マニラの夕陽 歌詞 すぎもとまさと ふりがな付

太陽たいようは頭あたまの上うえにあるんです
焦こげつきそうな 陽射ひざしです
とってものどが 乾かわいてしまって
冷つめたいコーラでも 飲のみたいような
そのくせ不思議ふしぎに 汗あせばまないんです

南方なんぽうの匂においは 独特どくとくですね
僕等ぼくらにはちょっと きつい位くらいに
人ひとも草木くさきも建物たてものもすべて
やしの香かおりに 包つつまれています
けれども慣なれれば 気きになりません

マニラの風かぜはやさしくて
やっぱり僕ぼくは想おもいました
マニラの風かぜは暖あたたかで
君きみが居いたなら 素晴すばらしいのにと

ナイトクラブやプレイタウンも
ちょっぴりだけど のぞきましたよ
あんまり君きみに 話はなしたくないような
日本にっぽんの 嫌いやな部分ぶぶんに触ふれた
そんな気きがして 滅入めいりましたよ

それでもホテルから眺ながめた夕陽ゆうひ
陽気ようきな国くにの 陽気ようきな人達ひとたち
見みるもの聞きくもの 目め新あたらしくて
旅たびの疲つかれは 感かんじませんよ
君きみがいないのが 残念ざんねんなだけで

マニラの海うみは真青まっさおで
いつしか僕ぼくは感かんじました
マニラの海うみは広大こうだいで
君きみへの愛あいも大おおきく持もとうと

とにかく本当ほんとうに 良よい所ところです
来きて見みて良よかったと想おもっています
君きみのことも深ふかく考かんがえられたし
僕ぼくのこともじっくり考かんがえられました
明日あしたは日本にっぽんへ 帰かえされるでしょう

マニラの夕陽ゆうひのような君きみへ
マニラの夕陽ゆうひのような君きみへ