てるてるぼうずを君きみは窓まどにつるしてる
僕ぼくの分ぶんまで二ふたつ並なべてつるしてる
そして黙だまって外そとをぼんやり見みつめてる
僕ぼくは畳たたみに寝ねころんだまま
煙草たばこに火ひをつけて
こんなに疲つかれてしまったのは
誰だれのせいだろう
うっとうしくて嫌いやだね
ウーン 雨あめの日ひ
てるてるぼうずに君きみが二人ふたりの顔かおを書かく
僕ぼくの方ほうには長ながいヒゲを書かき込こんで
ねえ似にてるでしょうって幸しあわせそうに
君きみはいつでもいい人ひとなんだね
明あかるくふるまって
沈しずんだ気持きもちを隠かくせるなんて
恐こわくはないのかい
まぶしすぎてやりきれないな
ウーン 雨あめの日ひ
てるてるぼうずは昔むかし素敵すてきなことばかり
天気てんきになったら誰だれもはしゃぎまわって
そして水みずたまりの中なかに捨すてられてしまう
僕ぼくはやっぱり明日あしたが晴はれると
歩あるきはじめるだろう
君きみももちろんこの部屋へやを出でて
何処どこかへ行いくだろね
も少すこし一緒いっしょに居いられるよ
ウーン 雨あめの日ひ
てるてるぼうずをteruterubouzuwo君kimiはha窓madoにつるしてるnitsurushiteru
僕bokuのno分bunまでmade二futaつtsu並naべてつるしてるbetetsurushiteru
そしてsoshite黙damaってtte外sotoをぼんやりwobonyari見miつめてるtsumeteru
僕bokuはha畳tatamiにni寝neころんだままkorondamama
煙草tabakoにni火hiをつけてwotsukete
こんなにkonnani疲tsukaれてしまったのはreteshimattanoha
誰dareのせいだろうnoseidarou
うっとうしくてuttoushikute嫌iyaだねdane
ウuーンn 雨ameのno日hi
てるてるぼうずにteruterubouzuni君kimiがga二人futariのno顔kaoをwo書kaくku
僕bokuのno方houにはniha長nagaいiヒゲhigeをwo書kaきki込koんでnde
ねえnee似niてるでしょうってterudesyoutte幸shiawaせそうにsesouni
君kimiはいつでもいいhaitsudemoii人hitoなんだねnandane
明akaるくふるまってrukufurumatte
沈shizuんだnda気持kimochiをwo隠kakuせるなんてserunante
恐kowaくはないのかいkuhanainokai
まぶしすぎてやりきれないなmabushisugiteyarikirenaina
ウuーンn 雨ameのno日hi
てるてるぼうずはteruterubouzuha昔mukashi素敵sutekiなことばかりnakotobakari
天気tenkiになったらninattara誰dareもはしゃぎまわってmohasyagimawatte
そしてsoshite水mizuたまりのtamarino中nakaにni捨suてられてしまうterareteshimau
僕bokuはやっぱりhayappari明日ashitaがga晴haれるとreruto
歩aruきはじめるだろうkihajimerudarou
君kimiももちろんこのmomochironkono部屋heyaをwo出deてte
何処dokoかへkahe行iくだろねkudarone
もmo少sukoしshi一緒issyoにni居iられるよrareruyo
ウuーンn 雨ameのno日hi