冬ふゆの花はなが咲さいた
走はしり行いく季節きせつの中なか
そらした目めの端はしを
イタイ風かぜがなでるだけ
二人ふたりでみつめた
その色いろは変かわらぬ朱あか
つかませておいて
手てを離はなした
壊こわれたカケラみつめて
動うごけないまま
今いま こぼれ落おちて…
夢ゆめのカケラあつめて
動うごけないまま
今いま こぼれ落おちて消きえた
春はるの花はなが咲さいた
むせかえる季節きせつの中なか
そらした目めの端はしを
ぬるい風かぜがなでるだけ
二人ふたりでみつけた
その場所ばしょは消きえゆく蒼あお
つかませておいて 手てを離はなした
砕くだけたかけら抱いだいて
離はなせないまま
今いま こぼれ落おちて…
追憶ついおくのかけらあつめて
抱だきしめたまま
今いま こぼれ落おちて消きえた
冬fuyuのno花hanaがga咲saいたita
走hashiりri行iくku季節kisetsuのno中naka
そらしたsorashita目meのno端hashiをwo
イタイitai風kazeがなでるだけganaderudake
二人futariでみつめたdemitsumeta
そのsono色iroはha変kaわらぬwaranu朱aka
つかませておいてtsukamaseteoite
手teをwo離hanaしたshita
壊kowaれたretaカケラkakeraみつめてmitsumete
動ugoけないままkenaimama
今ima こぼれkobore落oちてchite…
夢yumeのnoカケラkakeraあつめてatsumete
動ugoけないままkenaimama
今ima こぼれkobore落oちてchite消kiえたeta
春haruのno花hanaがga咲saいたita
むせかえるmusekaeru季節kisetsuのno中naka
そらしたsorashita目meのno端hashiをwo
ぬるいnurui風kazeがなでるだけganaderudake
二人futariでみつけたdemitsuketa
そのsono場所basyoはha消kiえゆくeyuku蒼ao
つかませておいてtsukamaseteoite 手teをwo離hanaしたshita
砕kudaけたかけらketakakera抱idaいてite
離hanaせないままsenaimama
今ima こぼれkobore落oちてchite…
追憶tsuiokuのかけらあつめてnokakeraatsumete
抱daきしめたままkishimetamama
今ima こぼれkobore落oちてchite消kiえたeta