冬といえば華やかなクリスマスのイルミネーションが街を彩り、お正月やバレンタインデーなどわくわくするイベントが多い季節です。
そんな楽しいイベントを盛り上げてくれるのはやっぱり冬の歌ですよね。

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最新冬歌2010’s
2010年~2019年の間にヒットした冬ソングには、ここ10年間で流行った映画やドラマの主題歌、CMソングや人気バンドの曲など、記憶に新しい曲がたくさんあります。
若い世代を中心にカラオケで歌って盛り上がったり、切ない失恋を経験した後に聴いたという人もいるのではないでしょうか。
まずは新たな冬の定番ソングとして、人気になった2010年代の冬歌を紹介していきます。

Powder Snow ~永遠に終わらない冬~ / 三代目J Soul Brothers
三代目J Soul Brothersの「Powder Snow ~永遠に終わらない冬~ 」は、ピアノ中心のスローテンポバラードです。
恋人を持つ女性に恋をした主人公が、自分の思いを隠しながら接します。
しかし、好きな気持ちはどんどん溢れてしまい、女性を困らせてしまう切ない想いを歌詞で表現しています。
冬のような冷たくて切ない、片想いソングが聴きたい人におすすめです。
ヒロイン / back number
キャッチーなメロディーと繊細な心を歌ったまっすぐな歌詞が人気のback numberが、2015年1月にリリースした「ヒロイン」は、JR東日本のCMソングに起用されたことで話題となりました。
小説や音楽のヒロインに好きな人を重ねてしまう気弱な主人公が、気持ちを伝えたいのに臆病になって伝えきれない想いを描いています。
片想い経験がある多くの人の心に刺さる、片想いソングです。
Let It Go~ありのままで~ / 松たか子
2013年に公開されたディズニー映画「アナと雪の女王」の主題歌となった松たか子が歌う「Let It Go」は、映画が公開された当時、テレビや街角で聴かない日はないぐらいの社会現象になりました。
「ありのままの姿見せるのよ」という前向きな歌詞に勇気づけられた人も多いのではないでしょうか。
誰もが知っている名曲なのでカラオケや宴会を盛り上げるのにおすすめです。
スノーマジックファンタジー / SEKAI NO OWARI
SEKAI NO OWARIが2014年1月にリリースした「スノーマジックファンタジー」は、JR東日本のCMソングとして書き下ろされました。
CMのキャッチフレーズである「雪のせい」と「雪の精」をかけているなど、作り込まれた一曲となっています。
ポップでキラキラしており、冬の情景が浮かび上がる歌詞とベルやストリングスなど、さまざまな楽器を使って表現された曲調が特徴の満足感のある一曲です。
SNOW SOUND / [Alexandros]
ロックバンド[Alexandros]が2016年にリリースした「SNOW SOUND」は、JR東日本の「JR SKISKI」のCMソングに抜擢されました。
バンド史上初となる冬ソングであり、映画「きょうのキラ君」の主題歌「今まで君が泣いた分取り戻そう」と両A面シングルで発売されました。
ある人との出会いが子供だった主人公を成長させる内容の曲となっています。
氷や雪解けという言葉を使い、曲の主人公が成長していく姿を表現しており、ポップで美しく、どこか切ないメロディが魅力的です。
君とゲレンデ / SHISHAMO
スリーピースガールズバンドのSHISHAMOが2015年に発売した「君とゲレンデ」は、オリコンシングルチャートで最高30位を記録したことにより、バンドの知名度を上げた一曲です。
男性女性に通じる切ない恋愛を歌い、多くの共感を得ています。
好きな人と一緒のグループでスノボに行く日のワクワク感や、「目が合うだけで大事件」というドキドキ感が印象的です。
しかし、曲の後半では相手には好きな人がいることを察してしまい、思いを伝える前に失恋してしまう切ない歌詞にも注目です。
orion / 米津玄師
「Lemon」や「Loser」など数々のヒット曲を持つ米津玄師が歌う「orion」は、米津玄師本人も原作のファンだというアニメ「3月のライオン」のエンディングテーマに起用されました。
米津玄師が作者の羽海野チカさんの作品を表現した一曲です。
力強く壮大なストリングスに、米津玄師が子供のころに見たオリオン座の記憶をもとにして書かれた歌詞が合わさり、冬の凛とした印象の曲になっています。
ウィンターマジック / KARA
韓国のアイドルグループKARAが2011年にリリースした5thシングル「ウィンターマジック」は、「恋人と聴きたい冬歌ランキング2012」の1位にランクインしています。
恥ずかしくてなかなか言い出せない気持ちも、この曲を聴くと勇気を出して想いを伝えることができそうだと感じる人も多いのではないでしょうか。
勇気を出して好きな人に愛を伝えたい人におすすめの曲です。
白雪姫 / Flower
2013年にリリースされたFlowerの6枚目シングル「白雪姫」は、冬の冷たさを感じるサウンドとしっとりとしたメロディが印象的な曲です。
叶わないとわかっている相手を好きになってしまう、切ない歌詞に引き込まれてしまいます。
雪の中で相手を待ち続ける女の子の恋心を、白雪姫に例えて歌った歌詞の世界観が魅力的。
叶わない恋に白雪姫の恋愛観を重ねた、胸が痛くなる切ない一曲です。
冬歌定番2000’s
少し懐かしい2000年代の冬曲は、一世を風靡したアーティストやバンド、国民的アーティストの曲などさまざまな名曲があります。
桑田佳祐やEXILE、浜崎あゆみなどが活躍した2000年代は、雪や失恋など、冬の冷たい印象に合った切ない曲が多いです。
次に、2000年代に流行った冬の定番曲を紹介します。

白い恋人達 / 桑田佳祐
国民的人気を誇るバンド・サザンオールスターズのボーカル桑田佳祐が歌う「白い恋人たち」は、売り上げ120万枚を超え、その年の日本レコード大賞やゴールドディスク賞など、さまざまな賞を受賞した名曲です。
平井堅やBENIなど多くの有名アーティストにカバーされており、今でも愛されている冬の定番ソングとなっています。
粉雪 / レミオロメン
レミオロメンの「粉雪」は、ドラマ「1リットルの涙」の主題歌であり、粉雪と恋心を重ねた歌詞や切ないメロディーがドラマと共に大ヒットしました。
サビで一気に力強くなるメロディーが印象的で、カラオケで熱唱するとスッキリしますよ。
カラオケの定番なので、盛り上がること間違いないです。
Lovers Again / EXILE
2007年1月に発売されたEXILEの22枚目シングル「Lovers Again」は、ロングヒットを記録し冬ソングの定番となった作品です。
auのキャンペーンソングに起用され、着うたでは100万ダウンロード、音楽配信では700万ダウンロードされました。
オーディションを経てグループに加入したTAKAHIROが初めて参加した曲であり、ATSUSHIとのハーモニーが素敵です。
しっとりしたバラード調の曲で、過去に付き合った人への思いを捨てきれない男性の気持ちが歌われています。
過去の恋愛を忘れられないのなら、この曲を聴いて向き合ってみてはいかがでしょうか?
雪の華 / 中島美嘉
中島美嘉の10thシングルとして2003年にリリースされた「雪の華」は、中島美嘉本人も出演したCMソングに起用されました。
日本レコード大賞を受賞し、数多くのアーティストにカバーされたことで冬の定番ソングとなりました。
海外のアーティストにもカバーされるほど、幅広く愛されています。
Everything / MISIA
日本を代表する歌姫MISIAが歌う「Everything」は、月9ドラマ「やまとなでしこ」の主題歌に起用され、100万枚を超える大ヒットを記録したMISIAの代表曲です。
好きな人への想いを歌った曲で、優しいストリングスの音とMISIAの力強い歌声で歌われるサビの強いフレーズが心地良く響きます。
White Light / 安室奈美恵
安室奈美恵が2005年にリリースした「White Light」は、R&Bの影響を強く受けたミディアムテンポのバラード曲です。
恋人と過ごすクリスマスを歌った曲で、素敵な恋人2人を祝福する温かい内容となっています。
恋人と落ち着いたクリスマスを過ごしたい時におすすめの曲です。
M / 浜崎あゆみ
浜崎あゆみの「M」は、聖母マリアに向けて「この恋が最後の恋でありますように」と祈る歌詞が特徴です。
ゆったりしたイントロで始まり、曲の終盤に近付くにつれて演奏も歌声も強くなっていくことから、マリアに対する願いの強さを感じます。
「運命の人と恋をした」と思っていても結局は別れてしまった経験がある人も、この曲の「それでも運命の人がいると信じたい」というメッセージに心打たれるのではないでしょうか。
Snowdome / 木村カエラ
木村カエラが2007年にリリースした8枚目シングル「Snowdome」は、離れてしまった大切な人との記憶を思い返すストレートなラブソングです。
木村カエラ本人が出演する「JR skiski」のキャンペーンソングとなっています。
作曲は2010年に解散したバンドBEAT CRUSADERSが担当しており、開放的で明るい歌詞が心地良い曲です。
ロックバンドが作曲していることもあり、哀愁のあるギターサウンドも印象的なので、聴くとノリノリになれますよ。
冬のある日の唄 / Greeeen
Greeeenが歌う「冬のある日の唄」は、付属シングルとしてリリースされ、ファンの間で瞬く間に人気を集めたクリスマスソングです。
恋人に向けて歌ったロマンチックで暖かみのある歌詞が印象的で、Greeeenらしく恋人との日常を大事にする歌詞に心を打たれる一曲です。
冬の歌-平成初期1990’s
小室哲哉や槇原敬之などさまざまなアーティストが活躍した1990年代には、100万枚を超えるミリオンヒットを記録した冬の名曲が数多く残されています。
彼らが残した冬曲はさまざまなアーティストにカバーされており、未だにテレビや街角で耳にすることも多いのではないでしょうか。
ここでは、現在でも定番となっている1990年代の冬歌を紹介します。
冬がはじまるよ / 槇原敬之
槇原敬之が歌う「冬がはじまるよ」は、軽快で明るいメロディーと爽やかでまっすぐな気持ちの歌詞が印象的な一曲です。
恋人と冬を過ごすワクワク感が全面に現れており、ハーモニカやクリーンギターの優しい音色が気持ちよく、これから始まる冬に向けて前向きな気持ちになれますよ。
サッポロビールのタイアップとなったこの曲では「ビール」という言葉が使われており、夏をイメージさせる「ビール」という言葉を使って冬の歌を歌う槇原さんの言葉のセンスも見事な一曲です。
winter again / GLAY
北海道出身のロックバンドGLAYの代表的な冬ソング「Winter,again」は、リリースした1999年の日本レコード大賞と日本有線大賞を受賞するなど、その年を代表する曲となりました。
しっとりとしたミドルテンポの曲調で、ボーカルTERUの伸びやかなハイトーンが非常に映えます。
雪が降り積もっていく様子や積もった雪の上につく足跡など、冬の情景を恋人と過ごした思い出を重ねた歌詞に心を打たれる一曲です。
White Love / SPEED
1997年10月にリリースされ、グループ最大のヒット曲となったSPEEDの「White Love」は、キャッチーなサビの振り付けと楽曲の聴きやすさが人気を集めました。
突き抜けるようなハイトーンボイスが印象的な一曲で、儚く消えてしまう雪のように、恋人との幸せが消えないように願う歌詞も素敵です。
「あなたのために生きていきたい」など、ストレートな愛情表現がまっすぐで伸びやかな歌声にとてもマッチしています。
寒い夜だから / TRF
TRFが1993年にリリースした「寒い夜だから」は、寒い中、遠距離恋愛中の相手を思う切ない曲です。
イントロの「寒い夜だから」のフレーズはとても有名で、聴くだけで冬の冷たく張り詰めた空気を感じることができます。
この曲は徳永英明や中川翔子など、さまざまなアーティストにカバーされています。
冬のうた / Kiroro
沖縄出身の音楽ユニットKiroroの3枚目シングル「冬のうた」は、彼女たちが作り出す癒しの世界観が魅力的な一曲です。
2001年に明治製菓の「メルティーキッス」や「ポルテ」のCMソングとして起用されたこともあるため、記憶に残っている人も多いのではないでしょうか。
Kiroroらしい優しいメロディで心が温かくなるような曲調と、シンプルでわかりやすいまっすぐな歌詞が心に響きます。
DEPARTURES / globe
音楽ユニットglobeの「DEPARTURES」は、オリコンの歴代シングルランキングでも15位にランクインしている、日本を代表する冬ソングです。
雪が降り積もっていく様子と、恋人への思いを重ねた歌詞のバラード曲。
恋人との過ごした日々を思い返しながら、夢を理由に別れてしまったことへの未練を歌っています。
WHITE BREATH / T.M.Revolution
T.M.Revolutionの「WHITE BREATH」は、累計売り上げ100万枚を超え、アルバムを除いたシングルでは唯一のミリオンヒットとなっています。
疾走感のある爽やかなサウンドとセクシーな歌詞、そして、楽曲のパワフルさに負けないボーカル西川貴教の圧倒的な声量が魅力的な一曲です。
クリスマスキャロルの頃には / 稲垣潤一
稲垣潤一さんの最大のヒットソングであり、定番のクリスマスソングです。
TBS系TVドラマ『ホームワーク』の主題歌でもありました。
恋人が二人の関係を見直すために、クリスマスキャロルが流れる頃まで距離を置こうという内容の歌詞です。
二人の関係がどうなるかわからない期間のもどかしい気持ちが、聴く人にも伝わってきます。
ゲレンデがとけるほど恋したい / 広瀬香美
広瀬香美さんの代名詞である「冬」の大ヒットラブソングです。
「アルペン」CMソング&映画「ゲレンデがとけるほど恋したい。」主題歌のダブル・タイアップで話題を呼びました。
まさにゲレンデの雪が溶けそうなくらい熱い恋を歌った1曲です。
冬は恋の季節。
寒さを口実に彼との関係を進展させる、なんて女性なら誰でも憧れちゃうシチュエーションですよね。
聴いているだけでわくわくする、恋する女性の応援ソングとも言えそうな冬の定番ソングです。
懐かしい昭和の冬歌
平成を彩った冬ソングはポップスがほとんどでしたが、昭和を代表する冬ソングには演歌や歌謡曲など、平成とは一味違った冬歌がたくさんあります。
リリースから数十年経った作品でも、さまざまなアーティストにカバーされたり、テレビ番組で特集され時代を超えて親しまれています。
昭和を懐かしみたい人だけでなく、現代の若者にもぜひ聴いてほしい名曲たちを紹介します。

津軽海峡・冬景色 / 石川さゆり
演歌歌手石川さゆりの代表曲「津軽海峡・冬景色」は、リリースから40年以上経った今でも歌い継がれる名曲です。
紅白歌合戦では合計9回も披露されており、発売当時生まれていなかった人でも聴いたことがあるのではないでしょうか?
石川さゆり独特の声の揺れやメリハリの効いた歌唱で、曲の悲しさや強さが伝わってきます。
日本はもちろん、海外でも高く評価されている日本の名曲です。
北の宿から / 都はるみ
1975年にリリースされ大ヒット曲となった都はるみの「北の宿から」は、作詞家として数々のヒット曲を生み出した阿久悠が作詞を担当したことで有名な曲です。
東北を舞台にした歌詞で、遠くへ行って会えなくなった「あなた」への想いを募らせる切ない曲となっています。
曲の中で男性視点と女性支点両方で描かれている、ストーリー性のある歌詞にも注目です。
なごり雪 / イルカ
1975年にリリースしたイルカの「なごり雪」は、フォークグループ・かぐや姫のカバー曲です。
「なごり雪」はかぐや姫のファンからは高い人気があったため、イルカは「なごり雪」をあまり歌いたくなかったそうです。
新生活を機に離れ離れになる2人が描かれており、冬の終わりに降る雪が2人の名残惜しい感情を表現しています。
冬を越えて、切ない別れの季節に優しく寄り添ってくれる一曲です。
さよなら / オフコース
1979年12月にリリースしたオフコースの17枚目シングル「さよなら」は、ボーカルの小田和正いわく「売れることを意識した」曲であり、曲調も歌詞も非常にシンプルです。
「もう終わりだね」というシンプルで切ない歌いだしや、「さよなら」と繰り返すサビが印象的です。
今でもテレビの名曲特集などでよく目にするので、知っている人も多いのではないでしょうか。
恋人がサンタクロース / 松任谷由実
1980年にリリースした松任谷由実の「恋人がサンタクロース」は、映画「私をスキーに連れていって」の挿入歌として使用されました。
アルバム曲ながら松田聖子や島谷ひとみなど、さまざまなアーティストからカバーされていることでも有名です。
幼い頃「サンタクロースは恋人」ということを聞いた少女が大人になり、サンタクロースを待っているというストーリーの歌詞です。
この曲の影響でクリスマスは恋人と過ごす日というイメージが根付いたと言われています。

サイレント・イヴ / 辛島美登里
仙道敦子が主演の「クリスマス・イブ」の主題歌として有名になった辛島美登里さんの「サイレント・イヴ」は、1990年に発売され、辛島さん自身最大のヒット曲となりました。
ピアノとストリングス、辛島さんの歌声のみで構成されたバラードで、彼には自分以外の本命の彼女がいて、クリスマスを一緒に過ごすことができない切なさを歌っています。
クリスマスソングでありながら、明るいイメージとは違った切ない歌詞で失恋を歌っています。
ロマンスの神様 / 広瀬香美
広瀬香美が1993年12月にリリースした「ロマンスの神様」は、ノリの良いギターと軽快なビートが印象的な明るい曲です。
元は冬の歌ではなかったのですが、スキーを中心にスポーツ用品店「アルペン」のCMソングに使用されたことで、冬ソングと言われるようになったそうです。
その後、広瀬香美は「ゲレンデが解けるほど恋したい」など冬のヒット曲を多数リリースし「冬の女王」と呼ばれるようになりました。
悲しみは雪のように / 浜田省吾
1981年にリリースされた浜田省吾の「悲しみは雪のように」は、リリースから11年後の1992年に「愛という名のもとに」というドラマ主題歌に抜擢されました。
ドラマは大ヒットし、主題歌となったリメイクバージョンも170万枚を超える大ヒットとなりました。
最後の「悲しみが雪のように積もる夜に…」というフレーズが印象的ですが、この曲の歌詞は浜田省吾が尊敬する詩人の吉野弘をモチーフにしているそうです。
洋楽で人気の冬歌
ここまで日本の冬ソングを紹介してきましたが、海外にもさまざまな冬ソングがあります。
クリスマスソングや恋のうた、クリスマスに平和を歌願った曲など、洋楽にも定番の冬ソングがあるのです。
いま海外で人気の洋楽冬ソングには、どのような曲があるのでしょうか。
最後に海外や日本国内で人気がある洋楽の冬歌を紹介します。
Back to December / Taylor Swift
アメリカのポップシンガー・テイラースィフトの「Back to December」は、日本でも大人気の冬ソングです。
彼女の透き通った声で歌われるメロディーはどこか切なく、アコースティックな曲調が寂しさを一層際立たせています。
この曲が収録されているアルバム「Speak Now」はビルボードチャートで初登場1位を飾り、ミリオンヒットを超えました。
ダウンロード数のギネス記録や女性アーティストで最も売れたデジタルアルバムなど、さまざま記録を残しています。
Grown-Up Christmas List ft. Kelly Clarkson / Pentatonix
アメリカ出身のアカペラグループ・Pentatonixの「Grown-Up Christmas List ft. Kelly Clarkson」は、人の声だけで奏でられているとは思えないほど厚みのあるサウンドで、メンバーの息もぴったりと合っていて心地良い曲です。
戦争がなくなり、戦争によって傷ついた人々の心が癒えるようにクリスマスに願うという歌詞からは、とてもまっすぐな愛を感じることができます。
Santa Tell Me / Ariana Grande
アメリカのシンガーソングライター・アリアナグランデが2014年11月にリリースした「Santa Tell Me」は、クリスマスらしいベルや鈴の音を使った曲で、R&B調の曲に聖歌のようなコーラスが美しく響いています。
来年のクリスマスも恋人が隣にいるか、サンタに聞くという歌詞がなんとも可愛らしいです。
曲調はクリスマスにぴったりな明るく軽快なサウンドで、ベットの上で無邪気にはしゃぐMVが話題となり、世界中で「踊ってみた」動画が投稿されました。
Winter Wonderland
1934年にアメリカで作られた「Winter Wonderland」は、80年以上経った今でも国境を超えて世界中で愛されている曲です。
日本では「素敵な雪景色」と邦題が付けられたこともありましたが、日本でも原曲の名前で有名になりました。
結婚を誓いあう2人の熱い歌で、2人の将来を真面目に考えている2人の曲です。
2人で作った雪だるまを牧師に見立てて結婚の宣誓の立ち合いをお願いするなど、チャーミングな部分もあります。
So Sick / Ne-Yo
2006年に発売されたNe-Yoのソロデビューアルバム、「In My Own Words」の収録作品です。
メロディとNe-Yoの歌声を聴くだけで切ない気持ちになるこの曲。
雪景色のMVが切なさを際立たせます。
自分の元を去ってしまった彼女のことを考えて悲嘆に暮れている様子を描いた歌詞。
歌詞の意味がわかるとさらに心に響く、失恋ソングの名盤です。
All I Want For Christmas Is You(恋人たちのクリスマス) / Mariah Carey
世界的に大ヒットしたマライア・キャリーの定番クリスマスソングです。
クリスマスにはあなたがほしい!という大胆なお願いをキュートに歌っています。
老若男女問わず誰でも知っている曲なので、クリスマスにカラオケで歌えば盛り上がること間違いなしです。
子供にも人気なアニソン・童謡の冬歌
冬のうたには大人だけでなく、子供も楽しめる曲が目白押し。
冬の童謡・アニソンのおすすめ人気ランキングから3曲ご紹介します。
雪のツバサ / redballoon
テレビアニメ「銀魂」第三期のエンディングテーマに起用された、redballoonのメジャーデビューシングルです。
主要キャラクターたちが雪の降る中で佇む姿が印象的なエンディングでした。
真冬の寒さはどこか寂しい印象があります。
そんな中ですれ違ったり、言えない想いを抱えたりする様が、聴いている人により一層切なさを感じさせる1曲です。
たきび
子供の頃に幼稚園などで歌った記憶がある人は多いはず。
最近はたき火を見ることも少なくなりましたが、冬の寒いときにたき火を思い浮かべるとほっこりしますよね。
たき火の暖かさを思い出しながら、口ずさんでみるのもいいかもしれません。
雪だるまつくろう / 神田沙也加,稲葉菜月,諸星すみれ
ディズニー映画「アナと雪の女王」の劇中歌です。
自分の力を隠すために部屋に閉じこもってしまったエルサを、妹のアナが一緒に雪だるまを作ろうと誘うシーンは多くの人の印象に残っているでしょう。
映画を見たことがある人なら誰でも知っている曲なので、友達にエルサ役のセリフを入れてもらったりして盛り上がりましょう。
冬の歌は切なさだけでなく温もりを感じられる曲が多い!寒い冬は音楽を聴いて楽しもう
冬は寒くて冷たいイメージがあり、悲しい失恋ソングばかりだと思っている人もいるかもしれません。
しかし、実は明るく温もりを感じられる曲もたくさんあります。
クリスマスなどの一大イベントもあり、街中が華やかに彩られる季節を盛り上げてくれる冬ソングも多いのです。
寒い冬は温もりを感じられる音楽を聴いて楽しみましょう。
この記事のまとめ!
- 2010年代の冬ソングは、今も音楽業界で活躍するアーティストの曲が多い
- 2000年代や1990年代は、ミリオンヒットを記録した名曲ばかり
- 歌謡曲や演歌など、時代を超えて愛され続ける名曲もある
- 日本でも聴き馴染みのある洋楽ウィンターソングも人気