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高音を習得すれば歌が上手くなる!ミックスボイスで声量を上げる方法とは 2021年4月

2020.3.1

ミックスボイス 声量

歌が苦手な人はもちろん、歌うのは好きだけれど高音が出なくて悩んでいる人なら、誰もが習得したいと思うテクニック「ミックスボイス」

同じ高音を出すテクニックにファルセットがありますが、ファルセットでは弱々しい高音しか出せないため、ロック調のかっこいい音楽などでは物足りない印象になります。

そんなときは、地声並みの声量で高音が出せるようになるミックスボイスで歌うのがおすすめです。

UtaTen編集部
今回の記事では、高音の声量を上げるためにぜひ習得したい、ミックスボイスを出す方法などを徹底解説します。

 

ココがおすすめ

この記事の目次はこちら!

地声のような安定した声量の裏声【ミックスボイス】

地声のボリュームで高音が出せるミックスボイスは以下のような特徴を持つテクニックです。

 

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ミックスボイスはバランスの取れた発声法

ミックスボイスとは、一言でいうと「地声」と「裏声」の間の声です。

つまり、ミックスボイス発声するには、裏声を出せることが前提です。

今回は裏声は出せるものとします。

地声と裏声のバランスをとることによって、地声並みの安定した音量の高音を出す、それがミックスボイスです。

 

ミックスボイスの必要性とメリット

ミックスボイスはなぜ必要で、習得するとどのようなメリットを歌う人にもたらすのでしょうか?

 

高音を楽に出せる

高音を無理に地声で出そうとすると、喉と声帯に不要な力が入ってしまい苦しい声になります。

それでも出し続けると、喉や声帯を傷めて、声も枯れてしまいます。

そこでミックスボイスです。

ミックスボイスで無理なく高音を出せるようになれば、声帯に負荷をかけずに済みます。

喉や声帯に負担をかけずに高音域をカバーできるため、歌える曲のレパートリーを増やすことができます。

 

声帯を思うようにコントロールできるようになる

ミックスボイスを出すコツに、声帯をしっかり閉鎖するという点があります。

そのため、ミックスボイスを習得すると、声帯周りの筋肉が鍛えられるだけでなく、声帯のコントロールもできるようになります。

歌の表現方法を広げたい方は身につけておいて損はありません。

 

ミックスボイスの習得までにはどれくらいかかる?

ミックスボイスの習得までの期間は、最短で3ヶ月、長くて数年とみましょう。

元々持っている声質や音感、有能なボイストレーナーに出会えるか、ボイトレにかける時間などで習得までの期間は変わります。

ミックスボイスを出しやすい素質を持っていても、1日2日でマスターできる内容ではありません。

 

ミックスボイスの練習方法

ミックスボイス 声量 練習方法

ミックスボイスを出せるようになるためには、さまざまなことを習得する必要があります。

そのための練習方法をご紹介します!

 

腹式呼吸をする

発声の練習法について話をする時に必ず出る「腹式呼吸」。

ミックスボイスのような地声並みの強い声を出すためには、息をたくさん吐く必要があります

さらに強い息でもなければいけません。

そのために必要となるテクニックが腹式呼吸です。腹式呼吸をする際は横隔膜という筋肉の膜をきちんと支える必要があります。

腹式呼吸をする際は、みぞおちやあばら骨付近にある横隔膜に軽く力を入れます。

すると、おへそまわりに力が入るので、その状態をキープして歌う発声練習をしましょう。

 

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裏声が出たときの感覚を覚える

裏声もミックスボイスを発声するためには必須です。

きれいな裏声を出すためには、喉付近に余計な力を入れないことです。

喉を緊張させることなくリラックスさせて地声を出し、徐々に音程を上げながら息を吐き続けてください。

その間に、声が自然と裏返る瞬間がありますよね。

それが裏声です。

この裏返った瞬間の感覚を覚えておきましょう。

 

鼻腔共鳴させる

鼻腔共鳴とは、読んで字のごとく、鼻の奥にある空間(鼻腔)に声を響かせる(共鳴)ことです。

鼻腔共鳴をするための簡単な方法は、ハミングという口を閉じて声を出す手法を使うことです。

まずハミングで「んーーー」」と声を出します。

その声が喉から鼻腔を通り、頭頂部へ抜けていくイメージで発声してください。

すると、鼻の奥の方が震え、共鳴している感じが伝わってくるはずです。

これが鼻腔共鳴です。

 

喉を開く感覚をつかむ

喉を開く、と聞いたことがあると思いますが、どのような状態かわからないですよね。

それなら、鏡の前であくびをするように大きく口を開き、開け切った瞬間の喉を見ましょう。

これが「喉が開いている」状態です。

この感覚もつかんでおきましょう。

 

声帯を締める意識をする

「声帯を締める」というと余計な力が入っているように聞こえるでしょう。

しかし、声は声帯が締まることで起こる摩擦(振動)がないと音になりません。

声帯が締まることを「声門閉鎖」といい、余計な息漏れを防いでくれます。

特にミックスボイスの場合は声帯をしっかり締める意識をしないと強い歌声になりません。

声帯を締める感覚をつかむ方法は簡単です。

  1. 声を出さずに息を長く吐く
  2. その途中で急ブレーキをかけるように息を突然止める

これだけです。

すると声帯の周辺が締まる感覚が残るはずです。

これが声帯が締まった状態です。

声帯を締めるときはこのときの感覚を思い出しましょう。

ミックスボイスを出すためには、裏声を鼻腔共鳴させて、喉は開いて、声帯は締める必要があります。

腹式呼吸で発声することも忘れずに練習しましょう。

 

ミックスボイスが出ない!小さい声量を上げるためのポイント

ご紹介したミックスボイスの練習方法を実践しても、うまく発声できない場合は、まだ声が小さいせいかもしれません。

 

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表情筋を意識する

笑う、険しい顔をする、目を閉じる、口を開け閉めする・・・

このように、さまざまなパターンの表情や顔の動きをするために使われる筋肉が表情筋です。

実は表情筋と発声の関連は思うよりも密接です。

それほど関係なさそうな表情筋を鍛えると声にも変化が現れます

表情筋が柔軟に動くようになると、口が大きく開くようになるので声量が上がり、発音も改善され、高音も出しやすくなるはずです。

口内で声を共鳴させやすくもなるのでミックスボイスの質もアップします。

  • 鏡の前で目・口を限界まですぼめる
  • あえいおうの順番で正しい口の形を作る
  • 目など顔のほかのパーツもオーバーに動かす

といった表情筋を動かすトレーニングをしましょう。

 

喉仏を下げる意識をする

無理に高い声を出そうとした時の喉仏の位置をチェックしてみると、上につり上がっているのがわかります。

高音域やミックスボイスを出す際に最も注意したいのが、喉仏を下げて歌うようにすることです。

喉仏を下げるようにすることで、胸骨甲状筋という喉を吊っている筋肉が鍛えられるため、高い音域でも喉仏が過剰に上がることがなくなり、声量に余裕のある太い声が出せるようになります

地声と裏声それぞれで、喉仏を下げて太い声を出すことを意識しながら音程を上げて行く練習をしましょう。

高くなるにつれて声が細くならないように気をつけて行うのがコツです。

 

ミックスボイスの声量を上げる!おすすめ練習曲3選

 

ミックスボイス 声量 練習曲ミックスボイスの声量をアップさせるためにおすすめの練習曲をご紹介します。

 

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今、微妙なニュアンスで君は示そうとしてる

はじめにご紹介するのは、日本を代表すると言っても過言ではない知名度を誇るバンド・Mr.Childrenの『しるし』です。

ミスチルのボーカル桜井和寿さんは、Aメロの低音から男性が歌うには高すぎるくらいのハイトーンまで広い音域を出せる歌唱力を持ちます。

ミックスボイスを使えてこそ、歌いこなせる曲です。

歌う際は鼻腔に声を響かせることを意識したうえで、体はリラックスした状態にしましょう。

歌っているうちにミックスボイスを出す感覚が掴めるはずです。

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しるし 歌詞「Mr.Children」ふりがな付|歌詞検索サイト【UtaTen】
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愛をこめて花束を 大袈裟だけど受け取って

理由なんて訊かないでよね

今だけすべて忘れて 笑わないで受けとめて

照れていないで

続いては、Superflyの『愛を込めて花束を』です。

歌唱力のある女性歌手といえば必ずといっていいほど名前が挙がるボーカル・越智志帆さんは圧倒的な声量と気持ちいいくらいのハイトーンボイスが魅力。

彼女の魅力を見せつけるサビの高音部分は地声で出し切るのは難しいです。

だからこそ、女性がミックスボイスの発声を習得するのにぴったりの練習曲です。

まずは歌いやすいキーに下げてから、徐々に原曲キーに近づけていく方法で練習しましょう!

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きっと今は自由に空も飛べるはず

夢を濡らした涙が 海原へ流れたら

ずっとそばで笑っていてほしい

最後にご紹介するのは、優しいハイトーンボイスが魅力!スピッツの代表曲『空も飛べるはず』です。

コード進行がシンプルでギターの弾き語りでも人気の高い同曲は、すぐに覚えられるキャッチーなメロディで歌の練習曲としても優秀です。

ボーカル・草野マサムネさんの力の抜けた雰囲気のあるハイトーンを真似すれば、体の力も適度に抜けて、ミックスボイス習得への突破口になるかもしれません。

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空も飛べるはず 歌詞「スピッツ」ふりがな付|歌詞検索サイト【UtaTen】
空も飛べるはず 歌詞「スピッツ」ふりがな付|歌詞検索サイト【UtaTen】

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声量たっぷりの大きいミックスボイスは人を魅了する

高い声が出ない人にとって憧れのテクニック「ミックスボイス」。

高い音域はファルセットなどの裏声でも出せます。

しかし、人の心に響くような迫力のある高音を出すためにはミックスボイスの習得が必須です。

また、声量のあるミックスボイスを習得する過程で、腹式呼吸による安定した発声方法や、声帯のコントロール方法など、歌うまになるための基礎が自然と身につきます。

人を魅了する歌を歌いたいあなたは、ぜひ今回ご紹介したトレーニング方法を参考に、ミックスボイスを使いこなせるようになりましょう!

がっちりと歌を習いたい人はプロのボーカルトレーナーのテクニックを学べるボーカルトレーニングを体験レッスンで受けてみるのがおすすめです。

 

この記事のまとめ!

  • ミックスボイスは地声と裏声の間の声
  • ミックスボイスなら高音を無理なく出せる
  • ミックスボイスを習得する過程で声帯のコントロールも身につく
  • 声量たっぷりのミックスボイスの高音に人は魅了される

 

  • この記事を書いた人
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ホリヒロト

埼玉県出身。好きなアーティストはサカナクション・女王蜂・ポルカドットスティングレイなどのバンドから、Hey!Say!JUMPやSixTONESなどジャニーズ系、さらにPENTATONIXやゴスペラーズなどアカペラグループまで幅広い趣味を持っています。 また、高校から10年間アカペラを経験し、その中で得た歌唱テクニックの知識も持ち合わせています。

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