海うみにひとりで 来くるたびに
おふくろの事こと 思おもい出だす
港みなとの祭まつりに ゆかた着きて
夜空よぞらに花火はなびが はじけるたびに
おふくろの顔かお きれいに見みえた
遠足えんそくの日ひはいつだって
玉子焼たまごやきの匂においで起おきた
のり巻まきのはじっこもらうたび
おふくろの指ゆびの匂においがしてた
おふくろよ…おふくろよ
夢ゆめがこわれてゆく夜よるや
バカな自分じぶんがわかる夜よる
俺おれはやっぱり 海うみに来くる
あなたのやさしさ かぎたくて
お前まえひとりの わがままで
仕事しごと変かえてちゃ 妻つまや子こが
哀かなしい顔かおを するだろう
親父おやじに内緒ないしょで送おくってくれた
現金書留げんきんかきとめ 字じが怒いかってた
浜はまの作業場さぎょうじょう カキをむく
おふくろの手ては ひび割われて
潮風しおかぜがきっと しみただろう
ゴメンよ おふくろ 心配しんぱいさせた
おふくろよ…おふくろよ
星ほしも少すくない 東京とうきょうで
海うみも汚よごれた 東京とうきょうで
俺おれは俺おれなり がんばるよ
いつかは男おとこに なるからね
いつかは男おとこに なるからね
おふくろよ…おふくろよ
海umiにひとりでnihitoride 来kuるたびにrutabini
おふくろのofukurono事koto 思omoいi出daすsu
港minatoのno祭matsuりにrini ゆかたyukata着kiてte
夜空yozoraにni花火hanabiがga はじけるたびにhajikerutabini
おふくろのofukurono顔kao きれいにkireini見miえたeta
遠足ensokuのno日hiはいつだってhaitsudatte
玉子焼tamagoyaきのkino匂nioいでide起oきたkita
のりnori巻maきのはじっこもらうたびkinohajikkomorautabi
おふくろのofukurono指yubiのno匂nioいがしてたigashiteta
おふくろよofukuroyo…おふくろよofukuroyo
夢yumeがこわれてゆくgakowareteyuku夜yoruやya
バカbakaなna自分jibunがわかるgawakaru夜yoru
俺oreはやっぱりhayappari 海umiにni来kuるru
あなたのやさしさanatanoyasashisa かぎたくてkagitakute
おo前maeひとりのhitorino わがままでwagamamade
仕事shigoto変kaえてちゃetecha 妻tsumaやya子koがga
哀kanaしいshii顔kaoをwo するだろうsurudarou
親父oyajiにni内緒naisyoでde送okuってくれたttekureta
現金書留genkinkakitome 字jiがga怒ikaってたtteta
浜hamaのno作業場sagyoujou カキkakiをむくwomuku
おふくろのofukurono手teはha ひびhibi割waれてrete
潮風shiokazeがきっとgakitto しみただろうshimitadarou
ゴメンgomenよyo おふくろofukuro 心配shinpaiさせたsaseta
おふくろよofukuroyo…おふくろよofukuroyo
星hoshiもmo少sukuないnai 東京toukyouでde
海umiもmo汚yogoれたreta 東京toukyouでde
俺oreはha俺oreなりnari がんばるよganbaruyo
いつかはitsukaha男otokoにni なるからねnarukarane
いつかはitsukaha男otokoにni なるからねnarukarane
おふくろよofukuroyo…おふくろよofukuroyo