男おとこの魂こころ… 揺ゆさぶるけれど
時代じだいのうねりは 止とめられぬ
世間せけんのざわめき 戯言ざれごとを
背中せなかにさらりと聞きき流ながし
明日あしたを(あした)憂うれうか 胸むねん中なか
風かぜは、風かぜは、風かぜは山河やまがの彼方かなたより
愛いとしいひとを… 偲しのんで泣ないた
呑のんでも酔よえない 酒さけもある
若わかさが散ちらした 恋こいならば
夜明よあけの静寂しじまの 彼方かなたから
微笑ほほえみかけるさ 懐なつかしく
風かぜは、風かぜは、風かぜは山河やまがの彼方かなたより
想おもいはいつも… 千里せんりを駈かける
ふる里さと忘わすれた 俺おれじゃない
零こぼした涙なみだよ 何処どこへ行いく
昨日きのうの夢ゆめさえ 忘わすれたか
大河おおかわへそそぎて 熱あつくなれ
風かぜは、風かぜは、風かぜは山河さんがの彼方かなたより
男otokoのno魂kokoro… 揺yuさぶるけれどsaburukeredo
時代jidaiのうねりはnouneriha 止toめられぬmerarenu
世間sekenのざわめきnozawameki 戯言zaregotoをwo
背中senakaにさらりとnisararito聞kiきki流nagaしshi
明日ashitaをwo(あしたashita)憂ureうかuka 胸muneんn中naka
風kazeはha、風kazeはha、風kazeはha山河yamagaのno彼方kanataよりyori
愛itoしいひとをshiihitowo… 偲shinoんでnde泣naいたita
呑noんでもndemo酔yoえないenai 酒sakeもあるmoaru
若wakaさがsaga散chiらしたrashita 恋koiならばnaraba
夜明yoaけのkeno静寂shijimaのno 彼方kanataからkara
微笑hohoeみかけるさmikakerusa 懐natsuかしくkashiku
風kazeはha、風kazeはha、風kazeはha山河yamagaのno彼方kanataよりyori
想omoいはいつもihaitsumo… 千里senriをwo駈kaけるkeru
ふるfuru里sato忘wasuれたreta 俺oreじゃないjanai
零koboしたshita涙namidaよyo 何処dokoへhe行iくku
昨日kinouのno夢yumeさえsae 忘wasuれたかretaka
大河ookawaへそそぎてhesosogite 熱atsuくなれkunare
風kazeはha、風kazeはha、風kazeはha山河sangaのno彼方kanataよりyori