ハウスミュージックとは?必聴のおすすめ名曲&アーティストを徹底解説!

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ハウス 音楽

80年代〜90年代のクラブやディスコに登場し、ダンスフロアを賑わせた「ハウスミュージック」

 

言葉としてご存知でも、実際にどんな音楽スタイルなのか説明できる人はなかなかいないのではないでしょうか。

 

CDショップに行って探してみても[CLUB]や[DANCE]と表記されていることも多く、ハウスミュージックは一般の人にはあまり馴染みがないジャンルといえます。

 

今回の記事は「ハウスミュージック」がテーマです。

おすすめの名曲&アーティストとあわせて徹底解説します!

【ハウスミュージック】とは?

言葉自体は聞いたことがあるけど、どんな音楽なのかイマイチよくわからないという人も多い「ハウスミュージック」。

一体どんな音楽のことをいうのでしょうか。

 

ディープハウス音楽ジャンル【ディープハウス】とは?定義とおすすめ名曲を徹底紹介

 

ハウスミュージックの意味

ハウスミュージックの「ハウス」は、1977年にアメリカ・シカゴにオープンしたクラブ「ウェアハウス(Warehouse)」が由来という説が最も有力とされています。

 

このウェアハウスで人気DJだった「フランキー・ナックルズ」がプレイしていたDJミックスを地元のレコード店が「ハウス・ミュージック」として商品化し、販売。

それがハウスミュージックという呼称のはじまりといわれています。

 

パラダイス・ガレージのDJ「ラリー・レヴァン」が生みの親

ハウスミュージックが認知されるきっかけになったのは、シカゴのクラブ「ウェアハウス」でした。

しかし、歴史をさかのぼるとハウスミュージックが誕生した場所は、実はシカゴではなくニューヨークだったのです。

 

そして、その生みの親とされているのが、DJ「ラリー・レヴァン」です。

ニューヨークに生まれ、10代の後半からアンダーグラウンドのゲイパーティーシーンに関わっていたラリー・レヴァン。

 

音楽製作への造詣が深く、オーディエンスに語りかけるような演出音作りが特徴で、多くの人たちを魅了したといわれています。

 

この当時からの親友が、シカゴでハウスミュージックを創始したフランキー・ナックルズでした。

 

フランキー・ナックルズがシカゴに移った後も、ラリー・レヴァンはニューヨークのさまざまなディスコでクラブDJとして経験をつみ、クラブ「パラダイス・ガレージ」でその名声を確立しました。

 

彼がプレイしていた音楽やその強い影響下にある音楽は、現在でも「ガラージ」という音楽ジャンルとして根強い人気があり、世界のDJたちによってプレイされ続けています。

 

また、NYハウスやサブジャンルであるディープ・ハウスなどのハウス音楽の多くのジャンルがガラージから大きな影響を受けているのもあり、ラリー・レヴァンハウスミュージックカルチャーの生みの親といわれています。

 

ハウスミュージックの特徴

ハウスミュージックはさまざまな解釈があり、定義が非常に難しい音楽です。

 

だからこそ、多くの日本人がハウスミュージックについて、「よくわからない」という回答をしてしまうのでしょう。

しかし、大きく共通する点もあるので、特徴をまとめてみました。

 

ハウスミュージックの共通点
  • サンプリングやリミックスといった手法で作られる(さまざまな音楽を融合すること)
  • BPMは110〜130前後(BPMとは楽曲のテンポのこと)
  • 打ち込みによって作られる(シンセサイザーやドラムマシンを使ったドラム音源などを事前に情報として打ち込むこと)
  • リズムは4つ打ちが基本(一小節に四分音符でキックが4つ入ること)
  • リズムの繰り返しが構造の基本で、聴く人に陶酔感を与える

 

しかし、「自分たちのハウスミュージックは上記に当てはまらない!」という人も少なくありません。

 

ハウスミュージックは、もともとクラブやディスコで踊るために作られているジャンルです。

頭ではなく体で理解する方が早いかもしれませんね。

 

実は身近な音楽

  • 80年代から90年代のクラブミュージックやディスコ音楽って、なんとなくとっつきにくそう
  • なんだかよくわからない
という意見もあるでしょう。

 

実は、ヒップホップレゲエテクノトランスも同じ意味を持つ音楽のジャンルで、ある意味ハウスミュージックの一部ともいえます。

もちろん、デトロイトハウスも同様です。

 

また、ファッションショー関連などでも使われることが非常に多いので、実は身近な音楽だといえるでしょう。

 

ちなみに、フランス人アーティストによって作成されたハウス音楽は「フレンチ・ハウス」と呼ばれています。

 

《洋楽》思わずダンスしちゃう!ノリノリの【ハウスミュージック】おすすめ名曲&アーティスト

 

ハウス 音楽 洋楽 おすすめ 名曲 アーティストこの項目では、踊れる音楽「ハウスミュージック」の中で人気の高い名曲をご紹介していきます!

 

ハウス 音楽音楽ジャンル「ハウスミュージック」おすすめ名曲・人気曲ランキング

 

BOOM BOOM POW|The Black Eyed Peas

Boom boom boom(Gotta get that)[×4]

Boom boom boom(That)[×2]

Boom boom boom[×2]

『BOOM BOOM POW』(ブン・ブン・パウ)は、The Black Eyed Peas(ブラック・アイド・ピーズ)が2009年にリリースしたトラック。

 

オートチューンを用いて音声加工し、ダンスポップ、エレクトロポップ、ヒップホップを融合させ、グループで初めて全米1位を獲得したシングルです。

 

繰り返される「Boom boom boom」というフレーズがクセになります。

 

Shots|LMFAO

Shots shots shots shots shots shots

Shots shots shots shots shots

Shots shots shots shots shots

Everybody[×2]

LMFAO(エルエムエフエーオー)の代表曲。

まさにどこのクラブでも盛り上がる酔っ払いのための歌だといえます。

 

LMFAOは世界のさまざまなアーティストたちに影響を与えています。

日本では、ロックバンドであるヤバイTシャツ屋さん(通称ヤバT)の『あつまれ!パーティーピーポー』という作品が、『Shots』をオマージュしたものとして有名です。

 

さらに、「LMFAOのレッド・フーがヤバTを褒めまくる動画コメント」をヤバTの公式ツイッターが公開したことで、日本での認知度がさらに高まりました。

この曲はフルアルバム「PARTY ROCK」にも収録されています。

 

I Want You To Know feat. Selena Gomez|ZEDD

I Want You To Know that it’s our time

You and me bleed the same light

I Want You To Know that I’m all yours

You and me we’re the same force

当時熱愛が噂されていた、セレーナ・ゴメス世界的DJ ZEDD(ゼッド)がタッグを組んだことで話題になった楽曲。

 

「あなたとの時間は幸福感でいっぱい」というような、順調な2人の恋愛を伺わせるような歌詞がたびたび登場します。

 

ゼッドのセンスによってよりポップでハッピーなラブソングに仕上がった楽曲です。

 

Scribble|Underworld

And it’s okay

You give me everything I need

Underworld(アンダーワールド)は、イギリスのエレクトロニック・ミュージック・グループです。

 

彼らは楽曲だけでなく、デザイン会社TOMATOでのデザイン活動でも世の中に大きな影響を与えています。

 

ちなみに、テレビ朝日の放送開始/終了の際のロゴはTOMATOによって作られたものです。

 

そんなクリエイティビティが存分に発揮されているのが『Scribble』。

カラフルな色彩センスが特に光るPVに仕上がっています。

 

100% Pure Love|Crystal Waters

From the back to the middle

and around again

I’m gonna be there

‘til the end

100% pure love

父にジャズ・ミュージシャン「ジュニア・ウォーターズ」、叔母に著名なジャズ・シンガー「エセル・ウォーターズ」を持つ、恵まれた音楽環境で育ったCrystal Waters(クリスタル・ウォーターズ)

 

ハウスやR&Bをあくまでもポップに消化したサウンドと、ゴスペルをルーツにしたクールな歌声で他のシンガーとは一線を画し、全世界を席捲しました。

 

そんな彼女の代表曲が1994年に発表した『100% Pure Love』です。

 

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ラビリンス|MONDO GROSSO(満島ひかり)

探さないで

美しいラビリンス

口づけして

もう戻れない

二人だけのダンス

MONDO GROSSOは、クラブミュージックを中心に、幅広い音楽性をみせるDJ大沢伸一さんのソロプロジェクトです。

 

そんなMONDO GROSSOが、14年ぶりにリリースした楽曲『ラビリンス』は、女優の満島ひかりさんをボーカリストに起用したことに加え、香港で撮影された幻想的なPVで話題になりました。

 

Heavenly Star|元気ロケッツ

Let’s get away, fly away

I found the path to paradise

Shining spiral of gold

Take my hand, find our way out

Heavenly stars above

元気ロケッツはプロデューサーの水口哲也さんと、音楽プロデューサーの玉井健二さんがプロデュースする音楽ユニットです。

 

音楽だけでなく、ステージ上でホログラムなどの立体映像や映像演出を駆使するため、「ハイブリット・プロジェクト」と称されています。

 

そんな元気ロケッツのおすすめ曲が『Heavenly Star』です。

グルーヴ感溢れる4つ打ちに、印象的なシンセサイザーのメロディラインが加わって、ポップなハウスミュージックとなっています。

 

何度もリピートしたくなるような極上BGMです。

 

WHAT A FEELING|安室奈美恵

Ooh what a feelin’

気分がハイになる

Ooh what a feelin’

やめられなくなる

Ooh what a feelin’

『WHAT A FEELING』は、DJの大沢伸一さんがプロデュースした安室奈美恵さんの楽曲です。

 

実はこの楽曲、80年代に大ヒットした映画「フラッシュダンス」の主題歌であったアイリーン・キャラの『WHAT A FEELING』をモチーフにして作られています。

 

80年代懐かしいサウンドと、大沢さんが作り出す新しいサウンドが交差する音が印象的な楽曲です。

 

踊り出したくなるハウスミュージックを聞いて気分を上げよう!

これまでハウスミュージックという言葉を聞いたことがあっても、「なんだかよくわからない!」という人も多かったのではないでしょうか?

 

しかし、そのルーツを知って、ハウスミュージックのサウンドに触れれば、頭ではなく体で感じることができるはずです。

 

YouTubeなどで無料でも聴けるので、このページでご紹介したハウスミュージックを聴いて、ノリノリなサウンドを感じてみてはいかがでしょうか?

 

ほか、2019年4月にCD化され日本でリリースされた、世界初のハウス・ミュージック・アルバム「Dance Party Album」は必聴です。

また、 世界で初めてハウスレコードを世に送り出したジェシー・サンダース著の書籍「ハウス・ミュージック──その真実の物語」もあわせて読むと、ハウスの歴史を詳しく知れるのでおすすめです!

 

この記事のまとめ!

  • ハウスミュージックが認知されるきっかけになったのはシカゴのクラブ「ウェアハウス」
  • ラリー・レヴァンの「ガラージ」というジャンルが大きく影響を与えている
  • クラブやディスコで踊るために作られた音楽
  • 海外だけでなく、日本でも身近な音楽
  • ハウスミュージックは最高にノれるジャンル

 

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