華やかな景色を描きだす彼女たちの姿が、とてもチャーミングだ。わくわくが止まらない。見ている側も、Luce Twinkle Wink☆が語る物語へ夢中になり、キラキラとした視線を舞台上に送っていた。


 次に披露したのが、仲間と一緒に夢を叶えるって素敵だなという想いを詰め込んだ「ヒカリ」。メンバーみずから作詞を手がけているように、歌詞のひと言ひと言から、同じ夢を求める仲間たちへの信頼や、共に夢や輝きをつかもうとしてゆく想いが伝わってくる。その想いを強い意志を持って歌うことで、彼女たちの声の端々からも、その気持ちが滲み出ていた。舞台の上でダイナミックに歌い躍る姿は、輝きを放ちながら大きく揺れる5つの光にも見えていた。

メンバーたちが、頭上高く掲げた手を大きく打ち鳴らしながら、跳ねだした。Luce Twinkle Wink☆が届けたのが「ENCOUNTER」。綺麗なフォーメーションを描く5人の姿を、視線はずっと追いかけていた。 この歌でも、そう。やはりLuce Twinkle Wink☆には、未来に向かって気持ちをときめかせる歌がとても似合う。彼女たち自身が、華やぐときめいた存在だからこそ、より輝いて見えてゆくのに違いない。

最後にLuce Twinkle Wink☆が歌ったのが、「恋色♡思考回路」。チャーミングな恋する乙女心を無邪気な様で歌い躍る姿が、とても眩しい。笑顔ではしゃぐように歌う姿へ触れるたび、胸のドキドキが止まらない。このときめきは、何度だって繰り返して味わいたい。この気持ち、ずっとずっと続けばいい。
【写真】ルーチェTWのライブ写真を全て見る


神使轟く、激情の如く。


2022年3月30日に日本武道館での単独公演「宣戦布告」も決定している神使轟く、激情の如く。ぶち上がってこそナンボ、誰にも媚びない、自分らのスタイルを貫いてこそという神使轟く、激情の如く。らしく、1曲目を飾った「合法トリップ:ボイルハザード」から、彼女たちは凄まじい轟音と絶叫した歌声をぶち噛まし、それまでのキラキラとした世界観を漆黒の舞台へと塗りかえていった。目の前にいる人たちが、どんな趣味趣向を持っていようが、そんなもの気迫と熱気で全部自分たちの懐の中へ取り込んでやる。「しゃらくせぇ!!」と叫びながら、それくらい熱情した姿を、神使轟く、激情の如く。は見せつけていった。歌声も、サウンドも、そのラウド感はハンパなく凄まじい。彼女たちの心の針は、もぅ完全にレッドゾーンまで振り切ってるよ!!

楽曲は止まることなく、いや、さらに音の圧を上げながら「BAD CAKE」へ。身体中へラウドな音の洪水が押し寄せる。その音に乗せ、メンバーたちは強い意志を持った言葉を突き刺してゆく。痛い言葉の豪雨が降り注ぐ。でも、その刺激がたまらなく気持ちをアゲてゆく。何時の間にかフロアでも、彼女たちの熱気や迫力に刺激を受け、騒ぎだす人たちが増えていた。


熱に熱を加えるように、迫力に迫力を描き加えるように、熱情をさらに燃えたぎらせるよう、神使轟く、激情の如く。は轟音バーストナンバー「神奏曲:インフェルノ」を叩きつけ、もっともっと騒ぎ狂えと煽ってきた。早くもライブはカオスな様相を呈している。予測できるようなライブなんて面白くない。どんな予測もしない感情が生まれ、気持ちが熱く刺激されるか。そのドラマを神使轟く、激情の如く。が作り出してゆく。だからこそ、彼女たちの熱気へ食らいつくように、みんなが夢中になって魂を燃やしていく。

次に披露した楽曲のタイトルが、「生まれ変わっても自分になりたい」。そう言い切れるだけの人生を、今のメンバーたちは神使轟く、激情の如く。の中で味わっている。だからこそ、彼女たちは思いきり拳を振りまわしながら、高ぶる気持ちを全力でマイクとパフォーマンスに乗せ、突きつけてゆく。本気の気持ちに触発され、本気にならないわけがない。見ている側も、本気や気合という言葉を彼女たちの姿を通して思い出していた。

ノンストップで駆け続けた神使轟く、激情の如く。のライブ。彼女たちは、絶叫を合図に「自己都合主義メタルモフォーゼ」を叩きつけ、観客たちに轟音を降り注いでいった。終始、身体を直撃した音の洗礼を受け続けた身体や意識は、心地好い麻痺を起こしていた。でも、それが嬉しかった。

最後に神使轟く、激情の如く。は「不器用HERO」をぶつけてきた。メンバーたちが2 STEPを踏む姿もお馴染みだ。メンバー全員がステージの最前線へ横一列になって立ち、大きく声を張り上げる様に、心が熱く奮えた。最後の最後まで、気迫と情熱と揺るがぬ想いをぶつけながら、神使轟く、激情の如く。は衝撃という言葉が似合うライブを突きつけ、舞台を降りていった。
【写真】神激のライブ写真を全て見る

                                                 

神宿


イベントのトリを飾ったのが、9月26日にぴあアリーナMMで7th Anniversary Liveが決定中の神宿。「盛り上がる準備は出来てますかー!!」と声を上げながら舞台に神宿が登場。彼女たちは、この空間へキラキラとした輝きと胸騒がせるときめきをたっぷり振りまくように、超アゲアゲでハイテンションな気持ちへ導く「お控えなすって神宿でござる」を歌唱。まさに神宿らしいわちゃわちゃした空気の中へ、観客たちもくしゃくしゃの笑顔で飛び込み、一緒に「えっさほいさっ」と振りを真似ながらはしゃいでいた。でも、そんな風に観ている人たちの気持ちを楽しいワンダーランドへスーッと引き込んでゆくところが、神宿らしくていいじゃない。
 
電話のベルが鳴り響く。お馴染み、「グリズリーに襲われたら♡」だ。理屈も屁理屈も関係ない。彼女たちと一緒に乙女の妄想の世界へ入り込み、ともにもふもふっとした気持ちを味わいながら、胸をきゅんきゅんときめかせてたい。ラブリーでロマンチック、何よりファンタスティックな世界の中で、彼女たちと一緒に乙女の心模様に浸り続けたい。細かいことは、いいじゃない。この胸をキュンキュンする気持ちが堪らなく好きなんだもの。

次に披露した「全身全霊ラプソディ」は、メンバーの突き刺すような声のラップも飛びだす、神宿が持つ攻め攻めのアップチューン。メンバーたちは疾走する楽曲に乗せ、抑揚抱いた凛々しい歌声を突きつけながら、見ている人たちの心に熱い炎を作りあげてゆく。飛び跳ね歌うメンバーらの姿に合わせ、大勢の人たちが一緒に飛び跳ねていた。感情を熱く高ぶらせるドラマチックな展開を描く楽曲のように、この歌が、気持ちを熱くたぎらせていった。


1曲ごとに色を塗りかえながら、彼女たちは目の前にいろんな「楽しい」景色を作りあげてゆく。先の色を塗りかえるように、神宿は気持ちをわちゃわちゃ騒がせる「FANTASTIC GIRL」を歌唱。彼女たちは「FANTASTIC GIRL」に描いた世界へ入り込み、その中で輝くヒロインになりきって想いを伝えていた。そこに5人の微妙な解釈の違いが生まれるからこそ、歌い躍るその姿が一つの色に染まるのではなく、素敵なグラデーションにも見えていた。

次の「Caramel Sweet」は、お客さんも参加型の楽曲。声を出せないぶん、メンバーも観客たちも、軽快に弾む楽曲に飛び乗り、五線譜の上で一緒にステップを踏みながらライブを楽しんでゆく。でも、そのノリに物足りなさを感じた羽島めいは一度演奏を止め、「みんな最後まで残った勇者たちなんだから、みんなでもっともっと全力で楽しもう」と、さらに一体化を求めてきた。一度演奏を止めた効果か、観客たちの気持ちにもさらに熱が入ったようで、フロア中の人たちがメンバーたちの動きに合わせ、大きく跳ね続けていた。どこのファンだろうと関係なく、自分たちのスフィールドに引き込んでゆくパワーと魅力も、神宿らしいじゃない。

最後に彼女たちは、超アゲアゲのハッピーチューン「春風Ambitious」を歌い、とびっきりの楽しさを、思いきりキラキラっとした姿で見せていった。カラッと晴れた気持ちに染めあげ、見ている人たちを踊り子に変えていった神宿。胸を熱く騒がせ、気持ちをキュンキュンときめかせる、ハッピーなポップチューンの数々に触れながら、大勢の人たちが神宿と一緒にお祭り気分を味わっていた。さすが、トリを飾る存在らしい楽しさを満載したライブだった。

わたしたちアイドルは世の中がどんな最低な状況でも、みんなを笑顔にしたい。私たちがみんなに与えられるものはそれしかない。この世界には音楽とアイドルは必要です。どんな状況でも私たちは照らし続けます。ぜひついてきてください」(羽島めい)
【写真】神宿のライブ写真を全て見る


 次の「iDOL on-line SUPER SUMMER FESTIVAL2021 POWERED BY UtaTen」は、8月28日、ふたたびZepp Haneda Tokyoにて行なわれる。
りゅうちぇる/ちゃあぽん/ alma/=LOVE/神宿/QUEENS/kolme/神使轟く、激情の如く。/綺星★フィオレナード/なんキニ!/#2i2/#ババババンビ/femme fatale/Run Girls,Run!/LinQ/レイドロイド/わーすた/ONE BY ONEと、またも豪華なラインナップが登場するように、こちらも楽しみだ。

TEXT 長澤智典
PHOTO Kei Sakuhara


イベント情報

「iDOL on-line SUPER SUMMER FESTIVAL2021 POWERED BY UtaTen」
7月22日(木・祝)
Zepp Haneda Tokyo

主催:UtaTen
制作:iDOL on-line実行委員会
協力:渋谷クロスFM / チケットぴあ / チェキチャ! / サンライズプロモーション東京
衣装協力:プラスワンインターナショナル


告知情報

「iDOL on-line SUPER SUMMER FESTIVAL2021 POWERED BY UtaTen」第2段!
8月28日(土)

■出演アーティスト
alma / =LOVE / 神宿 / QUEENS / kolme / 神使轟く、激情の如く。 / 綺星★フィオレナード / なんキニ! / #2i2 / ♯ババババンビ / femme fatale / Run Girls, Run! / LinQ / レイドロイド / わーすた / ONE BY ONE (※五十音順)

▼タイムテーブルが公開となりました!



このニュースへのレビュー

このニュースへのレビューを書いてみませんか?

このニュースへのレビューを投稿

  • ※レビューは全角500文字以内で入力してください。
  • ※誹謗中傷はご遠慮ください。
  • ※ひとつのニュースに1回のみ投稿できます。
  • ※投稿の編集・削除はできません。
UtaTenはreCAPTCHAで保護されています
プライバシー - 利用契約